かつての経験、何がショックだったかというと・・
あんなに時間をかけて説明して
紙に書いて渡しても
調剤薬局さんで渡される薬剤情報と
わずかなやり取りの方が
患者さんにとっては信頼感があったということ。
心するようになりました。
明らかに効果があるとわかっていても
保険適応がない薬剤を使う場合は
沢山説明します。
紙に書いて渡します。
投与する理由、副作用、代替薬の選択の可能性・・
昨日書きましたこの在宅での経験は
10年ほど前のことですが
今だに警鐘をならしてくれます。
紙に書いたら、調剤薬局の人にもまず
これを読んでもらって欲しいと渡すこともあります。
ただ・・・外来で、そこまでの時間が無いことも多く
処方箋に直接、「神経障害性疼痛に処方」などと
書いてしまうこともあります。
幸い、査定にあったことはありません。
ただ、こういう工夫をしても
鎮痛補助薬という概念そのものを
ご存知でいない薬剤師さんが多いのが実情です。
とはいえ、この10年ほど前に比べると
大分、分かってくれる薬剤師さんが
増えてきました。
できれば、一言、どんな風に説明を聞いていますかと
聞いてくれるとありがたいものです。
調剤薬局さんに
病名や病状説明がどのようになされているか
処方意図は?といったことを
伝える方法を考えなければならないように思います。
これからは、同職種間だけではなく
調剤薬局をどう関わってもらうかということも
大きな課題です。
(おわり。今回シリーズは、一部再掲、コメント再掲)
調剤薬局では、カルテを見ることができず、また患者さんにネホリハホリ聞くこともできず、また聞いても患者さんが答えるのを嫌がったり、説明しようとしても「先生から聞いてるからもういいよ」と言われたり…、と大変苦労することがあるようです・・・。
かくいう私も、以前リ○トリールを「抗てんかん薬」と説明してしまい、「私、てんかんじゃないわよっ!」と言われたたことが・・・。薬剤師も日々勉強していかないといけないな~と痛切に感じました。
クロナゼパムも、眠剤、心を落ち着ける、除痛、ミオクローヌス治療などなど処方目的が沢山ありますものね。院内でしたら、服薬指導依頼書などでその辺、医師が伝えていかなくてはなりませんね。
以前、先生の御講演を拝聴した者です。
具合のすぐれぬ患者さんが、病院でうろうろへとへとになって病院を後にし、最後の最後に、やって来るのが調剤薬局…。
此処でまた、アンケートを記入しろだとか、あれこれ根掘り葉掘り聴かれたりだとか…、確かに、患者さんには不快な事ばかりかも知れません…。
そんな訳で、処方箋に疾患名や処方意図が盛り込まれていたら楽だろうなぁ~と思うことも、ままあります。
でもそれはそれ、診療科や処方医、そして適応外使用の情報などをもとに、巧みな(?)話術で、正確な処方意図を聴き出せるよう、努力してます。
納得して貰えた時は、嬉しいやらほっとするやら…。
(長文失礼しました。またぜひ、お邪魔させてください。)
これからも、ご意見お願いしますね!!
自分も話術でカバー派です。
いまは病院薬剤師をやっているので処方箋とカルテを見ることが出来るんですが
まえに調剤いたときはうま~く患者さんから聞き出してそれに合うような話をしてました。
ホント納得してもらったときは嬉しいですね
ところで
いままで疾患名が処方箋に書かれてないのは
なにか法律の規制があるからなんでしょうか?
ちなみに、アメリカでは、保険証がICカードになっていて、これを処方箋と一緒に出すとそこに処方歴や病名が入っていて、薬局内でもそのあたりが確認できるようになっていました。
でも、「アメリカでは、保険証がICカードになっていて、これを処方箋と一緒に出すとそこに処方歴や病名」というのが、いいな~と思ったので、情報へありがとうございました。
ICカード本当にいいですよね。複数の病院から睡眠剤が2重処方!!何ていうようなことも避けられますしね。
例えば、「これは痛み止めです、薬局ではうつ病
の薬という説明を受けるかもしれませんが、抗うつ
作用とは全く別に痛みを緩和する作用があります。
うつ病ではない方が飲んでも心配ありません。」
などなど。印刷物だと手元に残して、また信用して
もらえる傾向にあるのと、外来での説明の手間も少し
軽減するのではないかと思います。
両親は、年老いていて、パソコンを操りネットサーフィンが出来ませんが・・・。
兄夫婦に、良~く言っておきます。そして、ブログを読んで貰うように・・・。