DT200Aの庫 (goo-blg)

戸塚発 kaho コンサート In the sea wind


 コンサート会場の入口にあったポスター(パンフレット?)です。200人ところか、250人が集まったそうで、ミキサーの横の席にも観客が座っていてビックリしてしまいました・・・笑  13,06,02  関内ホール  17:40頃  スマホ T02D

 以前にご紹介した事がありますが、たまの日勤で帰宅すると下車駅である戸塚駅前で澄んだ声で歌う女性ストリートミュージシャンに出会う事がありました。毎回ではありませんが改札を出ると彼女の声に引き付けられて立ち止まって何曲か聞き入ったた事がありました。歌が上手で歌詞も解りやすく人を引き付ける何かがあり、気にはなってはいましたが彼女の名前すらわからず(彼女前には何か告知のパンフレットが置いてありましたが気恥ずかしく取りにいけませんでした)、時が過ぎていきました。
 そして本当に偶然の出来事ですがある日、通勤途中にたまたま座ろうとしたシートに読み捨てられた新聞が置いてありました。その新聞を網棚に乗せようとして眼に入ってきたのが「戸塚発 シンガーソングライター kaho」と言う文字でした。手にとって読んだ記事で彼女の名前がkahoと言う事を知る事になります。早速ネットで彼女の名前を検索すると彼女のブログがヒットし、彼女のいろいろな事がわかってきました。そのブログには6月2日に関内ホールでコンサートを予定し、そのコンサートに200名を集めるのが目標だと書かれていました。゛あの彼女の声なら金をを出しても(実際には3,000円ですが)コンサートに行っても良いなぁ~゛と思い、コンサートを早速予約する事にしました。予約と言っても「チケットぴあ」や「ローソンチケット」で扱っているわけでもなく、彼女が所属している事務所のコンサート予約専用のメアドに彼女の名前とコンサート開催日、さらに自分のデータを送信すると、折り返し予約完了のメールがかえて来るシステムになっていています。代金はカードの引き落としなどではなく、当日会場で自分の名前を言って支払ってくださいと言うことです。彼女を応援する立場で申し込んでいるので、責任を持って会場に出向き、代金を払わなくては失礼にあたるし、彼女をガッカリさせてはいけないと言う義務感を発生させるなかなか優れもののシステムです。


 ディストル・ミュージックエンターテインメント kahoホームページより

 さてコンサート当日、私は一交勤務の非番(アケ番)でした。一旦帰宅して2時間程度仮眠をしてから関内へ出向きました。関内といえば10数年前、営業の頃スーツで歩き回ったテリトリーのひとつです。駅から懐かしさにひたりながら関内ホールへ向かいました。
 関内ホールでのコンサートと言っても地下の小ホールです。地下に降りて行き会場に入ると本当に手作り感のある雰囲気がありました。必要最低限のスタッフ以外は、ボランティアや手弁当で手伝ったくれている人たちが一生懸命もてなしてくれていました。観客の中には戸塚と言う地域性でしょうか?どこのお店の人かは思い出しませんが店舗で働いている知った顔の人や店主の姿もありました。
 肝心のコンサートですが、彼女の歌声を信じてはいましたが期待半分、不安半分でしたが、それは良い方に裏切られました。とてもストリートをやっているシンガーとは思えない多彩な音楽性で圧倒されてしまいました。
 彼女の歌声を支えるバックはギター(エレキとアコースティックギター)とベースにドラムと言う私達がフォーク時代に慣れ親しんだ編成ながらも(彼女自身はキーボードピアノを演奏しています)、ゲストとしてストリングス(リードバイオリンとセカンドバイオリンにチェロ)が加わっているのが今風だなぁ~と感心した次第です。確かにストリングスが入ることで、全体がやわらかくなって聞きやすくなっているのは間違いないと思います。また曲のアレンジのセンスに優れていて(ギターの人のアレンジと言うことでした・・・)彼女の歌声もさることながら、曲の編成も飽きの来ない、素晴らしいコンサートだったと思いました。ところで私たちがフォークで慣れ親しんだ時代はキーボードピアノは゛キーボード゛と略していましたが、今は゛ピアノ゛って呼んでいるのでしょうかねぇ~?


 コンサート会場の受付にはこんなコメントがありました。  13,06,02  関内小ホール  18:40頃  スマホ T02D

 彼女の歌声は耳に心地よく入ってくる歌声で、歌詞を頭で追いかけていると、そのうちにいろいろな光景が頭をよぎる様になります。歌詞が戸塚駅周辺のことを歌っていると、戦後のバラック小屋から引き継がれていた今はなき旭町商店街の光景やまだ東海道線が通過していた頃の戸塚駅での日常の通勤風景が蘇ってきます。思えば東京都大田区・池上に生まれ住んで、1970年に戸塚へ引っ越してきました。あれから43年。いつしか戸塚と言う街が好きになったと言う事を彼女の歌声が再認識させてくれました。また地域性からでしょうか、彼女の歌声が鎌倉が似合う音楽に聞こえました。夏の太陽が降り注ぐ材木座海岸が似合う音楽があるかと思うと、夜の鶴岡八幡宮から北鎌倉へ抜ける真っ暗な道(正式には県道21号線)が似合いそうな曲もありました。
 開演から約2時間強。けして飽きさせる事なく、地域性に溢れ、とても楽しいコンサートだっと言うのが率直な意見です(松たか子のコンサートはつまらなくて途中、退席して帰ってしまいました)。彼女の歌声と才能が世の中に認められ戸塚発のビックアーチストが誕生する事を祈って、コンサート会場を後にしました。


  ディストル・ミュージックエンターテインメント kahoホームページより

kahoホームページ
http://www.thistleme.com/kaho.html

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コメント一覧

残席3
あれっ、以前は松たか子がオカズだったはず、そうか喫煙と結婚で追っかけやめたんですよね? のめり込む癒しの歌手がいるのは良いことです。
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