加湿器は色々な形式やデザインがあり、選択に迷うことが多い。また、良いと思って買ったのに、実際使ってみたら今一使い勝手が悪いものがある。私の加湿器選びの失敗について紹介しよう!
買う前に、ネットで調べ、シャープの製品が比較的評判が良いのを知り、いざヨドバシに出掛けて行った。そこにはやはり色々な物が置いてあった。ハイブリットが良さそうだと思っていた私は、店員にハイブリット加湿器を見せてもらった。シャープの製品は置いてあったが、いろいろ店員に質問しても、返って来る答えが今一曖昧だった。湿度が液晶表示されている製品は加湿の状態がわかりやすいので良さそうに思えた。また、湿度が一定に保てる機能があった方が加湿しすぎるのを防ぐために便利ではないかとも思った。シャープの製品と私が買ったSIROCAの製品と比べると、シャープの製品はSIROCAの倍の値段だった。機能があまり変わらないのならば、安い方でも良いだろうとcirocaの製品を選択した。液晶表示、湿度自動設定可、ハイブリットとまあまあ申し分ないように思えた。
実際に使い始めてみると、タンクの水を交換するときに、タンクを引き上げると、水がポタポタト落ちてしまう。そこで、仕方なく加湿器ごと水道の蛇口のところまで持って行き、そこでタンクを外して給水するということになり、これが毎日のことだとかなりの手間がいることが分った。また、湿度自動設定ということだが、設定湿度に届くと確かに加湿はストップする。しかし、湿度感知のセンサーは本体に内蔵されており、加湿器の周囲の湿度ということになる。実際に使ってみると、湿度60%に設定していても、部屋の湿度が69%くらいになっても、そのまま加湿を続けている。加湿器が感知する湿度が必ずしも部屋の湿度ということにはならないということを知った。これでは実際問題として湿度自動設定が機能するとは言い難い。ハイブリットということだったが、SIROCAの製品は、超音波加湿器にプラス若干のヒーター加熱で加湿効率を上げるといったもので、他のハイブリット製品とは大分趣をことにしていた。ハイブリットの多くは、スチーム式と気化式のハイブリットで、ハイブリット方式が大分異なっていた。そのためか、加湿器を作動させると、部屋の温度が下がってしまうというデメリットがあった。要するに、私の選択は全く間違いだったことに気付いた。なぜ、こうなったかというと、ハイブリットという言葉と値段に気が行ってしまい、判断を誤ったということだろう。
「安物買いの・・・・」とはよく言ったものだ!私は、「安物買い」でこれまでどれだけ失敗をしてきたことか?本当に呆れものだ。