1週間近くイギリスにおりました。
コッツウォールズから、湖水地方へ列車で。
モザイクの壁や柱を見ると、鉄道が発達したイギリスを感じます。
一等車の12時~17時の間にでるサービスです。
朝も、こうした午後のお茶の時間も、周りの人はコーヒーを飲んでいます。
イギリスといえば紅茶というのは、古いのでしょうか。
湖水地方といえば、ピーターラビットを連想する地域のようですが、
雰囲気は芦ノ湖に似た印象があります。
Linthwaite House Hotel のダイニング
イギリスといえば、食事がまずい・・と言いますが、
ここの食事はイギリス国内でも上位に入る評価を受けていたようです。
ちょっとピンボケですが・・
結構、お魚料理が多くて、皮がパリっと焼いてあってとても美味しかったです。
サマセットモームは、
イギリスで美味しい生活をしたかったら、
朝食を3回とれと言ったそうです。
確かに、朝食は、フルーツいっぱい、シリアル、ヨーグルト、
卵にハム・ソーセージ・ベーコンにベークトトマトととってもボリュームがありました。
(あまり好き嫌いはない私なのですが、
朝食の ブラック プディング だけは、
どうしても好きになれず、写真もありません。
ブラックとは、血(!)です。)
学校が始まり、こうした観光地は
高齢者の方々のシーズンのようでした。
湖水地方は、まだ、他国からの比較的若い方も多かったのですが、
その前に訪れていたコッツウォルズは
本当に国内の高齢な方が多く・・
そこで見かけたメジャーな飲み物
elder flower・・・ 高齢な花??
日本では、ニワトコと呼ばれているハーブです。
葉は、ビワの葉のようにぶつけるなどした
炎症部分に当てるとよいとか
飲むと抗酸化作用だとか抗炎症効果があるのか
風邪によいなどと書かれたものがあります。
(K社の村上さん・・ 貴社から発売いかがですか?
少なくともあのショウガ入りの飲み物より美味しかったです。)
日本がまだ33度位の時、
この北の地方は、最高15度、最低9度程度。
気まぐれな暴風雨にも出会いました。
その後、南端の街まで下りていきました。
暖かく、日の光も一杯で・・
その前日までどんよりだったのが信じられないくらい。
次男の大学は、ちょうど新入生や留学生にとっての新学期で
とても、活気がありました。
入居のサポートも全部、学生unionがやっていて、
「ask me」と書かれたボードを持った学生が
そこここに立っていて、声をかけていました。
引っ越しトラックなどはどこにも止まっておらず、
自家用車に日用品を積んで親が運んできているようでした。
それまでは、個室に入っていた次男は、
あえて2人部屋に移動。
事務的な手続きをしている間に、
ちょっと座って待っていたら、
アジアからの留学生に
Yuの両親?って声をかけられてビックリ。
似てましたかねえ・・・
この日は大学とは別の
ジュネーブの国連関連の研修から
帰英した次男に合流したのですが
とても充実した時間を過している様子にホッとしました。
この間、国内で試験前勉強で大変(なはず)だった長男には、
万一のことがあったときのために、
まるで遺言のように多々託してきました。
今年の学会時期に、
恩師も湖水地方に行く予定と聞いておりました。
どうなさったかなあと、帰国後の仕事まみれの中で
別件の連絡があったときに伺ってみたところ、
奥様の体調不良で今年はキャンセルなさったとのこと。
次回の楽しみにとっておかれることでしょう。
新涼の風~
で始まる素敵な一句をお送りくださったのですが、
超暴風雨に荒れ、
風雨に打ち勝つ紫陽花の強靭さに心うたれた湖畔を思い出し、
やっぱり、直接いらっしゃってお読みいただくのがよいかも・・・・・・・・・・・
と思った先週末でした。
この年になると、旅の前にも、途中にも色々あるものです。
ちなみに、私はコッツウォルズで、捻挫してしまいました・・
最後に、そのコッツウォルズの素敵な風景を
お辛かったことと思いますが、この場は、あくまでもタイトルの通りの場どうぞ、理解ください。
一人一人状態が違いますので、方法の良しあしや他の方法の有無は言えないこと、また、ずっと付き添っていた場合と、その時だけ目にした場合の受け手側の感覚も異なってくることを書き添えます。
ヨーロッパはまた違う大変さがあるだろうと思いますが、その苦しさも価値あるものとして身にしみこませていっていました。
大変な就活を乗り切ることも、同じように価値あることだと思います。
どのような場であっても、これが自分らしい人生だと胸を張って進んでいっていることに、人生の先輩としてではなく、対等な人として、スゴイなあと思うのです。
本人たちは、相当苦しい日々のようです。
頂いた言葉を知ると、どんなに励まされることかと思います。感謝です。
頂いたコメント、充実していますね・・と応援メッセージを頂いたような気持ちになり、とても、嬉しかったです。
私は先日祖父、祖母を殆ど同時に亡くしました。
祖父の最後の何日かでお見舞いに行った時、初めて痰の吸引をするのを見たのですが、とても辛そうで見ていられない程苦しそうでした。。
あれはやった人でないと分からない地獄の苦しみだと思います。
苦しみの少ない他の方法はないのでしょうか?
また、ホスピス(緩和ケア)では吸引自体をせず、モルヒネなどで眠らせる、等の方法をとることもあるのでしょうか?
余命何日もないほど弱っているのに、最後の最後であんな苦しみは辛すぎます。。医療、そして人間の最後の現実を見せられたようでとても複雑な思いです。。
ちょうど、先生と入れ違いで、私はパリでした。
報道はされていませんが、街中ではデモが行われていたり、大学の中なのに危ない目にあったり・・・普段、世界の中の日本を意識することもなかっただけに、どうして?と思うことが多くありました。
彼の中では、日本はどのように見えているのでしょう?
自分がやりたい事とは言え、「彼はえらいなあ~」と、今朝一番に話した話題でした。
更に国連関連の研修…。
お見事!です、そのユニークな実行力!!
上の坊ちゃんはご両親の軌跡を歩んでいらっしゃるご様子。
素敵な人生を歩んでいらっしゃる坊ちゃん達のご健康を祈っています。
もちろん、先生とご主人様も!!
忙しくも充実した時を過ごされていると、ご褒美のように、良いものに出会えるのかも。