それでは102歳の福田さん(女性)の登場です。
102歳なのに、歩けるし、家事は出来るし、
とても元気で素晴らしい方です。
ご家族が「お家だとあぶないから」と、
活躍できる場面が少ないので、
グループホームのようなみちしるべに、
利用を申し込まれてきたのでした。
実際にお米をといだり、
味噌汁づくりや
洗濯ものをほしたりと、
様々な場面で大活躍されました。
ですが、朝お迎えに行くと、
送り出しのヘルパーさんと二人並んで
玄関に正座しておられました。
「今日は身体の調子がよくないので
お休みさせていただきます」
ヘルパーさんは言葉には出さなかったけれど、
(一生懸命お誘いしたけれどもダメでした)
という表情をされていました。
それでヘルパーさんも
「今日はお休みさせてください」
と言うのでした。
しかし、「ああ、そうですか」
と簡単に引き下がって帰るわけにはいきません。
私はヘルパーに一言かけて、
ヘルパーのいる位置を変えていただきました。
すると福田さんは立ち上がって、
すんなりと送迎車に乗ってくださいました。
さて、ヘルパーさんをどの位置に変えたのでしょう。
この答えは次回へ。。。
皆さまもよろしければちょっと考えてみてくださいね。。。
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