ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

福島な野田 4

2014年08月22日 21時12分32秒 | ウォーキング

下福島公園まで来ると、
雨の前に歩き始めた野田の地域色が再び濃くなってきた。

公園には大きな野田藤の藤棚があり、



その横には野田藤所縁の旧家、
藤邸の庭園も復元されているところが、



野田色満載である。



大きな藤棚に張り巡った緑の枝を見ていると、
今度は是非とも花のある季節に来たいものだと思ったね。

公園を出ると、向こう詰に国際会議場がある、
堂島大橋に出る。



しかしここは渡らず、
橋の上から写真だけを撮ることにした。
川面に映る街の景色もいいもんだ。



お、向こうにあるのはCANONじゃないか。



今日も愛用していますよ「EOS M」。
もしかしたら、我が愛機の故郷なのかもしれません。

しばし気持ちいい川風に吹かれながら
そんな景色を眺めたあとは、
また北詰にもどり、
コースはしばらく川沿いの
気持ちのいい道を歩いていくことになる。

おや、ビルとビルの合間に
神社が見えるではありませんか。



行ってみなくてはなりません。

そこは下福島天神社。



菅原道真公が大宰府に左遷されるときに、
この地で船の航行安全を祈ったとされている。

当時の名所を絵に描いた
いわば摂津の国への旅行案内書

「摂津名所図会」にも描かれているそうだ。

さて、いよいよコースも終盤となり、
大阪卸売市場の方へと向かっていく。

上船津橋を横目に



市場の裏の直線道路へと
続くエリアに入ってくると・・・
ここに入った途端に、
なんか商売が荒っぽくなってくる。

これは、10円の自動販売機。



何が出てくるのかわからないが、
とにかく10円なんだそうだ。

試しに買ってみたかったが、
親子連れや小学生の一団から

「おっさん買うのか?、買うのか?買うのか?」
という興味津々光線を放たれ
変に注目されていたのに臆して
ここは写真だけにしておいた。

う~、買っとけばよかった。

で、好物のゼロコーラでも引き当てて
派手にガッツポーズをしてやればよかった、
いや本当にうれしいものじゃなくても、
とりあえずガッツポーズをすればよかったかな
と今ちょっぴり後悔をしている。

これもまた何とも大胆というか、
売りたいオーラが出まくっているお店。



店先で「ちょっと止まって」と呼びかける看板なんて
ちょっとないかも。

また店の上に設置してある看板が
思いっきり手作りで、
商品よりも看板が「完熟」って感じだ。

こんな店が続くと、コンビニがあったら
正直ホッとします。

それにしても中央卸売市場は広い。

広さは約18万平方メートル。
大阪ドームが5個以上入る広さです。
その北側の道路も約500メートルの直線が続きます。



フェンスがあって、
建物があるだけで歩くのには単調な道なので、
ここは競歩のように早足で歩きます。

キロ7分ペースぐらいでしょうか。

(本当の競歩の選手はキロ4分を切って
10キロを歩く。
ちなみに1万メートルの世界記録は37分58秒・・・
全速で走ってもかないません)

あっという間に一番奥の西口に到着です。



そこからまた野田駅へと向かいます。

このあたりは、昔の風情が色濃く残っている。

階段があって、車じゃ入れない路地もありました。



これは家の前に立つ、水汲み手動ポンプ。



そんな風情を楽しみながら
野田商店街を抜けると、
まもなくJR野田駅が見えてきました。



今回のコースは意外に味わい深いコースでした。

名付けて、福島なのだ。
福島な野田。はい、そういうことです。

ここでめでたく、ビールとたこ焼きにありつき、
腹鼓じゃなかった舌鼓を打つことができた。

今、ちょうど「近つ飛鳥博物館」で、
大阪は昔海だったをテーマにした展示をしているそうです。

今回の散策を踏まえて、
次は是非その博物館を訪ねてみようと
計画しながらこのコースを歩き終え



雨が降る前の歩行と合わせて
トータル約8キロを歩き
家路についたdoironなのでした。

終わり。