緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

9月も もうすぐ終わります。

2008年09月28日 | 医療

急に、寒くなりました。



昨日の松本では
本当に素敵な時間を過ごさせて頂きました。

教師だった母から、私は小さなときから
旧開智学校は、行政に先駆け、住民寄付で作られた学校で
長野県の方々は、勤勉で、誠実で、熱心なのよ
と何度も、何度も聞かされていました。




本当に、その通りだと実感しました。

直向きで、情熱をもって緩和ケアに取り組まれる方々に
お目にかかることができました。



私自身、もう一度あらたなチャレンジが待っているのですが
こんなに多くの方ががんばられているのだから、
きっと、私にもできる・・と心を太くすることができました。

疼痛緩和の知識をお伝えしに行き
私は、大きな力を頂きました。



本当に、本当にありがとうございました。





(猫爺さん  先のコメントに、心の内を感じることができました。どうぞ、ご心配なさらないでくださいね。そのままにしておきましょう。)


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6 コメント

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Unknown (nagano)
2008-09-28 23:26:31
長野県に来て頂き本当にありがとうございました。
信州大学の薬剤部の先生方にも感謝・感謝です。
私自身は先生の御講演2度目ですが、「鎮痛薬は患者さんの困りを解決するためのツールの1つ」ではっとし、「多剤併用の必要性」は御飯のおかずを例に出して説明している、でさすが有賀先生とおもい、最後に緩和ケアは心のケアであるを心に刻んでの90分でした。
講演中MTパッチの事で発言忘れましたが、MTになると支持体は柔らかく小さくなり、それによりこれは「服用出来る」のでは?と感じます。服用するとAUCは小さくなりますがCmaxはあがるそうです、それにより米国では死亡事故例があるそうです。(ヤンセンより)
当院では医療安全委員会より脱落防止シールと1日に何度かの確認(以前からしていましたが)の徹底を出してもらいました。

これからも先生の御活躍・チャレンジを心よりお祈りしているとともに、ブログも楽しみにしています。
PS:最後まで質問に付き合って頂きありがとうございました。
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ありがとうございました (太田)
2008-09-29 00:52:33
昨日の松本の緩和ケアの勉強会に出席しました。
病院薬剤師を13年、その後独立して医療経営コンサルタントとして17年やってきました。
緩和ケア病棟を有する病院の業務支援を中心にコンサルタントしていて、どうしても緩和ケアの本質を知りたくて、知人から教えていただき、昨日参加いたしました。

短時間で「これからの緩和ケアの取り組み」の方向性を見出すことが出来ました。(具体的な薬剤の使用に関しては、懐かしい言葉と思うだけで、詳細は分かりませんが)

患者さんという一人の人間を大切にすることがやはり一番大切なことを再確認できました。
同時に、痛み等の生理解剖、生化学的な基礎知識が非常に重要であることも分かりました。

私の仕事の信念は、「働きやすく、働き甲斐を実感できる職場創り」なのです。緩和ケア病棟の関係者にも働き甲斐を実感させるために、頑張っていきます。

本当にありがとうございました。

医療ソフト総合研究所 太田善文
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ありがとうございました (ラスカル)
2008-09-29 19:20:13
土曜日はご多忙の中、松本までご講演に来ていただき、本当にありがとうございました。

緩和ケアの基本は非常にシンプルだと思います。そしてそこを確認することがいかに重要かということに改めて気付くことができました。
そして、今までは自分の知識を増やすことが中心でしたが、今後は一人でも多くの薬剤師に医療用麻薬の正しい知識と緩和ケアの基本について伝えていきたいと考えるようになりました。

患者さんの心に少しでも寄り添うことのできる薬剤師を目指し、頑張っていきたいと思います。

今回のセミナーに感謝いたします。
返信する
コメントありがとうございます (aruga)
2008-09-29 22:51:25
naganoさん
MTの米国事例は知りませんでした。ドイツで、一日一回貼り替えの布のような製剤のパッチで、ベビーシッターが貼付していたものが剥がれおち、赤ちゃんが口に入れて死亡した文献を読んだことがあります。
シャワーで剥がれる事例が複数聞かれたことも、ちょっと驚きでした。
(湯船で剥がれたら・・・高温、全身吸収?・・身を引き締めて安全対策です)

太田さん
病院コンサルタントをされているのですね。
大学時代医療経営学を教えていただいた教授から、経営とは、金銭の収支をさすのではない。組織目標をいかに達成させるかということが、経営のエンドポイントだと教わりました。患者さんのQOL維持、改善のための医療の在り方をどうぞ追及してくださいますよう、期待しております。

ラスカルさん
終わった後も、声をかけてくださり、本当にありがとうございました。
自分の知識の積み上げと、その知識を必要としている人に提供していく役割。本当に医療を仕事にしてよかったと思います。
仲間としてこれからも、よろしくお願いいたします。
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MTパッチ (ねこ姫)
2008-09-30 11:33:24
MTの製剤見本(薬効成分なしのやつ)をもらって実際に自分でも貼ってみました。
シャワー後に貼ったのですが、24時間かなりしっかり張り付いていたのに次にシャワー浴びたらあっという間にはがれてしまいました。

パッチと皮膚の間に水分が入り込むとダメみたいな印象。
汗かきさんは貼付部位に気をつけないとだめですね。

うちの看護師さんも何人か試しましたが、やっぱりシャワーで剥がれるとのこと。
そのため、うちの病棟ではドレッシング剤を重ねて貼って、剥がれかけてないかマメにチェックしています。
特に在宅ではかなり気をつけないと、ですね。
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シャワー (aruga)
2008-09-30 21:30:22
ドレッシングは必要ですね。
一方で、テガダームを上から重ねた後、テガダームだけをはがした所、MTパッチのmg数の印字がテガダームについて、何mgを貼っていたかわからなくなった事例もあったようです。
一旦上から重ねてはったら、貼り変えまで剥がさない方がよいようです。
色々問題はありますが、問題を集めて、問題を回避できるよう対策をとりながら、本来の薬剤の良さを十分患者さんに還元できることが何よりも重要だなあと感じています。
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