ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

豆腐へ行きたい

2014年08月11日 21時15分30秒 | 生活

これまで蕎麦打ちから始まり、
うどん、ピザ、ドブロクといろんな食べ物を作ってきた。

まあ、どれも買う方が安くつくのはわかっているのだが、
普段口に入れているものが、
どんな行程を経て作られるものなのか、
それを知ることは大切なことのように思うのだ。

そこには先人の知恵があり、
大げさに言えば人類の歴史もある。
とまあ、そんなたいそうなものでなくて、
子どもがプラモデル作りをするのに
似たような感覚で
今回挑戦してみたのは、
いただいた梅味噌で冷奴を食べた時に思いついた

豆腐作り

手作り梅味噌を手作り豆腐にかけてみよう
という発想からの挑戦だった。
豆腐作りと言えば本来は
大豆を砕いて煮て豆乳とおからに絞り分けて
といった作業が必要なのだが、
最初からそれではハードルがあまりにも高すぎる。

そこで今回は、まず豆乳からの豆腐作りに挑戦してみたのだ。

これは実に簡単であった。
豆乳を丼鉢にドボドボと入れ、
そこに「にがり」を投入して混ぜ、加熱するだけでよい。

ただ、問題は豆乳に対するにがりの量や加熱時間。

調べればわかるのだろうが、
その時点では何もかもわからないことだらけだし、
果たして手作りで
どこまでのクオリティのものができるのかも未知であった。

さてどうしたものかと考えている時、
たまたま行ったコストコで
セットになっている商品を見つけた。
値段も手ごろだし、それぞれの分量や
手作り感覚を学ぶこともできるだろうと思い、
それを使うことにした。

