西国三十三所も21寺回りました。
もう残りも3分の1程度ですが、
このあたりからは遠方の
お寺が増えてきますねえ。
一寺行くのに一日かかりそうな感じです。
下手したら泊りになるかもしれません。
ま、それはそれでいいんですけどね。
でもねえ、最近ひそかに
考えていることがあるのです。
新しく買った車に乗って、
道の駅でごろ寝しながら
旅するのです。
以前の車では熊野古道を
歩いているときにそんな旅も
していますが、もうこれは
やむを得ずという感じでした。
目的地があるし、
車を置いて歩き
そこへ戻るという旅でしたからね。
しかし、こんな感じで目的地を
持ってではなく気楽に
車で旅をするのも
意外にサバイバルなdoironには
あっているのかもしれません
と最近考えています。
あ、毎日気楽なんですよ。
どんな風に過ごそうか
気楽に考えたりしていますからね。
縛られる仕事や村の役員仕事も
軽くて日程調節できますしね。
ただ単に家を空けてミセスに
「こやつ」と思われたりしないか
というのがまあ唯一の心配事ですね。
あ、まあお金の問題も
当然年金暮らしですから
ありますけどね。
今年の秋くらいから、
ちょろっとそんな旅も
根回ししつつ試していこうかなあ
なんて考え始めています。
今回の西国三十三所は
残念ながらそんな旅ではありません。
doironにとってはあの思い出の
マラソン大会が開催された
宝塚にある第24番札所中山寺
を訪ねることにしました。
高速道路を通って宝塚へと向かいます。
あの時入院した市立病院の
ところで下道に入り、
国道176号を通って
寺へと向かいます。
ああ、あの時病院の窓から
見えていた山々の景色が懐かしいです。
この寺は真言宗中山寺派の
総本山で聖徳太子創建による
初の観音霊場です。
一時荒廃しましたが
豊臣秀頼が再建しました。
なんと彼が10歳の時にです。
あの京都の方広寺に
あの徳川を怒らせた
文章の刻まれた鐘を築く
10年前の事です。
秀頼は21歳でこの世を
去っています。
このあとドジ旅でそのお寺を
訪ねる予定ですので楽しみです。
では176号から住宅街の
狭い道を通り抜けて
寺の駐車場に入っていきます。
中山寺の正門は立派ですねえ。
こんな狛犬がいます。
むむ、どちらも男の子のようですねえ。
中に入っていきますと
参道の両側にお堂が続きます。
干支ごとにおまいりできるように
してありますね。
その先で本堂に上がっていくのですが、
おおなんとここにはエスカレータも
ありますし、エレベータもあるそうです。
年配の方にはありがたいですねえ。
また右の方にみえる五重の塔は
珍しい色をしていますね。
この塔は平成29年に再建されたそうです。
さあでは本殿でお参りして
いきましょう。
いつものように手続きを踏んでいきます。
ここの本尊は11面観世音菩薩ですねえ。
お参りをしたら朱印を
もらいに行きましょう。
結構混んでそうだったのですが、
うまく入れました。
三十三所は突然に観光バスなんかが
来て大混雑になったりしますから、
タイミングがむつかしいですね。
朱印もいただいてお参りも終わりです。
実はこのお寺は後部の方の
山の中にも奥の院があったりします。
それなりの格好、装備をして
意外に歩き回るスペースが
多いようです。
そのうちにそんなコースも
歩かないとねと考えています。
そしてこの西側には清荒神もあるのですが、
それは5年前に
親父の歩いた巡礼道で
中山寺とつないで歩きまわりましたねえ。
ああ、もうあれから
5年経つのですねえ。
さあて次の三十三所は
どこに行きましょうか。
兵庫の清水寺かなあ、
それとも日本海の方かなあ。
ぼちぼち訪ねていきましょう。