徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…其の三十五「エノキグサ・ヤブタビラコ?・トキワツユクサ(パート2)」

2007-08-02 17:01:00 | 植物
 doveんちの駐車スペースには小さな花壇が作ってあるのですが、ちょっと留守をしている間に、幾種類もの雑草に占領されてしまいました。
抜かなきゃいけないんですが…なかなか…。
今日一本…明日一本…ってな調子ですから…増える方が早いのは当たり前ですな…。

 その中のひとつ…何処にでもある草であまり目立たないので名前も知らなかったのですが…よくよく見てみると花がついているじゃないですか…。
この草に花があるなんてことさえ、これまで気付かなかったんですが…。

                                    

 名前はエノキグサ…エノキの葉っぱに似ているからそう呼ばれるのだそうです。
いつもは上から見下ろした状態で一番上の葉っぱを見ていますから、葉っぱの下に花が隠れているなんて思いもしませんでした。
                          
見えている花は雄花で、雌花はその基の方の編笠状の葉っぱにつくそうですが、よくは見えません。
スプーンの先を反対にして並べたみたいに見える葉っぱが雌花のつくものです…。
画像ではすでに実になっちゃってますが…。
葉っぱの基の方にぽっこり膨らんでいるものが実です。
                                                    
 これはヤプタビラコ…のようですが自信はありません…。
そっくりなのでオニタビラコかとも思ったのですが…葉っぱがどうも違うような…。
オニタビラコの葉っぱは先が尖っているんですが…この花の葉っぱは丸くて立ち上がり気味…。
それで一応…ヤブタビラコとしました。
けれど…茎の色とかはオニタビラコなんですよね…。
オニタビラコも下の方の葉っぱには先の丸いものがあるようなので…迷います…。

いったいどちらなのか…ご存知の方…教えてくださいね…。

 春の花の終わりに…トキワツユクサをUPしたのですが…覚えていらっしゃいますか…?
あの時は被写体が遠過ぎて画像がボケボケ…ひとつひとつの花の形がよく分かりませんでした。

 この間、下流の方で、新たにトキワツユクサの群生地を見つけました。
上流に群生しているものなら下流にもあるかも知れない…って勘が当たって…下流に行ってみたのが幸いしました…。
それにしても…下流の開花時期の方が上流より数週も遅れているのは不思議です…。
たった1kmほどの距離の差なんですが…。
                                                 
腕が悪いため…白い花の画像は…あまりすっきりとしたものにはなりませんでしたが…この前の画像よりは形が分かりやすいと思います…。

 葉っぱの形はツユクサそっくりですが花の形が異なります。
この花…朝9時半以前に行くと咲いておらず…9時半以降に行くと咲いている…というようなことが数回ありました…。

どうやら…普通のツユクサよりはずっとお寝坊さんのようです…。

ハゼランなども一日三時間ほどしか咲きません…。
植物の撮影は…場合によっては時間との戦い…。
ちょっとだけ…学者さんや写真家さんの苦労が分かったような気がします…。