エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

鹿の飼育員もあと3日そして2日・・・

2024年03月26日 | 鹿公園
シルバー 鹿の飼育員もあと3日
【3月24日 (日) 】
シルバー人材で請け負う「動物 (鹿) 管理」の仕事を始めて2年が過ぎた。動物の飼育はおろか鹿の
生態も食べるものも何も分からないまま始めた仕事。一年を通してある程度の収入が得られる事も
起因しているが、ひとり作業の気楽さが性に合っていた。それも、今月末で終わる。
シフト的に今日を入れてあと3日だ。

私の代わりに入るシルバー新人のFさんが「見習い」として一日就く事になった。もう見習いは4
回目だったので、作業は本人の希望もあり、一人で行って貰った。のんびりと談笑しながら作業を
始める。

Fさんは、一つ年上で「獣医」資格を持っている。現在もその資格を活かした仕事にも従事してい
るが、鹿公園の飼育員は以前から希望していたようだった。シフトは限定した日数の出勤だが、プ
ロの目線から見た飼育員の作業には色々と学ぶものが多かった。その一つは、衛生面に関する事だ
が、語ると長くなるので次の機会にしたい。

2年間の経験を話しながら、Fさんがストレスなく働けるよう今後も後押しをしたいと思っている。
彼もまた一人仕事が好きなようで、きっと気に入ってくれると信じている。よろしくお願いします。

仕事を終えて今日は夫婦で安平山山歩。
16:05 登山口集合が定着しそうかも?
すぐに登り始めるが、いつも気になる木があってそこを通ると必ず「キューッキィーッ」と木が鳴
くような音がする。その度に止まってどの木が鳴いているのか目を凝らして耳を立てるが、なかな
か限定出来ない。掛かり木になった木があって、それが擦れ合って出るように思えるが、その場所
ではないようなあるような?・・・なので、いつも登りは12分掛かっていた。

頂上から夕張岳は雲の中で見えず、そんな日だってあるさとすぐに下山し始める。



3/24 安平山頂上から・・昨日と同じアングルで夕張岳を望むも隠れてしまった。 ( pixel 8 8倍ズームで撮る)


3/25 安平山頂上から・・雪解けが進んだ夕張岳が確認出来た。

★ 二日分・・・明日がラスト
【3月25日 (月) 】
昨日とほぼ同じ時間だが、今日チーヤンは車ではなく自宅から登山口までランニングして来た。
シューズもラン用で、山用の長靴は今朝私の車に積んで来たのだ。5月と6月に予定しているマラ
ソン大会に備えて練習を始めるようだ。

僅か10分程度の登りでも夫婦の雑談をしながら登る事もある。
今日は、鹿と狸の話題・・。
現在13頭の鹿を飼育しているが、雄が7頭もいる。秋の繁殖期に入ると勢力争いが激しくなり雄
は常に興奮気味だ。しかし、自然界と違って囲われた鹿柵の中では群れのトップに当たるボスは、
年功序列のようだ。なので№.2、№.3、№.4 の雄鹿は、常にボス鹿に注視し繁殖の機会を狙います
が、目を光らせるボスに見つかると激しく攻撃される事もあります。その時命を失う鹿も毎年1頭
~2頭発生していました。そしてこの日、№.4 の様子が朝から変でした。№.4 は推定3歳でヤンチ
ャ坊主的な印象でしたが、今朝はうずくまる様に座ったまま動かず、朝食も食べなかったのです。
もしかして・・と思い、身体全体を見回しても外傷は見当たらず原因は不明でした。心配になって
獣医免許を持つFさんに連絡すると見てくれました。やはり大きな外傷は無いが、角の根元に小さ
いが赤い傷のようなものがあり、これが原因かも知れないと言う。呼吸は荒くないので肺や内臓関
係では無いだろうが、耳が下がっているのは弱っている証拠だから危ないかもと言う。角の根元の
傷が原因なら突きあった時に激しく頭に当たり、脳に障害が及んだのかも知れない。いずれにして
もこのまま様子を見るしかないようだ。心配だが、仕方ない。

次は、狸の話。
帰る間際になって管理棟内でごそごそ音がするので、様子を見に行くと、なんと狸が侵入していた。
外で作業中、玄関のドアは開けたままだったかも知れないが、まさかと驚いた。管理棟内には動物
用の小部屋が幾つかあって、その一つも清掃している途中でドアが開いていたかも知れない。その
部屋に入ったのだった。直接捕まえる訳にはいかないし、棒で追い出すしかないと思い、逃げられ
るようにドアを開けて追い出そうとしたが、隅に隠れてしまい難儀する。間もなく退社時間になる
ので、やむなくその部屋に隔離する状態でドアを締め帰宅する事に・・・。

そんな夫婦の雑談だった。まぁ~どうでもいい話かも知れないね。

明日で最後の動物管理。バタバタしそうだけど楽しみたいと思う。



開花した株が一つずつ増えて来て嬉しいが、花は閉じて寒々しいかも・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