とりあえずガンダムの精密プラモに挑戦する前に、
雑誌の付録で試してみるみたいな感じだ。

こういう容器に入った豆乳に、



こういうにがりを投入することになっている。



注意すべきなのは、
にがりを入れて撹拌するときに
あまり泡立たないようにすることぐらいである。

この製品の場合、
豆乳300gに投入するにがりの量は10ml。
にがりの成分の濃度によるので、
本格的に作る前には
もう少し厳密に調べておく必要があるかも。

静かに、しかし均一に混ざるように
丁寧によく混ぜて、



それを電子レンジで加熱する。

そのため、もちろん容器は耐熱容器でなければならない。

ラップをして500Wで
2分30秒加熱とあるのでその通りに設定。

「チン」後もそのままレンジ内にしばらく放置し
余熱を加えて、出来上がったのがこれ。



容器と接している部分に熱がよく加わっているので、
縁の部分が固くかたまっているように見える。

そしてここから少しオプションで考えたのが、
よく洗った使用済みの牛乳パックを
半分くらいに切って、そこへ加熱後の製品を入れてみた。



やはりどうせなら
四角い豆腐が食べたいじゃないですか。

そしてその上から同じく牛乳パックの底を
丁度良い大きさに切ったものを
落としぶたにして入れ、
水の入ったコップの重しを乗せる。



これは水分をできるだけ除くための作業である。

それを、そのまま冷蔵庫で半日以上冷やして、
水を切り出来上がったのがこれ。



醤油、ポン酢、梅味噌でいただきました。



固さは少し柔らかめ目ではあるものの、
口当たりは実になめらか。

味の方はというと、
説明書にお好みに応じて
オリゴ糖などをお入れくださいとあったところ、
何も入れなかったので、さっぱりしたものであった。

でも豆腐本来の味がよくわかるように、
トッピングとしてはポン酢が一番いいようです。

こうして、まずは豆腐の試作も成功したところで、
doironキッチン恒例、
造った豆腐に名前を付けることにした。

スーパーで見ていると、
「男前豆腐」や「風に吹かれて・・・」
など奇抜なものも多い。

そこで考えたのが、試作品でとりあえず
「豆腐」と呼ばれるようなものになってほしい、
という製作時の気持ちを反映してつけた名前が

「豆腐へ行きたい」



とまあとりあえず概略はわかったので、
今度は機を見て大豆からの
豆腐作りに挑戦してみようと思っている。

いや、畑で大豆づくりからでもいいかもしれない。

道のりは遠いが「豆腐へいきたい」
の名にふさわしい食品になりそうだ。


四十九日は嵐とともに

2014年08月10日 22時27分47秒 | 最近の出来事

台風11号が、大阪のすぐ西側を通過した。

大阪は山手に降った雨の影響が強く、
牛滝川があふれそうになり、
避難情報が頻繁に出されていた。

ジム友のあたりも危険な状況で、
実家の親がマンションに、
犬と一緒に避難してきたと言ってたな。

小降りの間に親父の見舞いに行く途中、
川沿いを通ってみたら、
三時間走が行われる大津川の河川敷も
濁流の底になっていた。

もっとひどい状況だった昨年に比べれば
まだましだったけど、
最近はちょっと多めの雨で
すごく増水するもんだ。

少し前にバイクで見て回った春木川の、
あの橋々は大丈夫だったんだろうか。

本日の午後、
義父さんの四十九日の法事が
とりおこなわれたあと、
雨上がりの公園をチェックに行ったら、
いつもの散歩コースの立木が2本、
幹の真ん中から無残に折れていた。

ひとつめがこれ。



ヤマモモの木が並ぶ中で、
山桜の樹である。

そしてもう一本がこれ。



これも見るとヤマザクラの木であった。
どうもヤマザクラは風に弱いんだねえ。
せっかく大きくなり始めて、
今年あたりから花見もできそうに
元気に花が咲き始めたところだったのに残念だ。

台風接近中は、ずっとテレビのニュースを
つけたままにしてあった。

法事の頃の様子はどうじゃろと
気になっていたのだ。

そしたらこんなニュースが流れた。

「97歳の女性が台風の中を歩いていて、
風にあおられ転倒してけがをした」そうである。

このニュースで驚いたのは
強風でけがをしたということよりも、
97歳の女性が台風の中で歩いていたということだった。

親父は92歳で歩くのもままならない状態だというのに、
97歳の女性が強風の中を歩いているとは、
それだけで十分ニュースになるできごとだよな。

幸いけがは軽傷だったそうでよかったなあと、
四十九日の法事のために帰省している息子と、
そんなことを言いながらニュースを見ていた。

台風の他はと言えば、

「エボラ出血熱」の話題もよく取り上げられていた。

「焼き肉のたれが原因かなあ」
「それはエバラ!」

とか

「ちゃんと部屋を片付けてないとあかんな」
「それはズボラ!」などとの突っ込みあいも、
たまに会う息子との濃密な会話のひとつなのである。

そんな息子と嵐の直後に参席した法事では、
お坊さんが親密にお盆の意味であるとか
お経とは何ぞやなどといろんな話をしてくれた。

それは何でも自分中心の世の中だけど、
人はこうあるべきみたいなありがたいお話であった。

そして法事の後は、
親戚一同で寿司会席となった。

四十九日というのは本当に微妙な期間の長さで、
単なる悲しみだけではなく
その期間内には個人に対して
様々な感情が醸成されるので
今日は故人への感謝や旅立ちへのはなむけも含めて、
しっとりと故人を送ることができました。

もう台風は日本海沿いに抜けて
なおも北上しているという。

嵐のように生きて
嵐のように旅立っていた義父さんに
ふさわしい一日だったかもしれない。

合掌


エイにゲストがやってきた

2014年08月09日 21時22分14秒 | 最近の出来事

これまでエイには何名かゲストをお迎えしています。

ルネメンバーはたまに来ておりますが、
他にもジム友が数回、
地元のラン友が数回、
かつての仕事の仲間も数回来られています。

そして昨夜、台風が近づいているというのに、
新たにゲストとしてお迎えしたのが、
奈良から来られたラン友です。

いやあ、遠路はるばるありがとうございました。

彼女は先日北アルプス、槍穂縦走の
単独行から帰ってきたばかり。

山の写真や土産話を引っ提げてきてくれ、
大変元気の出る時間を過ごさせてもらいました。

元来、山好きの首Dさんやdoironですから、
その話の内容は刺激的なことこのうえないもので、
首Dさんいわく

「話を聞いてたら明日にでも山に行ってみたくなった」
とのこと。

現在、いろんな面でリハビリ中の
首Dさんにそう思わせるのだから大したものです。

今回ゲストをお迎えするにあたって
思い出したことがあります。
それは昔、首DさんとT本さんが
山に行ったときのことです。

深い山の中で、とんでもない時間にとんでもない方向に
一人で高速移動していたスーパーガールと遭遇し、
お話をしたと言ってたことがあります。

それはもしかして今回の彼女のこと
だったのかもしれないなと思い、
今日の初対面で
「あー、あの時の」という再会を期待していたのですが、
どうやらそうではなかったようです。

