ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ジェネリック

2011年01月11日 22時12分51秒 | 最近の出来事
doironは今、3種類の薬を飲んでいる。
血の流れに関わる薬2種と
その薬でお腹をこわさないようにと
出されている胃薬だ。
これらは、緊急入院となった
病院で処方されたものである。
薬を飲み続けるとなると
かなりうっとうしいが
よく考えれば、三食飯も食うわけだし、
毎晩ちょこっと晩酌もするわけで、
それと同様に一日1回飲むことは
さほど面倒なことでもなかろう
と自分に言い聞かせて、
せっせとヤクにまみれる日々を続けている。

先日、今度から受診する病院を
かえるためにいった
近所の病院でも当然同じ薬が
処方された。
しかし、今回は緊急時と違って
ゆっくり考えられる時間もあることだし
これからの長い目でみて
少し選択できる余地を与えていただいた。

それは
ジェネリック医薬品の使用についてである。

通常、医薬品の開発には
膨大な時間や経費がかかるため
”特許”に守られて製造、販売がなされている。
人類の知恵が詰まった一粒。
文字通り知恵の結晶が医薬品だ。

この特許が通常で20年、
医薬品として承認されるまで
時間がかかった場合は
25年間保護されることになる。
当然、開発に要した経費は
製品の代金にONされるわけだが、
この特許期間が過ぎると
別の会社が同じ成分で
他社の特許に関係なく
名前を変えて生産することが出来るようになる。
そうして安く売ることが出来るようになったものが
ジェネリック医薬品なのである。
通常は約2割から7割の値段になると
言われている。

以前は処方箋には
「ジェネリック医薬品可」の欄に医者がチェックする
仕組みになっていたが
それだとあまり普及が進まなかったので
今は「ジェネリック不可」の場合に
チェックする仕組みになっているそうだ。
じゃあなぜ同じ成分でも
可と不可があるのかというと
薬の名前が変わっただけで
不安になるような「向精神薬」の場合なんかも
あるわけだし、
なかには薬の名前が変わったら
何故か薬が効かなくなるというような
不思議な現象もたまにあるそうなんです。
人間の体って、特に精神的なものが加わると
とても不可思議な動きをするもんなんですねえ。
普及が進まなかった一因には
その辺のところもあるのだろう。

病院でいただいた処方箋をもって
外部にある薬局に行った。
もちろん、doironの場合は
不安もないし、成分同じなら
全く問題無しだと思っているので
ジェネリックでお願いすることにしたよ。

薬の名前が変わることで
また覚えるまで少しおたおたするが
長い付き合いになる薬であるから
これでいいのである~。

ジェネリック=generic
もともとは
「ノーブランドの(商標なしの)」という意味である。
雑草doironにはやっぱり
ジェネリックがお似合いだろう。

2011成人の日

2011年01月10日 21時14分02秒 | weblog

1999年までは、
成人の日といえば1月15日でした。

元服などという言葉と絡まって
ちょうど新年の松の内と言われる最終日が
成人の日となっていたのであった。

それが、2000年からは
ハッピーマンデーとやらで法律が改正され、
1月の第2月曜日が成人の日ということになり、
今年は今日1月10日が
成人の日となった。

昼食に出かけたレストランでは、
振袖を着た女性の姿もチラホラありましたな。
テレビも見ていると、
新成人とやらがちょこちょこ写されていたけど、
お世辞にもしっかりした大人とは
いいがたい連中が画面にあふれていた。
いくらこれからの未来を担っていく
大切な若い人たちといっても、
君には担っていただかなくて結構、
みたいな人が多かったな。

でもまあ、自分の20歳の頃というのも
こんなもんだったかと思えば、
彼、彼女らにはこれからもっともっと、
たくさんのことを経験してほしいと、
とりあえずはエールを送っておこう。

今日1月10日は他にもいろんなことが重なっている。
例えば、今日は「110番の日」でもあるし、
10日エビスで笹を持っておまいりする日でもある。

この1月10日にいつも恒例で
ニュースで流れるイベントもある。
西宮えびすで行われる
福男選びだ。
合図と共に約200メートルの参道を
一気に駆け抜け
本殿に早く着いたもの順に
一番福から3番福が選ばれる。
必死に走る男達の姿や
参道の途中で大転倒する人などは
ニュース映像にはもってこいである。

