チンタラ山の会のお菊山登山なんですが、
コースはあるものの、
倒木・小枝が生えていて
登山コースとはいいがたいところを
登っています。
チンタラあらため
アセタラ山の会になっているのです。
まわりの山の状況なんかから見て、
これはどうもコースを間違えていますね。
とはいえ、そんなコースを
えっちらおっちらと
また戻っていくというのはかなり困難です。
急な下りに足が耐えられません
あとで考えたら、池のところで会った
グループの人に乱れているよと
言われていた大山(おおやま)コースに
紛れ込んでいたようですね。
でも戻らないといけません
登って来たコースを冷静に考えて、
やはり左側の谷に降りてゆくのが
倒木や小枝も少なくよさそうです。
とはいえ、はい引き返します、
といって簡単に戻っていくには
まだまだ難所ではあります。
doironは先頭で少しずつよさそうな道を
選んで谷に降りて行くことにしました。
気を付けないといけないのは転倒です。
あせっては絶対いけませんから、
ゆっくりと声をかけながら
下ってゆきます。
そしてもう一つ注意しないといけないのは
ハチの巣です。
もうこの時期になったら、
さほど活発に飛び交うことも
ないのでしょうが、目の前の斜面から
こんな状況で蜂が飛び出したら
パニクってしまいますから、
周りの状況や地面の様子、
あの蜂のカチカチいう攻撃音とかに、
注意も払って降りてゆきます。
歩いているのは、登山道ではなく
もうけもの道になっていますね。
神経をとがらせて安全に誘導してゆき、
やっと谷筋におりました。
すると草陰に缶ビールの缶が
あるじゃないですか。
ああ、という事はここはもうそんな
ビールを飲むような場所なんですね。
もう安心です。
湿気が多いので、シダが結構生えている
谷筋をゆっくり降りてゆきます。
若干水分もありますので、
足元注意ですね。
しばらく行くと作業場のような
ところに出てきました。
まわりの山の様子も見て、
道の状況も含めて考えると
位置関係はこれで明らかになりましたね。
登り口でイノシシの檻の
置いてあった道の奥ですね。
やがて、最初に間違えて登り始めた
道のところに出てきました。
時間を見るといまから登頂というのは
無理がありますね。
登山は余裕のある状況で行わないと
思わぬ事故につながります。
ましてや、あのジャングルのような
シダと雑木林の中を降りて来たのですから
気持ち的にあせりがあります。
その後正式な登山口を見つけたのですが、
登頂だけあきらめて稜線迄の
気持ちいい道を気分直しに
少しだけ登ることにしました。
ああ、登山道はこんな感じですよね。
小枝を払って歩いていると
後ろの人にその跳ね返りが飛んでくる
ようなあんな道じゃありませんよね。
15分くらい上ったところで
稜線に出たので、きょうはそこで
お弁当を食べることにしました。
皆さんに謝りつつ、
じゃあこのコースでまたリベンジしますから
とか言いながら食事です。
最近は山にガスコンロを持ってくるのではなく、
皆さん高性能の魔法瓶に
お湯を入れて持ってきてはります。
それでラーメンを作ったり
されているのです。
doironはこんな時にもダイエットを
意識しておにぎり二個だけです。
まあ気持ちのいい昼食会でしたね。
さあでは思いを残しながらも
この日は来た道を下山です。
稜線から山道を下ってゆきます。
もうあんなジャングルを
歩いた後ですから、
普通の登山道はへっちゃらです。
「いい経験になったよ」と
皆さん言ってくれるのですが、
いやあ本当に申し訳ないジャングル登山を
してしまいました。
チンタラ山の会なんて
ふざけた名前を付けているのに、
かなり大変な思いをさせて
しまいましたね。
これからはもっとしっかりと
コース等を確かめたうえで
安全に登らねばなあと
痛烈に反省したお菊山登山となりました。
このお菊山も一度雨で中止、
ジャングルで中止と
続いてきたのですが、
明日はそのリベンジの
三回目の登山となる予定でしたが
迫りくる寒波のせいで
またまた中止に。
次のリベンジは
チンタラ登れる条件のいい時に
しましょうかねえ。