ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「まんが 哲学入門――生きるって何だろう?」 森岡正博読了!

2018年02月21日 13時12分42秒 | 作家 ま行
まんが 哲学入門――生きるって何だろう? (講談社現代新書) 2018.2.20読了。
森岡 正博 (著),‎ 寺田 にゃんこふ (著)

「生きるってなんだろう?」──誰もが一度は考えたことのある問いに、「時間」「存在」「私」「生命」の4つのテーマから迫っていく。難しい言葉を使わず、「まんまるくん」と「先生」の二人の掛け合いの形から、哲学の根本問題をゆっくりと解きほぐしていく哲学入門書。



まんがで哲学をわかりやすく解説、なんだけど、まんがにしても、図解にしても、ふきだしにしても、難解なものは難解だった。まんがでとっつきやすくしてあるのに、脳みそ爆発しそうになった。「私」とは、ほんとうの「私」とは、、、夜、寝られなくなっちゃうんですよ。…5点。




「不機嫌な果実」林真理子読了!

2018年02月20日 13時19分31秒 | 作家 は行
不機嫌な果実 (文春文庫) 2018.2.19読了。
林 真理子 (著)

三十二歳のヒロイン、水越麻也子は、結婚六年目の夫に不満を抱き、昔の恋人野村と不倫の逢瀬を重ねていた。だが歳下の情熱的な音楽評論家、通彦との恋愛で、麻也子は大きな決断を迫られることになる…。「不倫」という男女の愛情の虚実を醒めた視点で描いて一大社会現象を巻き起こし、TV・映画化された、恋愛小説の最高峰。



まず、プロットが面白くない。
そして、ストーリー展開が平凡。
主人公が自己中で共感できない。
ほかの登場人物も中途半端なヤツばかりで、共感できない。
完全な、隣の芝は青く見える馬鹿な女の薄汚い不倫話で三面記事の方がまだまし。

にもかかわらず、最後まで、読まされてしまった。途中で放り出せなかったのは作者様の腕か、、、
他に『最終便に間に合えば』を読んだときにも思ったことだがたいしたことないなーとか思っているうちにすーっと物語に引き込まれ全部読まされている感じ。だてに直木賞をとってないということかな。でも、これは、、、あらすじにあった「恋愛小説の最高峰」って、それ何?…5点。



「満州決戦1945」檜山良昭読了!

2018年02月09日 17時30分39秒 | 作家 は行
満州決戦1945 (カドカワノベルズ) 2018.2.9読了。
檜山 良昭 (著)

北海道富良野で演習中の陸上自衛隊北部方面隊所属の第七師団は、悪天候のため演習を中止、撤収作業を行っていたが、大雨ともやのため道を見失い、見知らぬ原野にたどり着いた。位置を特定すべく行動中の偵察隊は、重機関銃と迫撃砲の攻撃を受ける。そして峠報収集活動の結果、驚くべきことにここが一九四五年八月の満州であることが確認された。第七師団司令部は一九九五年の世界に戻る方策を模索する一方、八月九日の長崎原爆投下阻止と、残留孤児およびシベリア抑留の悲劇を食い止めるべく、関東軍に協力することを決定。陸上自衛隊は圧倒的なソ連軍戦車軍団に戦いを挑む。


昔よく読んでた檜山さんの仮想戦記を20年振りぐらいで読んだ。この本も1995年出版とか。
なんか突然読みたくなったんですけども。まあ、うすうす感ずいていたんですが、内容薄いわ。ほんとストーリーのみ。
しかも終わりが突然の尻切れ、ブツッて終わってるんですが、なんすかねこれ。シリーズ物にしようとか思ったけど、その後書くのめんどくさくなっちゃったんすかね。
ともかく小説として完結してないから読んだ時間無駄。…1点。