この春の診療報酬改定で、再診(再受診)の際の管理加算の基準が変更されました。
この加算は「再診時には、丁寧な問診と詳細な診察を行い、病状や療養上の注意点等を丁寧に説明し、患者の療養上の疑問や不安を解消する」ことに対するものです。
具体的には、診察時にこんなやりとりになります。(厚労省通知より)
「今日伺ったお話しでは、『前回処方した薬を飲んで、熱は下がったけれど、咳が続き、痰の切れが悪い。』ということですね。」
「診察した結果、頸のリンパ節やのどの腫れは良くなっていますし、胸の音も問題ありません。前回に比べて、ずいぶん良くなっていますね。」
「先日の発熱と咳や痰は、ウイルスによる風邪の症状だと考えられますが、○○さんはタバコを吸っているために、のどの粘膜が過敏で、ちょっとした刺激で咳が出やすく、痰がなかなか切れなくなっているようです。」
「症状が落ち着くまで、しばらくの間はタバコを控えて、部屋を十分に加湿し、外出する時にはマスクをした方が良いですよ。」
「他に分からないことや、気になること、ご心配なことはありませんか。」
これは、私たちが普段から行っていることばかりなのですが、今回いきなり5分以上かけて行わなければ加算はさせない!となったのです。
理由は「3時間待ちの3分診療はよろしくないから5分」だそうです。(厚生労働省の担当課長のコメントです)
でも、問題は5分かけるかどうかより、きちんとお話して理解してもらったかどうかですよね。
混雑していて3分だから理解できないかといえば違うし、ダラダラ5分かけたら理解できるかと言ったらもっと違いますから。
それに、たくさんの患者さんで混雑しているから3時間待ちの3分診療なのに、5分かけたら、、、5時間待ちの5分診療??
どうするつもりなんでしょう??
県内の小児科医もこぞって反対しています。
小児科が消えて無くなるんじゃないか、、、皆心配しています。
この加算は「再診時には、丁寧な問診と詳細な診察を行い、病状や療養上の注意点等を丁寧に説明し、患者の療養上の疑問や不安を解消する」ことに対するものです。
具体的には、診察時にこんなやりとりになります。(厚労省通知より)
「今日伺ったお話しでは、『前回処方した薬を飲んで、熱は下がったけれど、咳が続き、痰の切れが悪い。』ということですね。」
「診察した結果、頸のリンパ節やのどの腫れは良くなっていますし、胸の音も問題ありません。前回に比べて、ずいぶん良くなっていますね。」
「先日の発熱と咳や痰は、ウイルスによる風邪の症状だと考えられますが、○○さんはタバコを吸っているために、のどの粘膜が過敏で、ちょっとした刺激で咳が出やすく、痰がなかなか切れなくなっているようです。」
「症状が落ち着くまで、しばらくの間はタバコを控えて、部屋を十分に加湿し、外出する時にはマスクをした方が良いですよ。」
「他に分からないことや、気になること、ご心配なことはありませんか。」
これは、私たちが普段から行っていることばかりなのですが、今回いきなり5分以上かけて行わなければ加算はさせない!となったのです。
理由は「3時間待ちの3分診療はよろしくないから5分」だそうです。(厚生労働省の担当課長のコメントです)
でも、問題は5分かけるかどうかより、きちんとお話して理解してもらったかどうかですよね。
混雑していて3分だから理解できないかといえば違うし、ダラダラ5分かけたら理解できるかと言ったらもっと違いますから。
それに、たくさんの患者さんで混雑しているから3時間待ちの3分診療なのに、5分かけたら、、、5時間待ちの5分診療??
どうするつもりなんでしょう??
県内の小児科医もこぞって反対しています。
小児科が消えて無くなるんじゃないか、、、皆心配しています。