徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第三十九「マツバギク・ムラサキゴテン・サルビア青」

2007-08-10 17:25:00 | 植物
 植え込みが枯れて、ぽっかりと開いた跡地に、近所の人が花や野菜を勝手に植えてしまうことがあります。
お役所が管理している土地を勝手に使用するのは本当はいけないことなのですが、放置された何もない殺風景な植え込みの土を見ているよりは、花が咲いていた方が気分がいいのは確かです。

人為的に植えられた植物が植生に影響を及ぼす危険性とか規則違反の事実を深く考えたりしなければ…ですが…。

 散歩道にもいたるところにそうした花壇のようなものが作られてあります…。
よく手入れされているものから、単に植えてあるだけのものまでいろいろです…。



 このマツバギクは、あまり手入れをされていない場所のもので、おそらくは過去に誰かが植えたものが野生化したと思われます。
少し離れたところにあった植え込みの跡地にも植えられていましたが、そこはきちんと手入れがなされていました。

 葉っぱだけを見て、うっかり、マツバボタンという名前を思い浮かべてしまいましたが、まったく種類が異なるのだそうです。
そういえば…花の形が全然違いますよね…。

                            

 ムラサキゴテンは、パープルハートとも言うそうです。
ツユクサの仲間で外来の園芸種です。
このムラサキゴテンは完全に人が植えたもので…跡地が簡易な花壇のように作られてあって他にも可愛い花がいく種類か咲いていました。

                                                     

 これは青いサルビア…。
下流の方では跡地に赤いサルビアが植えられてあるのを見ましたが…こちらの跡地の花壇の方がずっと手が込んでいて…まるで庭かと見紛うほどに綺麗に作られてあり…幾種類もの花を咲かせていました…。

 跡地の花壇の花があまりに綺麗だったので幾種類か撮影してきました。
この中からはやがて種を飛ばしたり、根を這わせたりして、勢力を伸ばし、野生化するものも出て来るでしょう…。

 来年の夏あたり…川岸や中洲など、思ってもみないところで、それらの子孫にお目にかかるかも知れません。
心配といえば心配だし…楽しみといえば楽しみです…。
悪いことに…楽しみの方がずっと…大きいように思います…。
いけないことですが…。