今年も開催されたニュースが
何度も何度も流れていたが
その中で面白い映像が流れていた。
本殿に飛び込んでくる男達を
神官たちががっちり受け止めるのだが
中には走ってくる人を受け止めきれずに
一緒にもんどりうって倒れたりする神官もいる。
今日も3人目を走っていた男が
最後の最後に
神官に遠慮してその前で立ち止まり
大きく両手を上げた瞬間に
後ろから来た男に横から
ドバーっと
飛び込まれてしまい
キョトンとしている映像があった。
あれはどうなったのかな?
doiron的には、神官に遠慮した
心優しい男性に
是非3番福をあげてほしかった
と思っているのだが・・・

そして、もうひとつdoiron家で
1月10日といえば、
とても大切な日なのである。

スーちゃんの誕生日である。

けさ、聞いてみた。
「今日は何月何日ですか?」
するとしばらく考えて、にこっと笑って
「1月10日や」と答えやった。
そこでさらに、
「では1月10日は何の日ですか?」
てきいたら
「うちの誕生日!」
だって。

よかったよかった。
まだその辺の気は確かなようだ。

赤飯を用意し、
「もち米やからいっぺんにほおばったらあかんよ」
とか口うるさく言いながら
夕食で一緒に食べた。

そんなスーちゃんは今日で83歳。

80歳は「傘寿」、
88歳は「米寿」、
その間の年齢の呼称で
少しマイナーなものに、
81歳を「半寿」と呼ぶこともある。
これも単に漢字の分解なんだけどね。

ところが、83歳には何もないみたいだ。
そこでdoironは考えたね。

女性の83歳は語呂合わせで

「ばあさん」

ということにしておこう。


原野にてレース応援

2011年01月09日 22時15分01秒 | マラソン

今日は信太山クロカンでした。
昨年早くにエントリーをしていて
はがきも来ていたし
ラン友も走るので
さすがに走るのは無理だけど
応援をしに行った。

この信太山というのは
駐屯地の演習場として
利用されており、普段は立ち入り禁止の
原野となっている。
それだけに、こんな都会の
真っ只中にあって
手付かずの自然が多く残っているところなのである。
なのでコースは、

でこぼこ

クネクネ

アップダウン

と過酷な状況となっている。

以前この丘陵地には
自由に入れて
数々の食虫植物をはじめ
野生ランや希少植物の
観察によく訪れていたことがあるので
原野の様子は
人一倍承知しているdoironなのだ。

今日も応援と称して
この原野の中をかなりさまよったが
一般人から隔絶されて
なおいっそう自然が深くなっているなあと感じたね。

ま、そんなネイチャーな話は
さておき
レースは最近のランニングブームを
反映して、山ガールならぬ
ランギャルも結構走っていました。
となると、やはり男性陣もそんな
ランギャル目当てに
普段走りそうもない人が
巨体をゆすってはあはあぜいぜい言いながら
走っている姿も
多くなるもんなんやね。
応援しながら
今にも倒れそうになって走っている
そんな人たちを今はまだ冷静な目では
見られないdoiron。
はらはらしながら応援していたのでした。

この大会、これまで
60回くらい開催されている
かなり歴史がある大会なんですが
最近までスポンサーを付けずに
やっていたのに
今年はあの「マクド」がスポンサーになっていました。

優勝商品はその

「マクド1ヶ月分」

そのことを、知り合いに教えてあげたら
子ども達が激しく反応したそうです。

1カ月分というのは
一日3食として計算するのか?
とか
今流行のアメリカンな奴も
対象になるのか。
あるいは一ヶ月間、毎日必ず
ハンバーガーを一個食べないといけないのか?
はたまた
「ポテトはつかないのか」とかね。

それはみずから優勝して
確かめてくださいな。

ブログでは平気そうに
ほいほい毎日を気楽に
暮らしているように見えるでしょうが
こう見えて、doironはやっぱり
年末の出来事がこたえてはいるんです。

いじいじ、うじうじする自分がどこかにあって
塞いでいたのですが
今日は、信太山の原野を
空が広いなあと思いながら
応援でさまよい歩いたり、
終わってから知り合いたちと
スーパー銭湯に行ったり
新年会で盛り上がったりして
ようやく、すこし気持ちも
晴れてきたように思います。

