エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

資格を活かして収入を得る

2024年11月06日 | 定年後の生活
資格を活かして収入を得る
★ 六十の手習いで始めたチェンソーの資格・・・
今週末、恒例になった「洋ちゃんちの伐採作業」に出掛ける。
南幌町で離農した土地と家を購入して「田舎暮らし」を楽しんでいる山友の洋ちゃん夫婦。暖は
「薪ストーブ」だから薪の確保が必要だった。当初私は参加していなかったが、7年ほど前に初
めてお手伝いとして伐採作業に参加した時、山友たちの手際の良い伐採作業を見て衝撃と感動を
覚えた事がチェンソーを知るキッカケだった。翌年には、チェンソーの扱いを覚えたくて2日間
の講習を受け「労働安全衛生法による特別教育修了証」を取得した。それは2018 (平成30)年
12月の事だった。

個人でチェンソーを扱うだけなら資格は必要無いが、企業や個人・公的機関などから依頼を受け
てチェンソーによる伐採作業を行う場合は、この資格が必要となる。無資格の者に依頼すると事
業主は、法律により罰せられる事になる。私は単なる趣味として取得した資格で、わが家にも薪
ストーブは無い、せいぜいキャンプの焚火で使う薪くらいだったが、この頃から他に登山道整備
のボランティアなどもしていて、倒木の処理に苦労している話も聞いていたので、活かせればと
も思っていた。

「六十の手習い」ということわざがあるが、正に資格を取った時は61歳で、今も続いている趣
味のひとつになっている。そして、洋ちゃんちの伐採作業は私にとって練習の場でもあり、仲間
たちとワイワイ楽しく作業をして、洋ちゃん宅に泊まる宴会が何より癖になっている。




イメージ画像です。私ではありません・・笑

★ 今年から収入を得るとは・・・
現在登録しているシルバー人材センターでも個人からの伐採依頼はよくある。
「自宅庭に植えた樹木が大きくなり過ぎて・・」とか「もう高齢なので庭木を処分したい」とか
「親の住んで居た家を処分し更地になった土地にある木の処分」などが主な理由として依頼が来
る。しかし、シルバーで受託できる伐採には制限があり、樹高4mを超える大木の伐採や住宅地
での難しい伐採も高齢者シルバーでは危険作業として受けられない依頼だった。ただ、周りに障
害物が無かったり、住宅街でも支障なく倒せる状況なら請け負える場合もあり、現地調査した上
で受託の返事をしている。
そして、今年も幾つかの伐採依頼を受けて依頼主の要望に応えて来た。趣味で取った資格だが、
今はそれがプロとしての資格となり、その結果収入を得るまでになるとは思いもしなかった。

「習うより慣れろ」と言う言葉は、林業界でもよく使われているらしく、日々精進してその機会
を得る努力はしているつもり。これからも困っている依頼主のために少しでお役に立てたら・・
と思っている次第だ。