ウクライナ紛争の報道を見ていて、いつも気になっていた民間軍事会社ワグネルがプーチン大統領との関係が悪化し、ロシアに向かって進軍しているという報道にはとても驚いた。
そもそも民間軍事会社は眉唾そのものだ。彼らの行った暴挙は、まさにテロ、犯罪として糾弾されるべきものだ。それが、ロシアの後ろ盾があるとテロや犯罪にならないというのは、納得できないことだ。プーチン大統領は、民間軍事会社ワグネルとの関係が拗れて、プーチン大統領に反旗を上げ、ロシアに進軍を始めるや、「裏切りだ」と非難している。言葉を変えて表現すると、両者は協調関係にあって、共に行動していたということを自ら認めているということなのだろう。すなわち、プーチン大統領が民間軍事会社ワグネルを非難し、糾弾するということは、自らの振る舞いを糾弾することに繋がることだということが分かっていないのだろうか?
今後の推移をしっかり見極めていきたいものだ。