DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

ロシアの民間軍事会社の反乱は僅か一日で終結、指導者プリコジンはベラルーシへ逃れる。

2023-06-27 08:05:14 | 雑感
 ロシアの民間軍事会社ワグネルのロシアへの進軍は、僅か一日で終わり、指導者のプリコジンはベラルーシに逃れ、ロシア政府も罪に問わないということになった模様だ。ワグネルは、プーチン大統領の指示か、あるいは単独でか、ウクライナ戦争で、ウクライナ領内で数々の不当な残虐な行為を繰り返してきた。ところが、プーチン大統領との軋轢が深まり、急遽、無謀とも言えるロシア進軍を始め、世界中に震撼した。
 ロシア側からみれば、政府に対する反逆行為であり、重罪に問われて然るべきなものだが、ロシア側も一転して、その責を問わず、指導者のプリコジンについても、ベラルーシに逃れるということで落ち着いたというのだ。
 かつてロシアは、周辺の東ヨーロッパ各国を取り込み、ソビエト連邦としてアメリカ合衆国と並んで強大な力を持ち、世界に君臨していた。ところが、連邦の崩壊とともに、ロシアはその力を失い、衰退の一途を辿って、現在に至っている。プーチン大統領の独裁体制が顕著になり、今や北朝鮮と同じ、独裁国家となってしまった。経済力はどんどん落ちて、もはやロシアが世界経済に与える影響力は微々たるものになっていると言えるだろう。ただ、ロシアには、連邦時代に作った核兵器が多数あり、それがどうコントロールされていくかが大きな課題だ。
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