「アラビアの夜の種族」(1) [角川文庫] 古川 日出男 (著) 2015.5.27読了 。
聖遷暦1213年。偽りの平穏に満ちたエジプト。迫り来るナポレオン艦隊、侵掠の凶兆に、迎え撃つ支配階級奴隷アイユーブの秘策はただひとつ、極上の献上品。それは読む者を破滅に導き、歴史を覆す書物、『災厄の書』―。アイユーブの術計は周到に準備される。権力者を眩惑し滅ぼす奔放な空想。物語は夜、密かにカイロの片隅で譚り書き綴られる。「妖術師アーダムはほんとうに醜い男でございました…」。驚異の物語、第一部。
面白い! いやー、面白いねぇ~とか最初は思ったんだけどなぁ。
雰囲気がいいんだよね。なんとも、本当に中東の夜更けの町に紛れ込んだみたい。
しかし、読んでいるうちにこのなんとも独特の口調が鼻につくというかなんというか。
長ったらしいというか…。まあ、たぶんこれも1巻でおしまいの予感。…6点。
聖遷暦1213年。偽りの平穏に満ちたエジプト。迫り来るナポレオン艦隊、侵掠の凶兆に、迎え撃つ支配階級奴隷アイユーブの秘策はただひとつ、極上の献上品。それは読む者を破滅に導き、歴史を覆す書物、『災厄の書』―。アイユーブの術計は周到に準備される。権力者を眩惑し滅ぼす奔放な空想。物語は夜、密かにカイロの片隅で譚り書き綴られる。「妖術師アーダムはほんとうに醜い男でございました…」。驚異の物語、第一部。
面白い! いやー、面白いねぇ~とか最初は思ったんだけどなぁ。
雰囲気がいいんだよね。なんとも、本当に中東の夜更けの町に紛れ込んだみたい。
しかし、読んでいるうちにこのなんとも独特の口調が鼻につくというかなんというか。
長ったらしいというか…。まあ、たぶんこれも1巻でおしまいの予感。…6点。