心臓の傷跡も
心の傷跡も
やっぱり少しずつ
癒えてくるもんなんですねえ。


偶然とはいえ

2011年01月08日 22時54分31秒 | weblog
日常生活の中で
ハッと驚くような偶然というのが
たまにある。
”たまたま”というとそれまでなのだが
そこに何か意味を見出すと
途端に、それが何か運命的な出来事に
思えたりすることがある。

年末に経験した心肺停止の出来事も
なぜ、doironが蘇生できたのかと
そのことを考えると
その中にいろんな意味を
こじつけてしまうのだ。

まあ、そんなことは
戯言の類に括られるのだろうが
年が明けてからこちら、
偶然にしてもなにか不思議な
因縁めいたものを感じる出来事が
いくつかあった。

ひとつは、おみくじだ。
毎年恒例で初詣に行った神社で
いつもどおりにおみくじを買った。
だいたいおみくじなんてものは
「くじ」というように、
ちょっとした
当てモノのようなもので
確率に支配される。
その確率の部分に、神仏の匙加減が
働くのだという位置づけだ。
吉、小吉、末吉くらいがもっとも多いように
作られてあるんだと思う。
これまで手にしたおみくじは
ほとんどがそれらの3つだが
たまに大吉があったりしたというのが
おみくじに関するdoironの印象だ。

ところが、今年のおみくじは
記憶にある限り、これまで正月には引いたことのない
「凶」でした。
さすがにこれには、「ギョギョッ」とした。
年始からこれはどういうこっちゃ、と
思ったが気を取り直して、神社の立ち木に結んで
厄払いをしておいた。
翌日、また別の神社に行って
おみくじを買ってみた。
そしたら、今度は
「大吉」
う~ん、これはこちらを信じるべきやな
とミセスdoironと話をしてたら、
「最近のあんたと同じやね」と言われた。

心肺停止したのが「凶」
そして、奇跡的に蘇生したのが
「大吉」なんだって。

うん、こじつけですよ。
あくまで後出しじゃんけんの
こじつけ。
でも、なるほどと心のどこかで
妙に納得してしまうこじつけなんです。

偶然とはいえ、神様の
示唆がそこにあるような、ないような・・・。
そんなことがひとつありました。

そしてもうひとつが
たまたま本屋で手にして
買った本のことだ。
年末に、今年の正月は
無理できないから
出来るだけ出かけないで
家で本でも読もうと思って3冊買ったうちの
一冊が
「阪急電車」だった。

doironの友達が
最近その電車沿線に引っ越すことになったから
駅名や何かを耳にする機会も多かったし
なによりその友達の引越し先のことに
とても興味があったので
真っ先に目を引いたのだ。
それに
近々映画化もされるようだし
パラパラとみたら読みやすそうなので
まず最初に選んだ本でした。

正月は、駅伝やら色んなスポーツイベントも
多くて読むことが出来なかったけど、
昨日、転院をするために
行った病院で読み始めたら
どんどん引き込まれていった。

とここまで書いて、ふと気づいたのが
その友達が以前病気で入院していて
見舞いに行ったのもなんとその病院でした。

本を選んだ理由に加えて、
初めて読み始めた場所が
なんだか偶然とはいえ
ひとつに重なるというのも
因縁めいているのだが、
加えて、読み始めたら内容がまた
恐ろしいくらいに因縁めいていた。

そのひとつが
なんとその物語、
「宝塚」に始まって「宝塚」に終わる
構成になっていたのだ。
そう、doironが倒れたあの宝塚だ。
そしてふたつ目には
読み始めてすぐに出てきたのが
「生」の字の石が川原に敷き詰められた光景。
う~ん、これには
さすがに背中に「ゾクッ」と電気が走った。

そう、まさにdoironが蘇「生」したのは
川原にしつらえられたゴールだったのです。

もちろん、物語は
病院のあった「逆瀬川」も舞台になっているし、
読み進むにつれ
スタート前にアップで走った
宝塚大劇場近くの
通りの名前も出てきたところで、
何人かの登場人物が交互に出てくる
この物語の中に
もしかしたら、もうすぐ
doironも登場するんではないかという
錯覚さえ覚えるほどでした。

そして、そのことを
「KAGEROU」を買って
宝塚の病院まで
持ってきてくれた別の友達に
話したら、
「そういえばKAGEROUのすぐ横に
その本が並んでいた」とのこと。
話題本とはいえ
そんな偶然もあるんですねえ。

