今日の朝日新聞の一面で、桝添知事が給与を半分にする条例案を提出するとかいう記事がのっていたが、給与を半分にしたからといって、何ら都民を納得させるようなことにならないし、見当違いも甚だしい。元々給与は、仕事に見合って設定されたものであるし、都知事には給与分の仕事があるわけで、都知事自ら半分の仕事しかできませんから、給与を半分にしてくださいと言われても、甚だ困るわけですよね。言葉を変えると、自己の仕事が給与に見合った仕事ができていないということを認めたことになるのではないでしょうか?粗悪品ですが、半分の値段でいいですから、買ってくださいと言われて、だれがそんな粗悪品を買うでしょうか?
東京都知事は、「兆」に及ぶ膨大な予算を上手に効率的に使って東京都民のために仕事をしていく責任があるのです。それから比べると、都知事の給与なんてほんの微々たる物ですよ。都民は、政治資金問題で公私混同等が甚だしいことが明らかになり、都知事の金の使い方、考え方に疑問を抱いているわけですよ。そんな人に都民の大事な税金を預けられますか?例え、給料が半分だからといって、だれも喜びませんよね。
スイートルームに泊まりたいなら、自分の金で泊まれば言い訳で、税金を使って泊まるろうとするからいけないのではないのです。予算が足りないから福祉予算を切り詰めようとか言っておきながら、自分は税金でスイートルームに泊まるから、問題になるわけですよ。会計責任者が処理の仕方を間違えたとか、責任を転嫁しているようですが、自分の金で泊まるのならば、領収証を会計責任者に回わしませんよね?これ上手く処理しておいてくれ!と、会計責任者に渡したのでしょう!全く他人事のような答弁はいかがなものでしょうか?東京都民はこうした知事の姿勢に起こっているのですよ。それがどうも桝添知事には全く分かっていないようです。だから、見当外れの方に話が進んでしまうのだろうと思います。全くあいた口が塞がらないとはこういうことを言うのでしょうね!
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