ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「奇想博物館」 日本推理作家協会 (編集)

2022年11月24日 19時25分31秒 | 作家 な行
奇想博物館: 日本ベストミステリー選集 (光文社文庫) 2022.11.24読了。
日本推理作家協会 (編集)

予想を裏切る『至宝』の数々!驚きのトリックに、思いがけぬ結末。ミステリーの醍醐味を詰め込んだ豪華アンソロジー!



いろんな作家さん(15人)の短編が一冊で読めるアンソロジー。新たな作家さんとの出会いを求めて読んでみるが良かったのは宮部みゆきさんの「野槌の墓」、湊かなえさんの「長井優介へ」であった。(ミステリーだけじゃなく、いろんなジャンルが詰まっています)5点。

「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野晶午

2022年11月15日 17時05分18秒 | 作家 あ行
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) 2022.11.14読了。
歌野 晶午 (著)

SMAP×SMAPで中居くんが「最後の1ページまで目が離せない恋愛活劇ミステリー」とおススメ!
究極の驚愕、ミステリーの奇蹟がここにある
素人探偵のもとに持ち込まれた霊感商法事件の意外な顛末、そして…。あなたは最後の一文まで、ただひたすら驚き続けることになる。
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして——。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本。第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞受賞。




叙述トリックと言えるのだろうか? 確かに途中までは騙されたけど、ちょっと気持ちの良くない騙され方だった。というより気持ちが悪い。期待していたのに、、、5点。

「ブレイン・ドレイン」 関俊介

2022年11月11日 17時34分15秒 | 作家 さ行
ブレイン・ドレイン (光文社文庫) 2022.11.9読了。
関 俊介 (著)

舞台は“邪悪”な“欠落者”と判定された人間を隔離する人工島。特異な能力を持つBDことセイもその一人だ。だが彼は自分が欠落者ではないことを知っている。なんとしても島を出たいセイに、密命が持ち込まれた。報酬は破格、恩赦で島を出られる可能性もある――。セイは自身が欠落者でないことを証すため、命がけのミッションに挑む。怒濤のエンタメ巨編!!



設定だけで、ひねりも、どんでん返しもなく、あらすじのまますすむ。そして予想通りのラストへ。あらすじを見て最初に期待したほど盛り上がらなかった。4点。