本当に、偶然とはいえ
年末にdoironに起こった出来事が
単にこじつけではなく
今の自分の周りに色んなところで
関わっているんだと
思わずにはいられない日々が
続いている今日この頃です。

転院

2011年01月07日 22時26分20秒 | 最近の出来事

先日、年末に入院していた病院から
電話がかかってきた。

「その後おかげんどうですか?」

という電話ではない。
実は、退院時に支払った料金が
請求間違いで、
あと5万円弱を支払ってもらいたい
という内容であった。

「申し訳ないんですが、
よろしいでしょうか」と恐縮する相手に
「え~、それはショックで心臓が止まりそうです」
といってやったら、
電話の向こうの人は結構うろたえて
「だ、大丈夫ですか」ときたもんだ。

ふん!このギャグはもう使えないな。
シャレにならんもんなあ、などと思いながら
しぶしぶ了解してあげることにした。

どおりで、最初に請求されたとき
以前に経験した
カテーテルアブレーションの
時に比べて、
医療費が1割負担から3割負担に
なっているにもかかわらず
支払い金額が安いなと
思ってはいたんだ。
5万円は痛いが、
高額療養費で返還があるしな。
今年はかさんだ医療費で控除の確定申告も
するつもりだったしね。

今日、その病院から転院を図ったのは
そんな、ずさんな請求をする病院だったから
ではないよ。
緊急入院となったその病院が
単に家から遠かったからなんです。

今度の転院先の病院は家からも近いし、
ラン友の妹がそこで看護師をしていて
評判のいい先生を
紹介していただいたから
これもご縁であろうと判断し
今後はそこで見てもらうことにしたわけだ。

ただ、初診は電話で予約できないため
まずは外来に飛び込みで行かなくてはならない。
なので、前の病院で処方された薬が
明日からの連休でなくなる前にと
考えて、仕事の手配をした上で、
今日を選んだとこういうわけだ。

受付は午前8時からだというので
少し早めに7時45分に病院に到着した。
さすがに、その時間に
紹介状持参でくる客は少ないと見え、
順番は1番だった。
これはあわよくば
午後から仕事に行けるかもと
その時思ったのだが
それは甘かった。

循環器の窓口に行くと
まず検査を受けていただくという。
いやいや、前の病院でさんざん検査をしたし、
その結果は紹介状についているはずやから
といったが聞き入れてもらえず、
結局、採血、採尿、心電図
エコー、レントゲンと回された。

エコーは、超音波で心臓の動きを
モニターする機械である。
検査技師が、ジェルを塗った胸に
センサーを当てながらいろいろと見ていくわけだが、
この検査のときに、技師が
「あれっ?」といったのを
doironは聞き逃さなかったぞ。
こんなときに。おや?とか
あれ?なんてつぶやかれると
メチャ不安になりませんか?
カテーテル検査が終わった後
検査に使ったカテーテルを
見せて、見せてとせがむほどの
好奇心旺盛なdoironが
その「おや?」や「あれ?」を聞き逃すはずがないですよね。
思わず
「ど、どしたん?どしたん?」
と聞き返したね。

検査技師いわく
「二分間停止していた心臓とは
思えないほど、組織の損傷はないし
何事もなかったように元気に動いているから」
と軽く驚いたそうなんだ。

患者を間違えたんではないかと
一瞬疑ったような口ぶりでもあった。

そんなこんなの
あれやこれやの検査が
すべて終わった時には
受付開始後、2時間半を経過していた。

そしてなんとその挙句、
検査結果が出るまで
3時間あるからしばらくお待ちいただくか
時間が来るまで一旦帰られてもいいですよ。
と言われてしまった。

職場には午前中休みでいけると思う
と言ってあったのになあ。
でもまあ、仕事も命には変えられないかと、
仕方なく、午後からも
診察があることを伝えるために
職場に電話をした。
しかしこれがまた悪いタイミングであった。
ちょうど、ややこしい苦情の電話が
かかってきたので対処してほしいと
泣きつかれてしまった。
結局、午後に検査結果が出るまでの間、
一旦仕事に行くことにした。
もうどんなけゆっくりさせてもらえないんだろ。
カインズカフェでランチでもしようかと
考えていたのに残念じゃった。
後ろ髪(ないけど)を引かれる思いで
職場に向かった。

そうして職場に入るなり、
苦情の用件を電話でサクッと
済ませて、
社長に2、3点報告した後
再び病院にとってかえして戻るという
なんとも慌しいdoironなのでありました。