それでも彼女の話してくれる行動は
まさにスーパーガールともいうべき
驚くべきものでした。

まあ、毎年萩で250キロを完走し、
立山登山マラニックも完走されている人ですから、
当然と言えば当然なんですけどね。

ただ地元山系でクマに遭遇した話には、
背筋がぞっとしましたが、
まあそれほど野生に近い
ディープな山歩きをされているということなんでしょう。

話は尽きず、
ぜひエイメンバーの紅葉時の
行仙山行に参加していただくことをお願いもしながら約3時間。

いつもより、賑やかで楽しいエイ会議となった夜なのでした。


夏の宿題 轟橋 最後

2014年08月08日 21時50分55秒 | ウォーキング

「轟橋から撮影した川の景色」に
ようやく到達したdoiron。

これで今年の夏の宿題も終わったなあ
と思いつつ、橋の名前の写真を
撮ろうとした時です。

ガーンガーンガーン

そこにはてっきり「轟橋」と書かれてあると思っていたのに、
な、なんとそこに書かれてあった橋の名前は

「山海橋」



え~、これだったらジダンのブログにも載っていたし~
話が違うじゃん。

橋上からの景色に間違いはないのになあ、
どういうことやろ。
と呆然と立ち尽くしてしまいました。

ここはちょっと冷静に考えてみようと
バイクを止めて、橋げたに腰かけていると、
地元のお百姓さんが通りかかったので、
聞いてみることにしました。

例によってフリーライターの取材を装ってね。

バイクジャージでメットを被った変なライターですけどね・・・
あ、これを「フリーライダー」と呼ぶのか、もしかして。
そ、そんなことはありませんが
気のよさそうなその人と
こんな会話を交わしました。

「この橋はなんと呼ばれてます?」
「山海橋やろ。そこに書いてあるで」
「でもここが轟橋だと聞いてきたんですけど」
「轟川に架かっている橋には違いないさけ、轟の橋やろかい」
「轟橋という橋が他にもありますか」
「もうちょっと下の村中で訊いてみ」。
「ありがとうございました」

う~ん、新たな情報です。

この情報に基づくと、
「山海橋」もある意味「轟橋」のひとつ
という見方も生まれてきました。

ホームページに書かれてある内容は、
そういう地元の人の微妙な感覚に基づいているのか、
それとも管理者の単なる勘違いか、
のどちらかしかありません。

とりあえず、もう一度
下流に下って村の中で
取材をしてみようと思っていましたら、
細かい雨が降り始めてきたので
その日のところは一旦引き返すことにしました。

あーあ、また先延ばしかと思いつつ、
何とか雨にぬれずに帰宅後、
さっとシャワーを浴びて、
冷たいビールで体を冷やしつつ、
さらにネットで他にヒントはないかと
調査の幅を広げてみました。

すると、ある社会人団体の
ホームページの中にある

「春木川橋づくし・手鞠歌」

というのがヒットしました。

読んでみると、
臨海道路に架かる最下流の新春木橋から始まって
最上流の留塚(とめつか)橋



までの主な橋31本の名前を、
テンテン、トントンと拍子をつけて
手鞠歌に盛り込んで歌にしています。

その歌詞の中に「轟橋」が出てくるのです。
そのくだりがこれ

東西橋 テンテンテンテン 名も変わり 轟橋

この手鞠歌は、ネットの状況からみて、
春木川を愛してやまない人が作った歌とのことです。

その手鞠歌で
轟橋とも呼ばれている東西橋というのがこれ。
(写真はジダンのブログから)





ということは
山海橋も東西橋も轟橋と言われている
ということになるのでしょうか。

ここで6番まである歌をもう一度よく見てみました。
他には轟橋の名前はありません。

ということはですよ、
他に明らかに「轟橋」という名前の橋があれば
この川を愛するその人の作った歌の中には
必ず歌われているはずです。

しかも、昨日紹介した詳細な
春木川の橋の状況を記載してある
「端から橋まで」というブログにも
轟橋の記載がないこととあわせて考えると、

「轟橋」と銘打たれた橋はない
ということを、意味しているとみて
間違いないと思われます。

ただ、轟橋といういかにも
名橋でいわれのありそうな名前を
地元の人に愛されてやまない
「轟川」に架けたいばかりに、
ある人は轟川に架かる山海橋を、
またある人は東西橋を
「轟橋」と呼んでいるんだろうと
推察されるわけです。

