にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

インフルエンザB型がブレークの気配

2012-04-17 14:28:16 | 病気のはなし
新学期が始まって、一時下火になっていたインフルエンザがまた増え始めています。
現在流行しているのはB型が主体。
今のところ大平方面でブレークの様相ですが、今後全市的に広がる気配です。
インフルエンザの検査は発熱後半日以上(できれば1日)経たないと偽陰性になることが多いので、慌てての受診は二日続けての受診になる可能性があります。
治療は対症療法が基本で抗インフルエンザ薬が全員に必要なわけではありませんから、お子さんの状態をよく見て受診のタイミングを考えましょう。
なお今年度から、学校(幼稚園)の出席停止期間が、従来の「解熱後2日を経過するまで」から「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」に変更になりました。