さあて、6月から始めた四国巡りも
今月で2回目を迎えました。
ツアーなので事前に申し込んであるのですが
義理の母さんのことがあったので、
万が一にはリタイアとなる可能性がありました。
そうなると、
今回の島巡りの分を
来月のツアーまでに
一人で行っておかないといけない
という可能性も含んでいたわけです。
でもねえ、義母さんは
すべてのことを見越したように
呼吸を止め、四国巡りの前日に
無事に葬式を終えることになりました。
これはもうなにがなんでも
四国にいかねばならないでしょう。
義母さんの供養にもなりますからね。
納経帳、掛け軸、ウェア、
ろうそく、線香、経本、
それからブログとお絵かきのために
必要な写真機と
それらを入れるずた袋、
あっと、危うく
「輪袈裟」を忘れるところでした。
そう、そう前回の四国巡りで
「こんな掛け軸を買ったよ」と
友達にメールで知らせたら、
こんな掛け軸入れを作ってくれました。
肩にかけるひもの長さが
調整できる優れものです。
むむ~、もうこんな立派な入れ物に
掛け軸入れて持ち歩いているだけで、
まるで先達のようではありませんか。
あ、そうそうもう一つ
持って行かないといけないのが、
賽銭です。
三社ぐらいでしたら
なんとなくある小銭で
足りそうなんですが、
これから1泊とかでいくと
10寺ほど回ることもあるので、
あらかじめ小銭を
用意しておかなければなりません。
で、金額はというと、
先日箕面のお寺に行ったときに
調べたように一回につき、
doironの場合は5円玉が
二枚くらいがよさそうです。
1枚だとたださりげなく
「ご縁」をになるわけで、
まあそれでも全然かまわないのですが、
2枚だと「重ね重ねご縁がありますように」
とちょっとありがたいかな
と思ったわけですよね。
ひとつの寺の単位でいうと、
本堂と太子堂がありますから
どっちにも賽銭を入れるわけで
五円玉計4枚が必要。
となると10寺回るとなると
40枚もの5円玉が必要
となりますよね。
こうなったらもうあらかじめ
貯めて用意しておく
必要がありますねえ。
でもねえ、デスクのところに
貯金箱を置いてためても、
ひと月で40枚ためられるでしょうか。
これはむつかしいですねえ。
事前に銀行に行かないと
いけないのでしょうか。
むむ~と考えていた時に
はっとグッドアイデアが浮かびました。
少し前から義母さんの持ち物を
片付けていたんです。
そしたらね、5円玉を大量に編み込んだ
「兜」が出てきたんですよ。
これ。
母さんに聞くと「もういらないよ」
というのですが、捨てるわけにもいきません。
かといってずっと飾っておくだけで、
色もくすんできてしまいますし
どうしようかと悩んでいたんです。
そうなんです。
この兜を解体して、
出てきた5円玉を賽銭にすれば、
義母さんの供養にもなるという
グッドアイデアがありました。
これはきっとこんな時のために
残されていたんでしょう。
せっかくですのでハサミ、
カッターを用意して、
この「兜」解体作業を
手早く行うことにしました。
新聞チラシを用意して
そのうえで始めます・・・
がひもが固い~。
なのでなかなかハサミの羽が入りません。
仕方ないので最初は
でっかいカッターでひもを
がりがりと砕いていきます。
そうしてパーツを7つくらいに分けて、
ここからははさみも駆使して
ばらしていきます。
そうして集まったのが、
これ。
全部で259枚使われていました。
しかし、このコインも後始末をしないと
賽銭にはしにくい状態です。
さっそくネットで調べたら
五円玉を磨くのには酢酸類が
いいようですので、
さっそく古い洗面器に
お金と酢を入れてつけておきました。
そしたら翌日にはこんなぴかぴかに。
あれ、写真撮影でピカピカ度がよくわかりません。
☆☆☆
でも、うん、これで賽銭の心配は
少しの間はなくなりましたね。
では出発地へと向かいましょう、
続く。
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