あの山のお百姓さんが言ってた
「轟川に架かっているから、轟の橋には違いなかろう」
という言葉が地元の人の心情を表しているように思えてなりません。

そしてそれが、下流の人達にとって、
上流への遠慮なのかそれとも
さも「轟橋」なる橋が上流にあるような
思い込みにつながっていったのかもしれません。

そしてさらに河川管理者も
そんな流域の人達の心情を慮って、
小栗街道周辺の轟橋に
「上」、「下」や「大」の言葉を
つけたりしたんだろうというのが
doironの結論です。

そうです、簡単には見つからないはずです。

「轟橋」という橋は実際には存在しないけど、
意外にも流域の人達の心の中に
架かっていた橋だったというわけですね。

橋の存在のみならず、
流域の人達の心の中にまで踏み込んだ
「夏の宿題 轟橋」の調査。これにて終了です。


夏の宿題 轟橋 3

2014年08月07日 20時56分03秒 | ウォーキング

さて、まだ懸案のまま残っていた
「轟橋」探索に再び着手しました。

前回「轟大橋」から下って行った調査を、
今回は上流に向かって遡ってまいりましょう。

前回は徒歩でしたが、
今回は徒歩で行くと、帰りのこともあるので
ちょっと距離が長いようです。

かといってジダンのように走っていくと、
そちらがメインで余裕がなくなりそうなので
バイクで行くことにしました。

愛車のトレック号ね。

台風11号が南海上を北上中で、
暑さは幾分ましでしたが、風の強い日でした。

先ずはスタート地点の下松まで行き、
そこから久米田池を目指します。

あごから汗がしたたり落ちるのは久しぶりです。

水分をまめにまめに補給しました。

このあたりの橋はすでに
ジダンが探索を終えているだろうし、
事前の調査からこのあたりに
轟橋はありえないことはわかっていますから手抜きです。

事前の調査というのは、
各種ネットの情報並びに
「春木川・轟川をよくする市民の会」の活動報告
などを調べたことを言います。

そんな調べが進むにつれ
強くなっていったのが
流域の人たちがとてもこの川を愛しているんだなという思いでした。

春木川は、一時日本一汚い川と
言われていた頃があります。

そういわれた流域の人たちが
「できの悪い子ほどかわいい」
と思ったのかどうか知りませんが
汚名返上のため、積極的に
この川の環境改善に努めるとともに
行政も税金を投じて
下水道の普及をどんどん進めてきたという経過があります。
その甲斐あってか、今は
多くの魚や鳥が住む川へと変貌を遂げています。
冠せられた汚名が流域の人たちの
川を愛する心を刺激したのでしょう。
今は河川のあちこちにこんなプレートが
掲げられ、



様々な取り組みがなされています。



となると、当然ネットの世界でも
この川に関する情報が多く掲載されるようになりました。

今はこんなサイトも掲載されています。

春木川に架かる橋はもちろん、
その本流に注ぎ込んでくる川や
時には溝、水路にいたるまで
つぶさに調べて綴っているブログです。

「端から橋まで」

というそのブログのタイトル通りに、
この川に架かる橋のことが
実に細かく微に入り細に渡って書かれてありました。

そこには、名のない橋まで
すべて網羅されていました。
しかし、そんな資料の中でも
結局やはり「轟橋」の姿は見つけられませんでした。

やはりネットだけではわからないこともあります。
現場に足を運ぶことが大切でしょう。
そこで、現場調査の際の手掛かりにしたのが
「轟橋から上流方向並びに下流方向を向いて撮った写真」
をホームページにアップしているその写真でした。

写真2枚を1枚の紙に配置して、
プリントアウトしたものを、
バイクジャージの背中に
防水措置をして忍ばせて、
それらしき景色を探しながら
バイクを漕ぐことにしたのです。

