自分にとっての正解は、自分が一番知っていると思う。だから、自分が決めたことが一番だと思う。どんなに辛いことでも、どんなに嬉しいことでも。逆に言えば、自分で決めたことが、自分にとっての正解・・ね・・u_8kpv5nme41によるPixabayからの画像 30年ほど前アメリカに留学していた時、アメリカ人の医療スタッフから、「日本では癌と診断した時や再発した時、そのことを伝えないとよく聞くけれ . . . 本文を読む
11月初め高野山は紅葉が進んでとても綺麗でした。紅葉が進んでとても暖かで20度はあったでしょうか。とても過ごしやすい晴天でした。その翌週には初雪。。今は0度の日もあるようです。生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終りに冥し西暦830年頃の空海の著書『秘蔵法鑰』の序論は、この言葉で結ばれています。輪廻転生。その始まりの生はどこにあったのかわからず、死の行方も奥が深くわから . . . 本文を読む
心に残った言葉を書いてきましたが、今日は残念な言葉・・ある年会費をとっている家事援助サービス団体の方から、「私たちはご近所のお付き合いのような支援ですから、会の規則なんて、あってないようなものです」と言われました。年会費は少額だから小さな組織だから相互扶助だから規則はあってもないようなもの・・なのでしょうか。地域にとって光が当たらない隙間を埋めてくれるような貴重な団体です。でも、この先に発展的な期 . . . 本文を読む
思い通りに行かないとは・・・「思う通り」が、今あるべき道から少し離れているということかも。変えられることならば、改善できる幅がある、修正できる余裕がある、道の先(未来)があるということでしょう。一方で、変えられないこともあるわけで、その時は、手放したり、しょうがないと思うことも必要かもしれません。変わらないことがあれば、自分の「思い」を変えてみる勇気も大切なのかも・・JoeによるPixabayから . . . 本文を読む
先週書いたNHKのあさイチ。それ以降、NHKには距離を置いていました。今年の4月、病院総務課からTVの出演依頼が来ていると連絡がありました。NHKのきょうの健康でした。簡単な内容について添付されていました。3回シリーズで、第1回胃瘻、第2回気管切開、第3回緩和ケアというのです。スケジュールはよく覚えていないのですが、原稿作成開始から2か月より短い放送予定だったように思います。ありえない・・正式な回 . . . 本文を読む
1997年、もう26年も前のことです。英国の故シシリー・ソンダース先生が来日されました。ホスピスの創始者である先生が、そのイメージをどのように作り、世界へ発信していったのか・・・当時、私が勤務していた国立がん(研究)センター東病院の緩和ケア病棟(ホスピス)に訪問してくださり、デイ・ルームで講話して下さいました。先生は、元々看護師でした。腰を痛め、MSW(医療ソーシャルワーカー)となった彼女が、悪性 . . . 本文を読む
誕生日に、今日はとても可愛いお客様が来てくれました。息子の友人のご家族。近くに住んでいらっしゃったのですが、お子さんがお二人生まれたことで郊外にお引越しされるとか。息子が大学生だったときにNPOで国際協力活動をしていた仲間で、卒業、就職、結婚、子どもが生まれて、かれこれ10年以上のお付き合い。ありがたいことです。これから先・・何を手放していくか・・それまでに、何を仕上げなければいけないのか・・その . . . 本文を読む
男性 「何か食べに行こうか?」女性 「何でもいいけど・・」男性 「じゃあ、中華は?」女性 「ええ・・?・・・中華?」男性 「じゃあ、とんかつ」女性 「もっとさあ・・夏だから、さっぱりしたものとか」男性 「じゃあ・・寿司は?」女性 「軽い方がいい・・。蕎麦とか・・」男性 「(最初から蕎麦って言えばいいのに) ・・・・蕎麦にしよう・・」意思決定におけるジェンダーの差は一般的にも特徴があるといわれ . . . 本文を読む
病気がちになっていくと、今まではやり過ごしていた心配事が次々気になってくることがあります。それは自然なことではありますが・・あれもこれもやらなければ。でも、やれない自分がいて、その葛藤に押しつぶされそうになるとしたら、それは何かを変えなければいけないサインです。 やらなければいけないこと・・ やりたいこと・・ 役割を果たしたい・・ 自分らしさをまっとうしたい・・色々な望みが重荷に変わってしまってい . . . 本文を読む
昨日は日本サポーティブケア学会学術集会にお招きいただき、奈良への日帰りでした。京都から奈良まで、海外からの観光客で一杯・・宇治でも沢山の人が降りていきました・・これが快速でなければ稲荷でもっと沢山の海外旅行者がアクセスしたのだろうなあ・・分刻みだったのでどこにも立ち寄れませんでしたが、コンベンションセンターから近鉄大和西大寺へのタクシーに乗ったのですが、運転手さんが平城京の中の道を通って下さり走っ . . . 本文を読む
不登校だったけれど、周囲の大人に見守られて育っていったケンタくんの話から母親が難物であり、たしかにこれは痛かったが、それをカバーするだけの豊かな関係が身近にあった。ケンタは、大家族の中で育ち、大人たちからはよい塩梅に許されてた。戦後昭和の家庭には、このように、子どもに対する大人たちの健全な無関心があった。「子どもってこんなもん」「子どもの頃にはいろいろある」という大雑把なものの見方、大人どうしの合 . . . 本文を読む
元同僚が病院に来る予定と連絡が来たので、待ち時間に会うことになりました。最後にあったのはコロナ以前。なんと・・お目にかかると杖歩行・・神経系の疾病のため車椅子と杖で、当院の外来受診の時、訪ねてきてくれたのでした。採血検査から診察までの間の30分ほど。今まで何があったのか、沢山話を聞き、そして、外来の時間になりました。移動は、介護サービスの同伴があり、待ってくださっているとのこと。そこに声をかけてき . . . 本文を読む
大学の沢山の教育プログラムを一つの流れに整理するー体系化するために膨大な仕事をしてくださった医師がいました。あまりの仕事の多さ、集中に、他の医師にそれは移り、その医師の仕事は軽減されましたが、次第にそのプロジェクトから離れた形になってしまいました。数年ほど経過しました・・2か月ほど前、帰宅しようと乗ったエレベーターで久しぶりに一緒になって、挨拶したのもつかの間。この3月で辞めるんです。えっ・・その . . . 本文を読む
いつもほとんど手にしない紙の新聞をめくっていた木曜日の朝。ある記事に目が留まりました。うそでしょ・・仕事柄、厚生労働省のがん医療の審議会などにこの数年間関わってきました。国の方針を決める数々の会議で、厚生労働省の事務系の方、医系技官による推進官などで構成されたチームが対応します。会議日程調整、課題の整理、方針案の作成、関係部署との調整、有識者参考人との調整、会議資料の取りまとめや作成、配布、事前レ . . . 本文を読む
12月3日NHK週刊ワールドニュースでハンガリーの広場。自転車をこいでライトアップするクリスマスツリーが登場!市民が楽しそうに交互にこいで点灯させている様子が映し出されていました。節電800万円それ以上のことも・・皆で点灯を楽しみ、こいでいる人が眺めている人の嬉しそうな表情を喜び、次の漕ぎ手のそれっとばかりの姿が映り、それはそれは幸せな時間が流れていました。誰かのことを思いちょっとだけ力を注ぎ共に . . . 本文を読む