そして午後2時30分を回った頃
ようやくドクターの診察室に
入ることが出来た。

紹介してもらったドクターは
程よく若く、活きのよさそうな人でした。

話の成り行き上、doironが
ちょっとしたスポーツをやっていたことを
話することになり、
いろいろ言うのもなんですので
トライアスロンをしていたことだけを
話したんですが、非常に
興味深そうに聞いてはりました。

そしてここでもまた
doironの蘇生の状況を知って
奇跡的な運のよさだと
言ってましたな。

結局、再カテーテル検査の必要性を
説明していただいて
予約をすることになりました。

診察の終わり際、
おそるおそる聞いてみました。
「あのー、毎日ウォーキングを30分ほどやっているんですが
いいでしょうか?」
「全然、問題なしです」と
即座に返事がかえってきた。
いいよ、いいよ
ここは畳み掛けなくてはと思い、
「じゃ、ジョグもいいですか?」
というのも聞いてみた。

「無理せんかったらいいよ」
だって。
いい先生だ~
とってもいい先生だ~

でもdoironにとっての無理って
どれくらいなのかわかってるのかな?
という疑問がふと湧いたね。

二晩寝ないで、250kmを走るのは
やっぱり無理してることになるのかな?
あるいは、
気温40度を越す中、
あごから汗を滴らせて
バイクで山を登るのは?

などと、ニコニコしながら考えてたら
さすがに先生、不安になったんでしょうね。

「ま、自分の体なんだし、
あんな目にあってるから
ゆっくりとしか走れんでしょう」と釘を刺された。

「ごもっともです」

もうあんなまがまがしい思いはしたくありません。
身体は動いても
こころが自然にブレーキをかけるでしょうね。
まあでも、軽く汗ばむ程度の
ジョグは全く問題ないようでしたわい。(うれしー)

そうしてすべてが終わったのが
午後4時過ぎでした。

ほぼ一日がかりで
doironの転院はようやく
実現したというお話でした、マル


冷静になって考えた

2011年01月06日 21時53分59秒 | 生活
年末のあのマラソン大会での出来事は、
クリスマス、仕事納め、正月、仕事始めを経て、
今となってはもう遠い出来事だったような気がする。
一方で、あのときに胸に感じた
まがまがしい感触は
まだ記憶の中にしっかりと刻まれている。

原因は、
今後、さらに検査を重ねて行くのだが、
やはり以前から抱えている
不整脈と血管の部分的狭窄だったのだろう。

そのことを考えるとき、
不整脈はもって生まれた心臓の
形質的な欠陥なんだろうが、
狭窄は後天的なものだ。

以前のWPWのアブレーション時にも
指摘を受けたことがなかったので、
ここ8年以内に
doironの中に生まれたものだろう。

血管の狭窄となると、
原因は動脈硬化物質の蓄積によるものである。
大きな原因のひとつに、
血中コレステロールの増加があるが、
doironの場合それは決して高くない。
いやそれどころかかつて人間ドッグで
低すぎると指摘を受けたほどなのだ。
現に、これらの血液状態をすべて加味して
はじき出される動脈硬化指数は
常に“適正”なのだ。
うまれてこのかた、
動脈硬化に気をつけなさいなど
といわれたことはただの一度もなかった。
血中脂肪もそうだ。

ならほかの要因はというと、
考えられるのが血糖値だ。
これは生活習慣病であると同時に
遺伝的要素もかなり強い。
親父もスーちゃんも
その辺のところは
若いうちから指摘されている。
ま、いわゆる血液がサラサラでないというものだ。
doironの場合も決して例外ではなく、
血糖値は高いといえば高い。
境界型すれすれのところで、
要検査は免れているが、常に継続確認といわれている。
なら、いったい原因は何なのか。
考えられるのは、二つだ。
ここんとこ、
調子が出てきたと
ジムのトレッドミルで大汗かいて
一時間走っていたのだが、
このときにまったく水分を取っていなかった。

真夏の、
特にあの灼熱の皆生を完走するための練習だ
と考えて軽い脱水でも走れるようにと
思ってやっていたため、
血液が濃くなっていたのかもしれない
ということがひとつ。

そしてもうひとつが、
介護と仕事によるストレスだ。
見る人が見れば、doironなんて
微塵もストレスがないように見えるらしいが、
これはこれで結構ストレスにさらされているのかもしれない。

