ラバー・ソウル (講談社文庫) 2016.1.26読了。
井上 夢人 (著)
幼い頃から友だちがいたことはなかった。両親からも顔をそむけられていた。36年間女性にも無縁だった。何度も自殺を試みた―そんな鈴木誠と社会の唯一の繋がりは、洋楽専門誌でのマニアをも唸らせるビートルズ評論だった。その撮影で、鈴木は美しきモデル、美縞絵里と出会う。心が震える、衝撃のサスペンス
<読んでも大丈夫です。ネタバレ無しです>
醜悪な容姿の引きこもりが、美しいモデルに引かれ、
ストーカー行為や殺人と犯罪を重ねていく。
異常犯罪者特有の、妄想、妄言の独白が後半までの読みどころか。
ただ、同じことを複数の人間が語るので、途中、ちょい読み飛ばしたくなる。
本文が670ページにも及んだのは、こんな構成が原因か。
なんだか、ちょいと飽きつつも、最終章へむかい、
……「???」!
まあ、このラストにも賛否両論あるでしょうけど、
しかし、このどんでん返しのための、この長さ。
しかも、絶対この落ちはフェアじゃない。
結局、ムダに長い。…4点。
井上 夢人 (著)
幼い頃から友だちがいたことはなかった。両親からも顔をそむけられていた。36年間女性にも無縁だった。何度も自殺を試みた―そんな鈴木誠と社会の唯一の繋がりは、洋楽専門誌でのマニアをも唸らせるビートルズ評論だった。その撮影で、鈴木は美しきモデル、美縞絵里と出会う。心が震える、衝撃のサスペンス
<読んでも大丈夫です。ネタバレ無しです>
醜悪な容姿の引きこもりが、美しいモデルに引かれ、
ストーカー行為や殺人と犯罪を重ねていく。
異常犯罪者特有の、妄想、妄言の独白が後半までの読みどころか。
ただ、同じことを複数の人間が語るので、途中、ちょい読み飛ばしたくなる。
本文が670ページにも及んだのは、こんな構成が原因か。
なんだか、ちょいと飽きつつも、最終章へむかい、
……「???」!
まあ、このラストにも賛否両論あるでしょうけど、
しかし、このどんでん返しのための、この長さ。
しかも、絶対この落ちはフェアじゃない。
結局、ムダに長い。…4点。