地中海では、イタリア等への移民を希望し、粗末な船に定員以上の大量の人を載せ、難破して多数の死者を出す事故が繰り返されている。その船に乗るため、法外な費用を負担し、生死の渕を彷徨うような体験をし、そうまでしてやっと辿り着いた国では不法入国で取り調べられ、元の国に強制送還されることが多いという。こんな理不尽な話、許されるのだろうか？
移民を巡るトラブルは、世界中に広がっている。トランプ大統領はアメリカではメキシコの国境越えて入って来る不法入国者への厳しい対応が話題になっていたし、こうした移民の問題が後を絶たない。
一方、安い労働力不足は深刻で、その確保に躍起になっている。日本では、技能修習生という名目で、入国させているが、その取扱いはまさに非人道的なものが多数含まれているようだ。いずれにしても、これらの問題は、日本の将来像にも深く関わる問題なので、国会で丁寧な検討を重ねて欲しい問題だと思う。利権がらみではなく、理性的な話し合いがなされるべきだろうと思う。