途中のこんな橋や



こんな橋は



しっかり見えているので
ジダンが見落とすはずはありませんから、
ここもチラ見でスルーします。

情報によりますと230号線が
左に曲がる福田あたりから要注意です。

写真の背後に見える山や民家、
そして川の法面の特徴や
それに沿って設置されている
フェンスの姿を頭に叩き込み、
それを手掛かりに探してみました。

バイクなので、車や溝に気をつけながら
調査を進めて行かねばなりません。

山の中にも関わらず、
車がどんどん走るのは
山仕事の方達でしょうか。

ビュンビュン横を走って行きますから
平日にのんきにバイクなんぞに乗ってる人種には
どうも冷たいように思います。

トンボ池公園周辺の丘陵地は、
なかなかのどかなところです。



春にはぜひ走ってきたいものです。

この道は途中、
轟川最上流の橋「留塚橋」を経て
野菜の直売所である愛菜ランドにつながり、
さらには天然温泉いよやかの森へとつながっていきます。

そんなのどかな山里を
うろうろとバイクで走って探し回り、
そしてついにネットにあった
轟橋からの景色に行きあたったのです。

ようやく発見しました。

これが、轟橋から見た新旧の景色です。

上がネット、下がdoiron撮影の橋です。
先ずは上流側。







そして下流側。





ここです。間違いありません。

ということは・・・

ジャーン、これが「轟橋」です。



苦節半年、ようやく解決しましたね。
ジダンもお疲れ様でした。

と、頑張ってネット調査と現地調査をした
自分で自分をほめつつ、
橋の名前を確認してみたら・・・
な、なんとそこには衝撃の事実が
潜んでいたのです。

明日に続く。


追加で描いたとうもろこし

2014年08月06日 20時52分57秒 | お絵かき

お礼状には間に合わなかったけど、
贈っていただいた野菜達を見ていて、
無性に描きたくなったのがもう一つある。

それがトウモロコシだ。

当初はあの粒の一つひとつを描くのかと思うと、
ちょっと腰が引けてしまっていたが、
あまりに見事なプリップリぶりが、

「描いて描いて」

と言ってるみたいなので、
意を決してチャレンジしてみた。

とはいえ、ただコーンの部分だけを
描くのでは芸がないので、
せっかく葉にくるまった状態で
送ってきてくれたのだから、
葉ごと、いやせっかくだから、
ひげも一緒に描くことにした。

まず鉛筆で下書きを描くのだが、
これが本当に手間だった。

整然と並んでいる実の様子や
プリプリ感を表現できるように
小さな粒々を並べるのには苦労したな。

そしてほかにも難しいのは、ヒゲ。

先っちょの方は、
茶色くかたまりになっているのですが、
あまりに描きにくそうなので、
ひげの先が画面の外になるように配置をしました。

そう、ズルですね~。

でも緑のひげの部分だけでも
十分難しかったけどね。

そうしてできたのがこれ。



フムフム。
手間を厭わず丁寧に描いた甲斐があったでしょうか。

とにかく目が大変疲れました。

そして最後に、
いつものように言葉を吹き込んで完成です。

また例によって悩んだのですが
あまり悩んでこねくり回してもいけません。
画題を見ていて素直に
語りかけてくる言葉を
拾うように選んでいきます。

そこで今回は
毎日少しでもいいから
輝く一日を送ろう。
そうすれば、できた実(人生)も
いっそう立派に輝くだろう。

みたいな気持ちを込めて、
こんな言葉を入れました。



おそらく、輝く実のひとつぶひとつぶこそが、
Oさんの輝く毎日の賜物であるのに違いないでしょう。
トウモロコシはそんなメッセージを
放っておりました。

先日、お礼状のお礼に
Oさんからメールをいただきました。
なので、お礼状のお礼のお礼に
残暑見舞いの絵手紙を
このトウモロコシで送ろうと思っています。


夜間歩行3 ~夕暮れから~

2014年08月05日 21時28分54秒 | ウォーキング

「夜間歩行」をキーワードに
ネット検索をしてみると、
もちろんこのブログも出てくるけど、
夏場には中学校や高校で
50キロや100キロの歩行をしている
という記述によく出会う。

各地の学校でそういう催しをしているんやね。
誰だったかなあ。
学生の頃、毎年夏に大阪市内から
飛鳥までの道のりをてくてく歩く
行事があったという話を聞いたことがある。

