徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…其の三十七「イヌホオズキの実・林檎・スイカ」

2007-08-07 15:11:15 | 植物
 朝から入道雲が東西南北に陣取っていて…今夕はどうやら雷雨になりそうです。
入道雲というのは見ていると面白いですね。
何かこう…生き物のようで…。
今日から天体観測の合宿に行っているdoveちゃんず姉…うまく星空を拝めるでしょうか…。

 ここのところなんだかんだ用事があって、なかなか散歩に行けないのですが、下流ではそろそろ花の種類が代わっていそうなので、撮影時期を逸しやしないかと心配です。

 さて…少し前にUPしたイヌホオズキ…小さな白い花と緑の小さな実の画像を覚えていらっしゃるでしょうか…?
今日は…その小さな緑の実が熟すとどんな色になるかを…お見せします…。
                                               
分かりますか…?
この真っ黒な実が…イヌホオズキです…。
doveは最初…ホオズキというからには赤い実が生るのだろうと想像していました。
本物のホオズキは御存知の通り、提灯のような殻を被った濃い朱色の実ですから、殻はなくてもきっと似たような色だろうと考えていたんです。
ところが真っ黒…でした。(勿論…図鑑には最初から黒と書いてありますが…。)

よく似たワルナスビの実が黄色…キンギンナスビが白色から赤色であることを思えば…こっちの方がずっと茄子っぽいですよね。

 ところで…同じ下流の散歩道の…あの林檎は…こんなに増えていました…。
まだ青いのですが…すでに美味しそうです…。
他の枝にもたくさん生っています…。
林檎の実は…手の届かない川に張り出したところにあるので…熟したら全部野鳥の餌になるのでしょう…。



できれば…ちょっと齧ってみたい気がします…が…。
川に落ちそうなので…やめておきます…。

 散歩道の車道側…低木の植え込みにはスイカが自生しています…。
最初は誰かが趣味で作っていたのですが…どうやら勝手にあちらこちらに勢力を伸ばしたようです…。

                                                 
こんなに可愛い実が生っていました…。
生意気にも…すでにシマシマが…。
このスイカも何れ…虫たちの餌…かな…。

強い植物は環境さえ適合すれば…勝手に増えていきます…。
逆に…繁殖力の弱い植物はそれらにどんどん淘汰されていきます…。

見た目には美しい花々ですが…生き残る戦いは凄絶です…。
良かれと思って植えたひとつの苗が…周りの植物の生きる環境を変えてしまうこともあります…。

綺麗な花だから、美味しい実だからといって…何でもかんでも、むやみやたらに、何処にでも植えてしまうのは…良いことだとは言えませんねぇ…。

doveも気をつけなきゃ…。