4人の介護、
失敗できない仕事というのは、
どう考えてもストレスだろうと、
これは施術してくれたT医師もおっしゃってたことだ。
加えて、不整脈による血液滞留で
血栓ができやすくなっていることももちろん影響している。

ならば今後どうすればいいのか、
これはしっかり考えていかなければならないところだ。
当面、再びのカテーテル検査を実施して、
他に狭窄はないか、
また新たに発生していないかを
見てもらわねばならない。
その上で、新たな狭窄がないようであれば、
今後も運動は続けながら
水分補給もしっかりしーの、
カロリーしっかり考えーの
の生活を心がけていかねばなるまいて。

いずれにしても、
真夏に血液が
沸騰しそうになるトライアスロンは
もう卒業となるだろう。
かといって、
スイムやバイクをやめるわけではない、
がむしゃらにやるのではなく、
きちんと自分で自分を
コントロールできる領域で楽しんでいくことが肝心だろう。

寛平が帰ってきた

2011年01月05日 21時37分07秒 | マラソン

寛平が帰ってきた。
荒波をヨットで越え、
毎日50kmを走って東
に出発して西から帰ってきた。

途中、がんも発覚したが、
転移もなく治療をしながら
地球を一周して帰ってきた。

チャリティマラソンで芸能人が
100kmを走るのとはわけが違う。
あれは、だめだ。
日本中が感動しているように取り上げられるが、
ウルトラを走ったことのある人間なら、
24時間もかけて100kmしか移動しないってどうやねん。
みたいなところがあって、
doironもあれはいつも
冷め切った目で見てしまう。

しかし、地球一周はわけが違うよなあ。
もとよりヨットなんてできないから、
太平洋を渡るなんてのは想像もできないけどね。
たとえ陸地だけでもいいから
といわれたとしても、
そしてそれが全盛期のdoironだったとしても、
できたかどうかはわからない。
第一、2年間かけて、
地球を一周するなんて、
よほどお金と時間に恵まれていないとできないことだ。
寛平のえらいところは、
それをよくわかっているということだろう。
多くの人の理解と支えがなければ
到底なしえないことであることを、
彼はよくわかっているからこそ、
自分は幸せ者やと叫ぶのである。
体にも恵まれ、
周囲の人にも恵まれ、
精神(こころ)にもお金にも恵まれている彼は
間違いなく幸せ者である。

以前、泉州マラソンを走っているとき
25キロ過ぎをフラフラになって
走っている彼に追いついたことがある。
当時彼はフルを3時間半くらいで走っていた。
そんな彼にdoironがかけた言葉は

「血ぃ吸わしたろか~」だった。

彼の返事は

「ええわ~」

だけやったのだが、
今となってはdoironが
血を吸わしてほしいくらいだ。

禍福はあざなえる縄の如し

あるいは栄枯盛衰、諸行無常を
まさに実感する日々である。

そんな寛平は1月21日、大阪でゴールを迎える。
もうこんなすごいことを
なしえたドラマを目の当たりにすれば、
24時間もかけて、
たかが100kmを走るというイベントが
どんなに瑣末なことなのかということに、
きっと人々は気づくでしょう。
その上でなお、
今後も24時間テレビで

「感動の100km」

を演出しようとするほど
TV局も厚顔無知ではないと思うのだが・・・。

上陸した福岡から
彼がどの道を走って帰ってくるのかしらないが、
沿道の人々は熱狂するだろう。

遠い国の話を聞かせて、
というわけではない。
彼が走ることで伝えたかったものは
何なのか人々は確かめようとするだろう。

しかし、彼自身にもそれは
多分今もわからないだろう。
きっとゴールにその答えがあるはずと
信じて走り続けているのだろう。

そして彼が見つける答えが
何なのか。
doironはそれに注目したいと思っている。


明日は仕事始め

2011年01月04日 21時55分27秒 | 最近の出来事
今日で正月休みも終わりだ。
この日恒例となっているのが
義母の占いによる御託宣だ。
毎年正月に、その年1年を占ってくれる。

占いなんて、という人も
いるでしょうが、この義母の占いは
名前と生年月日時で占うもので
これがほんとによく当たるのだ。
健康
家庭
仕事
金運
すべて見てくれます。
で、今年のdoironはどうなのかって?
そりゃあ、あんた、ここじゃ言えませんなあ。
ブログをやっててなんですが
一線を越えてはいけない
個人情報もあるからね。