先生方も大変だ。
でも生徒たちにとってはいい思い出になっているようだ。

恩田陸の「夜のピクニック」という小説も
そんな夜間歩行が舞台になっている小説だったな。

あとそれとネットによく出てくるのが、
中高年者の夜間歩行時の
交通事故防止のために
反射板をつけましょうといった注意喚起のページ。

「まだまだそんな歳じゃないもんね」
と思ってもいられない年齢になってきているから、
これは油断してはいけない。

もし何かあったら
「高齢者の夜間歩行者が交通事故」
なんて見出しに載せられかねんからね。

なので、暗闇を少しでも避けた
というわけではないのだが、
今回は夕暮れの空が
きれいに暮れていきそうだったので、
まだ空に十分明るさの残る時間から歩き始めることにした。

これが、いつものわが村の地蔵さん。



今月には地蔵盆もある。

そこから例によって和気道を進んでいった。



隣村の入り口にあるのが
何度も出てくる「せきの地蔵」



前回の二股分岐は右にとり、
本来の和気道へと進んでいくと、



同じく隣村のもう一方のはずれにあるのがこの地蔵。



三寶地蔵と長命地蔵がおられ、
数年前に祭りでちょっとした事故があった年に
こんな案内板が設置された。



なおも和気道を進むと、
「中和泉街道」に出る。



これは別名「布引の道」ともいわれ、



助松の浜から、
紀州街道を横切り和泉国三の宮である聖神社へと続く道だ。

ここから浜の方を見ると、
西の空は最後の輝きを放ちはじめていた。



今回の目的のひとつに、
義父のお葬式でお世話になったお寺への訪問がある。
doiron家の宗派とは違うお寺なので、
今まで一度も行ったことがなかったお寺であるから
この目で確かめておきたかった。

入り組んだ助松の村中を歩き到着。
立派な梵鐘のあるお寺だ。



そういえば昔、息子が中高校生だった頃、
大晦日の夜によく除夜の鐘を撞かせてくれると
友達と行ってたお寺に違いない。

息子に確認したら当たりだった。

住職の息子もお寺を継いでおり、
見た目は息子よりも若そうである。

ミセスと共に満中陰まで供養をよろしくお願いして、寺を辞した。

このあたりは、doironが子供の頃は
もう海岸線のすぐ脇だったんだろう。



道の真ん中に、昔の松林の名残の松が残されていたりする。



さあ、キョロキョロしながらもぼちぼち家路につこう。

いつの間にか、
あたりはすっかり暗くなっており、
闇の中にお店の灯りが浮かび上がるようになっていた。

これは比較的新しいマック。



色々ありましたが、がんばれマック。

そしてこのお弁当屋さんは



知る人ぞ知るお店だ。
なにせ安い。
340円の弁当が夕方には半額になり、
店に行列ができるという。
でもこちらこそ食材に問題はないのかと、思ってしまう。

おお~、これはまた大胆に
「日本で一番フレンドリー」とは思い切ったコピーです。




車を停めたら、オーナーがやってきて
両手を握りながら
「ありがとう。今度是非飲みに行きましょうね」
とでも話しかけくるのでしょうか。

とまあ、そんな具合にお寺の用事を済ましつつ、
あちこち突っ込みを入れながら、
腹減らしのために歩いてきた夜間歩行も終わり。

帰ったら、まだご飯のもらえていないグーが
玄関でふて寝しておりました。



さあ、一緒にご飯しよ


贈り物のお礼には絵を添えて 2

2014年08月04日 21時16分43秒 | お絵かき

枝豆の次はトマトを描いた。

これもまた夏の絵手紙の定番で、
枝豆に引き続き絵手紙風に
墨で輪郭を取ってみた。



この絵で難しかったのは、
白く塗り残した部分を
濡れた筆でぼかし、
光っている様子を表現することだった。

透明水彩では濃い色の中に
白を浮かび上がらせるのは大変なのだ。

以前だったら強引に白を重ね塗りするところだが、
今回は塗り残しておいて、
色の筆と水だけの筆を二本持って描いていくという、
絵の師匠に学んだ手法で描いてみたら
結構自然に描くことができたのはひとつの収穫だ。

