DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

モーターの進歩が世界を変えた

2018-07-08 07:03:32 | 雑感

 小学生だった頃、理科の授業でモーターを作った。中心の部分の回転するところにエナメル線を巻き、磁石が取り付けられた枠にはめて、電池をつなぐと回りだした。これは感動の世界だった。そして、磁石に興味をもって、磁石でいろいろt遊んだものだった。磁石は密着させればさせるほど反発力、吸引力が増加する。エナメル線を細くしてたくさん巻けば、電磁石はどんどん強くなる。抵抗の少ない線をたくさん巻けば、とてつもない力を発揮するだろうと想像した。モーターはこの二つの原理を組み合わせたもの。回転部分と固定磁石の間隔を極限まで近づけることができれば、少量の電気で、とてつもなく強い力を発揮することができるだろうとその当時思った。

 それから50年以上経過し、モーターは飛躍的に進歩した。私が子供のころ、一馬力のモーターはかなり大きく、かつ、重いものだった。しかし、今はどうだろう?電気自動車やハイブリット車のモーターは小さく軽いが、百馬力あるいはそれ以上の力を出すことができる。これは、工作技術の進歩に負うところが非常に大きいように思う。腕時計にもモーターが入っているが、極々少量の電気で、回り続ける。同様に、発電機も大きく進化した。このモーターや発電機の進化で、人の暮らしは大きく変わったように思う。

 ところで、日本は雨が非常に多い。そして、毎年何人もの生命が犠牲になっている。この厄介な雨も、水力発電で利用される。日本各地に作られたダム、このダムの発電機を最新式の発電機に変えたら、相当の電力が生み出されることだろう。当てにならない風に頼るよりも、厄介な水を上手に発電に利用することを真っ先に考えるべきではないだろうか?

 

コメント
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