8/18今期2度目の管理人・・・独り寝のヒュッテ管理人奮戦記
★ エバ、今期2度目のヒュッテ管理人・・
8/18 この日予定されていた管理人が急用で来れなくなりエバが管理人代行を担当する事になった。午後ヒュッテに着くと前任者の管理人はすでに下山していて書面による引き継ぎを受ける。
誰も居ない静かなヒュッテは久しぶりだ・・・今期2度目の管理人だが時を忘れてのんびり出来れば幸せである。
しかし、玄関前には山積みされた大量の薪が残されていて早々のんびりもして居られないが、「時間はある」とまずは冷たいビールで咽喉を潤す・・・
★ 眠れぬ夜・・・
薪の整理をするため作業を開始した早々雨が降り出して即中止・・・する。
平日で誰も訪れない山小屋は静かで落ち着くものだが、正直寂しさも隠せない気弱なエバの一面もあるのです。
「管理人の戯言」という落書き帳にこんな書き込みがあった・・・
ヒュッテ内を走り回るねずみを確保するためねずみ取りの籠を仕掛けるとすぐにかかる。籠を持ってヒュッテ前の沢を渡る時「これがお前の三途の川だぞ」「覚悟しなさい・・」と言い聞かせて籠を沢に沈めるつもりだった・・・
しかし、かわいい顔をしたネズミを殺す事は出来ず二つ目の沢を渡って山に放してやった・・・というのだ。
・・・なんと優しい管理人さんなんでしょうと思いつつ俺はきっちり処分するぞと今夜の設置を決意する。
独り寝のヒュッテで早い夕食と独り晩酌を終えて床に就こうとすると、カサカサカサッとネズミが走り回る音が気になってしょうがない。やっぱり仕掛けよう・・と籠を置くと30分もしない内に「ガシャン・・」と蓋の締まる音に起き上がり明かりを点ける。
籠にはかわいい?ネズミが一匹・・・なんと馬鹿なネズミだろうと覗き込み書き込みを思い出して「今夜がお前の最後の夜だからな・・」とそのままにして寝る事にした。
しかし、そのネズミの処分法が気になって眠れぬ夜を過ごすことに・・・。大雨になって尚更眠れなくなってしまった。
★ 三途の川・・・
朝には雨が上がって強い日差しが照りつけている。
4時過ぎには起きて「最後の夜」を明かしたネズミと共に外に出る。
俺は優しい管理人ではないぞ「これがお前の三途の川だ」と昨夜の雨で勢い良く流れる沢の上に着いた。
籠を水に浸けて沈めれば「さよなら」なので最後にまたネズミの顔を見てしまった。
やっぱり俺にも出来ない。でももうヒュッテではチョロチョロしないでくれ!・・と、沢に流すことにした。
それでも勇気を出して鬼になる。
籠を逆さにして蓋を開ける。
何かが分かるのか・・籠にしがみついてネズミは落ちない。
「どこかで生きろよ」と、籠を上下に振ると力尽きて沢に落ちた・・
流されるネズミを目で追って心痛む自分が居る・・・
なんと残酷な奴だ・・と後悔の念も、生きて岸に辿り着け!と一方で応援もしていた。
★ 掃除・・・
あのネズミの消息を気にしつつもヒュッテに戻ると意外と多いネズミの糞に驚く。
もう出るなよ・・と思いつつ糞掃除をして、玄関前の薪の整理に取り掛かった。
こうして何とか初日をクリアーしたエバであるが、2日目は所用があって夕張市に下山する。
★ エバ、今期2度目のヒュッテ管理人・・
8/18 この日予定されていた管理人が急用で来れなくなりエバが管理人代行を担当する事になった。午後ヒュッテに着くと前任者の管理人はすでに下山していて書面による引き継ぎを受ける。
誰も居ない静かなヒュッテは久しぶりだ・・・今期2度目の管理人だが時を忘れてのんびり出来れば幸せである。
しかし、玄関前には山積みされた大量の薪が残されていて早々のんびりもして居られないが、「時間はある」とまずは冷たいビールで咽喉を潤す・・・
★ 眠れぬ夜・・・
薪の整理をするため作業を開始した早々雨が降り出して即中止・・・する。
平日で誰も訪れない山小屋は静かで落ち着くものだが、正直寂しさも隠せない気弱なエバの一面もあるのです。
「管理人の戯言」という落書き帳にこんな書き込みがあった・・・
ヒュッテ内を走り回るねずみを確保するためねずみ取りの籠を仕掛けるとすぐにかかる。籠を持ってヒュッテ前の沢を渡る時「これがお前の三途の川だぞ」「覚悟しなさい・・」と言い聞かせて籠を沢に沈めるつもりだった・・・
しかし、かわいい顔をしたネズミを殺す事は出来ず二つ目の沢を渡って山に放してやった・・・というのだ。
・・・なんと優しい管理人さんなんでしょうと思いつつ俺はきっちり処分するぞと今夜の設置を決意する。
独り寝のヒュッテで早い夕食と独り晩酌を終えて床に就こうとすると、カサカサカサッとネズミが走り回る音が気になってしょうがない。やっぱり仕掛けよう・・と籠を置くと30分もしない内に「ガシャン・・」と蓋の締まる音に起き上がり明かりを点ける。
籠にはかわいい?ネズミが一匹・・・なんと馬鹿なネズミだろうと覗き込み書き込みを思い出して「今夜がお前の最後の夜だからな・・」とそのままにして寝る事にした。
しかし、そのネズミの処分法が気になって眠れぬ夜を過ごすことに・・・。大雨になって尚更眠れなくなってしまった。
★ 三途の川・・・
朝には雨が上がって強い日差しが照りつけている。
4時過ぎには起きて「最後の夜」を明かしたネズミと共に外に出る。
俺は優しい管理人ではないぞ「これがお前の三途の川だ」と昨夜の雨で勢い良く流れる沢の上に着いた。
籠を水に浸けて沈めれば「さよなら」なので最後にまたネズミの顔を見てしまった。
やっぱり俺にも出来ない。でももうヒュッテではチョロチョロしないでくれ!・・と、沢に流すことにした。
それでも勇気を出して鬼になる。
籠を逆さにして蓋を開ける。
何かが分かるのか・・籠にしがみついてネズミは落ちない。
「どこかで生きろよ」と、籠を上下に振ると力尽きて沢に落ちた・・
流されるネズミを目で追って心痛む自分が居る・・・
なんと残酷な奴だ・・と後悔の念も、生きて岸に辿り着け!と一方で応援もしていた。
★ 掃除・・・
あのネズミの消息を気にしつつもヒュッテに戻ると意外と多いネズミの糞に驚く。
もう出るなよ・・と思いつつ糞掃除をして、玄関前の薪の整理に取り掛かった。
こうして何とか初日をクリアーしたエバであるが、2日目は所用があって夕張市に下山する。