それともう一つ気に入ってる部分は、
やや緑がかった部分が残っているところの表現かな。

若いトマトの表情が割によく描けているでしょ。
おけつを向けてる左のトマトは
水彩絵の具で出せる透明感を
意識してみた。

そして絵が描けたら次は添える言葉について考える。

トマトと言えば
「上から読んでも下から読んでもト・マ・ト」
が真っ先に思い浮かぶ。

そんなこの野菜の名前の特徴を生かすことは、
実は絵を描いている時から
すでに考えていたのだ。

上から読んでも下から読んでも
同じ読みになるのを「回文」という。

トマトが語る言葉をその回文で表そうというのを、
今回の言葉を添えるにあたっての課題とした。

これはハードル高いなと最初思ったのだが、
そのことを頭の片隅に置きつつ、
友達とメールのやり取りをしている時に
不意に「この言葉を使いなさい」
と天から言葉が「降りて」きた。

それがこれ。



いつも苦労する言葉創りが
こんな風に自然にジグソーパズルの
ピースがピッタリはまるようなときがたまにある。
こういうことは、
doironの場合よくあることで、
仕事の原稿を書くときも、
ふとどこかから
「このアイデアを使いなさい」
とおりてきたりすることがよくあるのだ。

それは、ずっと頭の片隅に置いておくことで、
熟成し磨かれて徐々に言葉になっていく
ということなのだろう。

この絵の言葉を考えている時に、
実はこんな回文もできた。

高山に登ると、低酸素のせいで
脚や腕やらが痺れてきたりする。

そこで

「ヒマラヤで腕やらマヒ」

なんてね。

また何かの折には使ってみようと思っている。

先に描いた枝豆と
このトマトの野菜の絵はスキャンして、
お礼状に添えておくことにした。

ところが貧乏性のdoironのこと。
書き終わった後のパレットを眺めていたら、
絵具がたくさん残っていたので、
もったいないからもう少し描いておこう
と思い立ち、
残った絵具でかけそうなものはと考えてみて、
思いついたのが「ドクダミ」だった。

ドクダミと嫌な名前を付けられているが、
別名は「十薬」と言われるほど
薬効のある植物なのだ。

家の裏の溝に大量に生えている中から、
しっかり花を咲かせているのを見繕ってきて、
スケッチをし、今度は礼状とは関係ないので
従来の画法に戻って描いてみた。

これ。



自分で言うのもなんだが、
あの独特のにおいが漂ってきそうではあーりませんか。

添えた言葉はこれ。



その香りのように、
なだらかな日常生活に
ひとふりのスパイスを与える
愛情のこもった毒舌は、
心の振幅を広げてくれたりするんだよな
という意味を絵と絡めて書きました。

こうしてできた3枚の絵は
来年のカレンダーにも採用できそうです。
食材として、また画材として
ダブルで活用させていただいた、
知り合いからのありがたい贈り物でした。


贈り物のお礼には絵を添えて 1

2014年08月03日 21時03分54秒 | お絵かき

doironが痛風気味であることを知った
奈良県に住んでいる知り合いのOさんから、
先日「こういうのを食わんからいかんのだ」
と言わんばかりに野菜がいっぱい届いた。

彼が土いじりにいそしんでいる畑は
家庭菜園というにはあまりにも立派な畑で、
昔に一度行かせていただいた時に見た彼の姿が、
見事に立派なお百姓さんぶりだったのには
ぶったまげたことがある。

とても素人が趣味でやってる
とは思えない広さの畑に、
野菜がわんさか実っていた。

さぞや手入れなどが大変だろうと聞いてみると、
収穫や植え付けの他にも草刈り、水やり、害虫駆除など
作業が日々あるそうで、
とてもじゃないがdoironには
まねができないと思った記憶がある。

それ以後実際に、別の知り合いから
今もあいてる畑で野菜を育ててみないか
と声をかけてもらったことがあるが、
その時もすでにOさんの大変さを知っていたから、
丁寧にお断りをしたことがある。

今回届いた箱に入っていたのは、
「枝豆」「トウモロコシ」「かぼちゃ」
「きゅうり」「トマト」に葉物野菜が二品と、
まさに彼の汗と努力の結晶ともいうべき見事な野菜達だった。

