私の住むマンションは、既に畜年を経過している。後、何年住むことができるのだろうか?私も70歳を越え、後9年で80歳の大台に乗る。同時に、マンションは50年を経過することになり、建て替えの時期を迎えていることだろう!その頃には、体力も知力も衰え、住み替え何てできる筈もなし、もう私の手に負える範囲をはるかに越えている。その時、私は、宿無しになるわけだ。では、今のうちに住み替える?それもまた到底無理な話だ。生活にギリギリの年金生活にどこに余裕があるというのか?
まあ、年金の範囲内で住めるケアー付き高齢者住宅に移るというのが順当な判断だろうが、その頃になって、そんな都合の良い高齢者住宅が見つかるかどうか?考えてもどうしようもないことながら、やはり心配になる。地震のない国ならば、50年何ともない建物なのだろう!現に、ヨーロッパではもっともっと古ぼけた建物が存在し、住み続けている。でも、日本は地震の巣の上にあり、いつどこで地震が起こっても不思議がない。そして、地震がある度に、耐震基準が引き上げられ、いままでクリアーしていた耐震基準に抵触することになる。経年劣化に加えて、耐震基準の引き上げが、マンションの寿命をどんどん短くしている。はてさて、どうしたものか?