自分のこと以外にも
家族のことにもついて
色々聞いてみた。

ふむふむ

ふむふむ

なるほど・・・

いろんなことを細かくみてくれました。

そんな義母の言葉を胸に刻んで
今年も精一杯生きていくよ。

午後からは、正月用にと
買い求めてあった本を
頑張って読んだ。
読みたい本がいろいろあると
楽しみが待っているようで
なんとなく気持ちが豊かになりますね。

といっても、休みボケの頭や心に
詰め込むのはなかなか労力がいるもんですな。

そして、夕方には
そんな緩んだ身体と心にカツをいれようと
今日から始まっているジムに行った。
さすがにまだ走るのは止められているので
ウォーキングとストレッチで
軽く汗を流し、
ジム初風呂で身体を清めてきたよん。
やっぱり大きな風呂はええわあ。

夜は明日からの仕事に備えての
書類と気持ちの準備だ。
明日の社長のスケジュールを
確認して、と。

さあ、いよいよ明日は
今年の仕事始めだ。

気を引き締めていくよん。

1月3日

2011年01月03日 20時46分59秒 | 最近の出来事

かろうじて、今年の箱根も
予想通りのチームが勝った。
早稲田が出雲、伊勢路、箱根の3冠をとった。
doironの場合、高校駅伝、実業団、箱根を
いつも予想するのだが、
さすがに実業団駅伝のトヨタは
読めなかったから、
年末年始駅伝予想3冠はならずでした。

今日の箱根のあと、
渡辺監督がこう言ってた。

「志方、佐々木の二枚看板を
欠いていたので苦しかった・・・」とね。
そうdoironはあの志方クンの走りを
見たかったんやけどなあ。
ま、彼もまだ1年生。
これからまだまだチャンスはあるでしょう。

また、国学院が初シードを取った。
最後の最後に道を間違えたけど
良くぞ10位で頑張ってくれました。
実は、何を隠そうミセスdoironの兄貴は
国学院の教授なのだ~。

しかし、駅伝やマラソンを見ていて
ゴール後に倒れこむ選手がいると
今年は特にハラハラしたなあ。
あんなことのあった後やからね。
当分トラウマになるでしょうなあ。

駅伝が終わってから
スーちゃんの車椅子を押して
氏神の神社に初詣に連れて行った。
昨年旅した沖縄の斎場御嶽が
最強のパワースポットだとしたら
我が氏神の神社も
結構なパワースポット。



スーちゃんの後方に写っている鳥居の
奥に本殿があるのですが
どうです!
結構パワーをかもしているでしょ。
本殿の前まで車椅子を押していって
賽銭を上げて鈴を鳴らしてあげたら
スーちゃんは何回も何回もお祈りしてました。

そうして、スーちゃんと初詣に行ったり
車椅子で村の中を歩きながら
考えていたのが、
毎年恒例でやってる書初めの言葉。

今年は、さすがにいろいろあったので
なんて書こうかと考えてたら
「命」や「生」といった言葉ばかりが出てくる。
いつもなら、自然に言葉が
出てくるのに、今年は
昨年末の出来事とからめて書かねばと
制約をもうけたもんやから
なかなか浮かんでこなかった。
で結局、次の3枚になりました。



これは
「素(す)のままの心で笑って生きよう」というもの
4字はバランスが難しいな。



で、これは100均で買った、長い書初め用の用紙に
したためたもの。
いつも笑いながらも
自分らしく堂々としていていたいものです。



そして、これが
今回新たに試みた
”あいだみつを”風の書。

なんとなく言葉を並べていたら
しりとりが面白いなと思いつき
”命”で始まり”命”につながる
言葉をつなげてみました。

”あいだみつを”というよりは
”どいだみつを”くらいの
拙い書ですが、書いていて
結構面白かったっす。

それぞれ5枚ずつくらい書いて
一番よさそうなのを選び、
署名と花押を入れてみました。

さあ、もう今年も残すところ
あと362日となりました。
今年はいつもの年とは
かなり違った一年になりそうです。
とりあえず、訪れてくれる人がいる限りは
ブログを毎日続けつつ、
健康や命について
じっくり考える年にしたいなあと
ぼんやり考えている
少々正月ボケのdoironなのでした。