口腔ケアは、とても大切なケア。
口の清潔は、肺炎を予防します。
抗がん治療中の患者さんだけの話ではなく、
高齢者の方、抵抗力が低下している方、
多くの方に共通した大切なことです。
肺に流れ込む唾液は一日1~2Lと言われます。
口の中の細菌や真菌(カビ)が肺に送り込まれ
肺炎になってしまうことを予防するのです。
経口摂取量が落ちてきたり
活動度が下がると唾液の分泌は低下してきます。
加えて、オピオイドなどを開始すると
その抗コリン作用で唾液の分泌が低下します。
口腔内がべたべたしていると
顎下腺炎や耳下腺炎を起こしてしまったり
口の中で細菌や真菌が増えやすくなります。
この真菌が口の中に増えた状態を口腔内カンジダ症といいます。
カンジダに感染すると
口腔粘膜や舌に白いものが点在するようになります。
これは、こすっても中々取れません。
普通人の舌には、白い舌苔があり
これは疾患ではありません。
鑑別の方法は、こすって簡単に取れるものが
舌苔。
中々とれないのがカンジダです。
(再掲/つづきます。)
現在、オカンが、乳癌の告知を受け、化学療法中です。3クール目です。
いろんなことに疑問があり、なんか、今は心の整理がついていません。
いろいろ、勉強させていただきたいです。
静岡のがんセンターは、歯科の先生も積極的だとの記事を見た事があります。
わたしも、また、勉強してブログで広めたいと思っています。
イギリスのホスピスでは、緩和ケアは口腔ケアに終わって口腔ケアに終わるというくらい重点項目なのだそうです。是非、先生も広めていってくださると心強いです!
こちらのブログで終末期における口腔ケアの重要性をより深く認識することが出来ました。
学校では学術的には多くのことを学びますが、なかなか活きた知識を得ることは難しいのが現状です。
こちらのブログを読んでより一層多くのことを学んで沢山の人の役に立てるような歯科医師を目指したいと思いました。
お忙しいとは思いますが、お仕事頑張ってください!
長いコメント失礼しました。
こんにちは。歯科医師として現場に出られるのも、もうすぐですね。口は、本当に大切です。最後まで食べられることが、人の生き様の縮図のように感じられることも少なくありません。4月からは、よい医療を作っていく仲間として、よろしくお願いいたします。
デイケアに通ったり、施設に入所したりすると、ほぼ、「強制か!!」って言いながら、数本しかない歯を磨き、下もゴシゴシしていて、とっても元気な12月には91歳になる父。
頑張って貰いましょう。。
と言う私も抗がん剤治療まっただ中なので、きれいに!!を頑張らないといけない状況です。
楽しげな声が聞こえてくるようです。
ぴょんさんご自身のお口のことを読み、私も!と手をあげて一緒に磨かなくては・・です。
今回読者登録をさせて頂きました。
宜しくお願いします。
こうしてメッセージを残してくださって、本当に感謝です。
こちらこそ、宜しくお願いいたします。