昨日、手作りパイプオルガンを見て、聴いてきた。設置されている教会は、JR八王子駅からバスに乗って10分?程、それから徒歩で、7,8分といったところで、それ程遠いわけではないのだが、ダイヤがまばらでアクセスは良くない。電車で、新宿方面に一駅上って、そこで高尾山方面の電車に乗り換えていくこともできるが、乗り換えがある分、面倒くさいという感じはぬぐえない。幸い、ドイツ語教室を終えた時に、教室のメンバーで車で来ている人が誘ってくれたので、便乗することになって、往きは楽ちんだった。 少し早めに到着、製作者が出迎えてくれ、中に入ってパイプオルガンやチェンバロを見た。パイプオルガンは二つあり、一つは、木製のパイプを使ったもので、小ぶりなもの。もう一つは送風用のパイプが繋がれている大掛かりなもので、二階の壁に面して設置されていた。チェンバロはかなり小ぶりな印象(何しろ、楽器に詳しくない私は、グランピアノのような形をイメージしていたせいもある)だった。果たして、どんな音が鳴るのだろうと期待で、わくわくものだった。
しばらく待っていると、演奏が始まった。最初の奏者はイタリアから来日した人で、振り付けなどもを手掛けている多彩な人らしい、かなり有名な人らしいのだが、名前等は憶えていない。大きい方のパイプオルガンのモデルとなったパイプオルガンが作られた当時の曲を演奏してくれた。演奏はとても素晴らしく、プロが弾くとこんな音になるのだ!と、改めて思った次第だ。それから、小さな方のパイプオルガンも演奏してくれた。こちらは、木製の管を使っているだけに、音が柔らかく、温かみのあるものだった。
次に、若い女性の奏者がパイプオルガンとチェンバロを演奏してくれた。奏者は、フランスの古い音楽に造詣が深く、ルイ王朝の頃の前奏曲を演奏してくれた。何でも、昔は楽譜は音程だけが記され、音の長さは記されていないのだそうだ。その後、四分音符とか長さがも記述されるようになったというのだ。だから、今の楽譜のように、だれが弾いても同じ曲になるわけではなかったという。まあ、とにかく私にはチンプンカンプン、訳の分からない話だった。演奏が始まり、ピアノと違って強弱はないが、本当に趣のあるものだった。音色も、こんな音が鳴るんだと感心した次第だ。
それから、ドイツ語教室のメンバーでもある女性がフルートを演奏し、チェンバロと合奏?してくれ、その後、独奏が何曲か続いた。この女性、アイリッシュハープ奏者と聞いていたのだが・・・・、まあ、音楽ができるということは楽器は一つには限らないらしい。正直、何も弾けない私としては、全く贅沢な話?だと思う。
まあ、昨日は、こんな状態で、感動の一日でした。音楽情報には全く疎い私、何も消化できていないし、このブログ記事も全くとりとめのないものになってしまいました。ごめんなさい!