最近、倦怠感でチーム依頼が来た患者さんがいらっしゃいました。
まだ、悪液質には至っていませんでしたが、
脂肪代謝のことを読み直してみました。
がん患者さんの悪液質をできるだけ改善させるには・・・
できるだけ、脂肪を代謝させて、
エネルギーに変換できる方向へ。
倦怠感が改善する方向に向かいます。
といっても、蓄積脂肪量が少なくなってしまっていると
それがどれほど効果があるかという疑問になりますが、
それでも、少しでもよい方向へと考えるわけです。
それには脂肪酸が分解されるように考えるわけで、
カルニチン:脂肪酸がミトコンドリア内に入ったり、出たりするのに必要
ビタミンB1:糖質代謝
ビタミンB2:脂質代謝
ビタミンB6:タンパク代謝
その他、ナイアシン、パンテトン酸も糖質代謝、脂質代謝、合成に必要
パンテトン酸:コエンザイム(CoA合成に必要)
コエンザイムQ10:呼吸鎖を形成
このあたりが、補助的に入ると
脂肪酸がミトコンドリアに運ばれて
TCA回路に入り、エネルギーとなるわけです。
スポーツをやっている人の
代謝促進にも、
このあたりは応用されています。
http://hobab.fc2web.com/index.html より引用
で・・・・
最近、時々走ったりしているものですから、
私に応用してみました lol
L-カルニチンと コエンザイムQ10を同時に
運動の前後位で飲んでみたときと
飲まないときとで体重の落ち方を見ています。
確かに、飲んだ時の方が
体重の落ち方や脂肪の落ち方が効果的な印象があります。
理屈から攻めると、疲れやすさも違うはずですが、
これは、よくわかりません。
今まで、疲れたときのビタミン剤なんて、
眉唾よ~ って思っていましたが、
そうでもなさそうです。
ただ、普通に食事ができていれば、
ビタミンは、
負荷をかけても、
そう変わるものではない様に思いますが。
栄養・代謝の勉強は、
回路ばかりを眺めていると苦痛なのですが、
自分への応用として見直してみると、
中々、面白いものです~
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「トクホ」のマークが付いているものや、「◯◯に効く」と書いてあるものが多くあります。
1回飲んだ程度では効果はほとんどないと思いますが、ヨーグルトでも、「14日間チャレンジ」と書いてあるものがあるので、2週間ぐらい続けないと効果はないのかも知れませんが、季節柄と言うか何と言うか、今週は疲れたなあと思い、無意識にビタミン剤を「パクリ」と飲んでしまいました。
一番気をつけなければいけないことは、1日の摂取カロリーを気にすることなのだそうですが、食べてしまうのです。食欲の秋ですから。
学生の頃、運動前のコーヒー1杯がダイエットに効果的とのことで、アメリカンコーヒーを飲んでランニングをしていました。どうもカフェインが脂肪分解に作用していたようなのですが、年齢が若ければちょっとした運動でも脂肪の燃焼率は高かったような気もするのですが、だんだん年齢が高くなると、ダイエットをするのも大変と言うか・・・
食べたい時に食べて、元気だったらいいかとも思うのですが・・・
代謝経路をずっと見ていたら、これを見ていただけでやせられるような気がしました。
スーパーの中は、本当に健康志向ですね。
海外でも、Low Fat の文字に、げんなりしたことがありました。
これが効く!なんて言葉にのまれないのがコツかもしれません。
コメント読ませていただきながら感じた次第です。