4月というのにこうも毎日暑い日が続くと、やっぱり水場を求めてしまうのは生きとし生ける全ての物の性でありましょうか・・
なんて難しいことではないのでありますが、先日は海でまったりしたので今日は川・・、しかも大きな滝のあるところに行き盛大にマイナスイオンでも浴びてこようと言うことになりました。
目指すは宮崎県の「関之尾の滝」というところで、家からだと山道を車で1時間程走ります。
今回は駐車場から滝までに起伏がある森の中を登り下りするので残念ながらモコ助はお留守番でした。
ここは20年も前に初めて訪れた時、滝も素晴らしかったのですがその上流にある川沿いの公園も素敵で何回も足を延ばしています。
春は桜、夏は深い緑、秋は紅葉という具合に季節ごとに鮮やかな自然の色々を楽しむことができて、日差しが強い季節も森が優しい木陰を作ってくれるので1年中癒される場所でした。
ところが2010年に猛烈な集中豪雨がここを襲い、滝の一部が壊されて、川の周りの木々もその多くが流されてしまったのです。
あの頃は今より時間がゆっくり流れていた気がします。
それからもう10年以上も経ちましたが残念ながらあの頃のような癒しの場所までには戻っておらず、前犬のマックと心地よい時間を過ごした思い出の木陰も無くなってしまったのが残念です。
さらにいつも立ち寄っていた入口のお店もつい最近閉店したようで寂しい限りです。
とは言え、川沿いに残されたベンチに座り目を閉じると、聞こえてくるのはあの頃と同じく清流のせせらぎと川向こうの小鳥のさえずりのみで、じっとしているだけで心が静かに整っていくのを感じることができるのであります。
さあ、水に癒されたところで、お昼はグーグルマップで検索したお店に。
けっこう歩いたので久々にステーキを食べられる洋食屋さんにしました。
お洒落な隠れ家的お店で「いい所を見つけたね」と小声で話していたところ、後から隣のテーブルに入って来た中年の御婦人グループの声の大きいこ
と。
美味しかったけど、写真がいまいちです。( ノД`)シクシク…
黙食もなんのその、マスクもせず飛沫も飛べよとばかりに夫の事、子供の事を楽しそうに話しておられました。
美味しいステーキだったので良かったのですがムムムと思いながら店を出て、また帰りに川のせせらぎで心を整えるべきか迷いながら帰ったのであります。