トウモロコシはプリップリだし、
カボチャもずっしりと重い。

きゅうりはトゲトゲで
トマトははちきれんばかりと
旬のものが詰め込まれてあった。

これはそのままただ食べてしまうにはもったいない。

そこで味わうだけではなく、
画題としても使ってあげて
その絵をお礼状に添えてみようと思ったわけだ。

それにしても野菜の絵を描くのは久しぶりだ。

まず描いたのは枝豆。

これは絵手紙にはよく使われる素材である。
ネットで調べても
それこそ豆の数ほど出てくる。

よくありがちなのが、ビールと枝豆の図柄で、
スイカと並んで夏の絵手紙定番だ。

今回描くにあたっては、
お礼状のためなので
絵手紙風となるよう心がけて
筆と墨で輪郭を取りラフに描いてみることにした。

まだまだいろんな描き方にチャレンジしながら、
幅を広げていかないとね。

実を言うと、枝豆をきっちり書くのは難しいのだ。

ひとつひとつ色も形も違うし、
質感もかなりバラバラだ。
それでいて、ひとつやふたつ描いて
枝豆を表現できるほどの画力もないしね。

そこで、ラフに描くことで
「とりあえず枝豆」のお手軽感を出してみよう
と考えたわけだ。

出来たのがこれ。



問題はそこに添える言葉をどうするか。
絵が先行すると、この言葉というのが
なかなか作るのに苦労する作業となる。
書いてみたらなんてことはない言葉でも
生み出すのはそれなりに大変なのだ。

で、いろいろ考えて、
枝豆に結局こんな言葉を添えてみた。



枝豆を食べつつ、
友達とビールを飲んでいるところを
思い浮かべた時に出てきた言葉である。

本音で楽しく過ごす。

これだから、ビールはやめられませんな。

普通の絵手紙にもうひと味を
付け加えられたらといつも心がけており、
1枚の絵にひとつの言葉、
まさに「一語一絵」を描いていきたいと思っている。

とまあ、そんな経過で枝豆の
一語一絵ができたところで
もう一度箱の中を見渡して、
さらに絵になりそうな野菜を
もうひとつチョイスした。

それは何だったのか
そのお話はまた明日。


夏真っ盛りだねえ

2014年08月02日 20時39分30秒 | 生活

義父さんや親父のことがあるので、
最近あまり遠出はできませんが、
まあ日帰りで海くらいは行けるので、
いつもの海に出かけ、



BBQをしてきました。



朝イチでビールを飲んで、
さめた頃に帰るという段取りです。

しっかし、海はいいなあ。
リラックスするよなあ。
BBQ以外は仕事のことも、
介護の事も忘れ
ブログネタも仕入れずに、
ぼーっと過ごしたので、
気持ちの充電メーターがピピピピッと上昇しました。



この夏もう2回は行ってみたいと思っています。

リラックスと言えば、
最近遊びの時はこんなスリッパをはいています。
まず、運転するときはこれ。



鼻緒の一部が可動式で
運転時にはかかとに回すことが可能なんです。

いっときはひと夏に一足
これをはきつぶして、
夏の終わりには鼻緒の形に
クッキリ足の甲に日焼けが残りました。

でも最近はオジチャリなんかで
ほっつくときはこれとはき分けています。



これも変な日焼けするかなあ。

でもネットがとても涼しくて快適です。
色もビビッドなものから
シックなものまでいろいろあるようですが、
さすがにタイ産、
ビビッドカラーは大胆です。

ただ、難は足の爪が伸びてると
ネットにひっかかることかな。
手入れが欠かせません。

これらはいずれも通販で買っています。

でもさすがにウォーキングには草履はいけません。
ちゃんと靴を履いて歩きましょう。

先日、春木川を下ったのですが、
その時もちゃんと靴やったもんね。

そうそう、歩くときには足下も大事ですが、
暑さ対策もしっかりしないといけません。
近頃活用しているのがこれ。



最近、薬局やスポーツ用品店で
「熱中症対策コーナー」みたいなものがよくあり、
店先によくこういうものが並んでいます。

右はこの春にジダンに教えてもらったもので、
左が近所のスポーツ店で買ったもの。

いずれも、「ラムネ」を固くしたようなタブレットで、
なかなか味が良ろしい。

効率よく塩分補給するのにぴったりです。
走っている頃は塩分補給なんて
レースの時にカリカリ梅をかじるほかは
考えたこともなかったのになあと思いながら、
ポリポリかじっております。

時と共に、いろいろとこういうものが開発されてくるんやねえ。
以前からあったのかな?

夏真っ盛り。

海遊び、草履ぐらし、炎天下歩行と今年も夏を満喫しております~