1月敗退のリベンジようやく・・・オロフレ山 (1231m)
■ 山 行 日 2013年3月17日(日) 日帰り
■ ル ー ト 大曲ルート
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №3
■ 登 山 形 態 山スキー&アイゼン登行
■ 地 形 図 1/25000地形図 「カルルス温泉」
■ 三角点・点名 二等三角点 点名「登別岳 ノボリベツダケ」
■ コースタイム 登り 3時間05分 下り 1時間50分
<登り>
登山口(675m地点) 9:45---尾根上(800m付近) 10:10---970コル 11:10---
スキーデポ 11:20~40---オロフレ山頂上 12:50
<下り>
下山開始 12:50---スキーデポ地点 13:20~30---岩峰東斜面休憩12:35~50
---尾根上800m付近 14:30---登山口P 14:40
GPSトラックログは、函館@sakagさんの記録(13.01.28)をお借りしています。
★ 1月以来の夫婦登山・・・
今年の夫婦登山は異常だ。
1月2回、2月0回、3月1回というこれまでの夫婦登山では考え難い回数である。
それはほとんどが休日と悪天候が重なって、出掛ける事自体出来なかった結果である。
ともあれようやく出掛けられる予報に安堵して決めた山は「オロフレ山」だった。
この日道内各地は久しぶりの好天という予報が多かったが、日帰りで出掛けられる希望の山は少なく
室蘭地方の「日中快晴」という予報でオロフレ、リベンジの結論は早かった。
オロフレ峠ゲート9:00開門に合わせて自宅を7:00丁度に出発した。
ゲート前には8:50に到着し、係員が開ける準備をしていた。その間、車内で着替えをしていたら
ゲートが開いたがこちらはまだ着替え中。後続車が来たので「お先にどうぞ・・・」と合図すると
「あれ?」
笑顔で手を振っている様子をよく見るとなんと、HYMLの岳友「千歳のたかさん」だった。
同じオロフレ山に登ると聞き同行が楽しみになったが、たかさんはオロフレトンネル手前の駐車帯に
駐車し、トンネル手前の西側から取付くという事でルートが違っていた。
「途中で合流しましょう・・」という事でお互いの健闘を祈り別れた。
オロフレトンネル手前(西側)から見たオロフレ山
★ 除雪・・・
今回の登山口は前回(1/30)と同じ、道道2号線上標高675m付近の予定だったが
場所を特定するのに少し迷い坂道を下り過ぎて引き返す場面もあった。
その間、何組かの登山者らしき車が道路脇に駐車して除雪作業をしていた。日曜の快晴ともなれば
やはり登山者で賑わうんだぁ~・・と思いながら、私たちも675付近の道路脇を除雪して駐車した。
雲一つない快晴の青空、トンネル北側の岩峰がより映えて神々しく思えた。
1月とほぼ同じ場所に駐車する・・・?
★ ようやく出発・・・
除雪と出発準備に時間を要しようやくの出発は9:45だった。
道路脇の雪壁を少し崩し南斜面に取付く。
のんびりと登り始めたが、何歩も歩かないのに心臓が苦しい・・汗が噴き出て足が重い。
すぐに上着とヘルメットを脱いで身軽にし更にゆっくりと登ることにする。
ひと月以上山に登っていないとこんなに体が重いのか・・と、改めて認識するも振り返るひと月の
生活態度はけっして褒められたものではない・・と自覚もしていた。まぁ反省は後にして今日の
リベンジ山行を楽しもう・・と気持ちを切り替える。
ちなみにチーヤンも「シンドイ・・」と言ってくれたので少し救われた。
800m付近の尾根上には前回よりも早い25分で着いた。
足首ほどのラッセルだったが、新雪は少し湿った重い雪・・ギリギリスキーを楽しめるかな?
という雪質だった。前回と同じようにルートを辿り登って行くと先行しているパーティーの
トレースと合流する。その後はそのトレースをお借りして登るもすぐに追い着きご挨拶となる。
すると、そのパーティーはまたまたHYMLのメンバー「冬市さん」一行7名だった。
先月のHYML三段山オフミで一緒に前十勝に登ったメンバーも4人居て、思いがけない再会で
盛り上がる。
快晴の中で北の「徳瞬瞥山」と「ホロホロ山」を望む
オロフレの南岩峰から派生する西尾根の北斜面をトロバースする、更に北に望むオロフレ山
北斜面トラバース中のチーヤンは今日も元気です。
★ 先行・・・
先行していた冬市さん一行と再会してからは一緒の行動だったが、トラバースした北斜面の表面が
固く滑るので一行はスキーアイゼンを付けるため足を止めた。
私たちは何とか行けるかも・・と二人先行する形となり以降オロフレ山の南尾根途中まで先を登っていた。
南から望むオロフレ山は、端正で格好が良い・・・
オロフレ山を見ながら北斜面を大きくトラバースして行く・・
夏の登山道と合流する稜線のコル(970m付近)までもう少しだ・・
★ 急げば回れ・・・
今回のルートは前回同様、HYMLの大先輩・函館@sakagさんの記録を参考にさせて頂いた。
標高900m前後をキープしながら北斜面のトラバースは一見遠回りに感じるが、帰りのスキーを
楽しむためには最適なルート取りと改めて思った。ほとんど登り返しが無いように注意して登ったので
帰路のスキーを楽しみしていた・・が、あんなに天候が急変するとはこの時は夢にも思っていなかった。
いずれにせよこのルートは「急がば回れ・・」の象徴的ルートと認識する。
コル付近から振り返ると後続の冬市さん一行のパーティーがやって来る
コルから本峰を望むチーヤン・・・
★ 稜線コルは強風・・・
11:10 970m稜線コル
吹きさらしの稜線に出た途端、強風の洗礼を受ける。
快晴の中でも多少の風は覚悟していたが、これほど強い風とは想像していなかった。
雪面も固くところどころ波打つシュカブラとなっていたのでスキー登行を諦め
アイゼンを装着する事にした。(場所は1062mポコの登り口付近)
冬市さん一行も同じ場所でスキーをデポした。
オロフレトンネル西側から単独で登っている千歳のたかさんを確認したのは
私たちが北斜面をトラバースしていた頃で、トンネル北側の岩峰を登るところだった。
その後岩峰の北側に見えなくなったが、稜線コルに近づいた頃再び先行するたかさんを確認した。
時間差として30分位と読んだが、追い着くには難しい距離差に思えた。
強風のため1062ピークの手前でスキーをデポしアイゼンに履き替える
別ルートから単独で登るたかさんを確認する・・・この距離差があるので追い着くのは難しい?
★ 急変・・・
12:00前後と記憶する。
アッという間の天候の急変にただ驚くだけだった・・・
アイゼンを装着し登り始めたのは11:40過ぎ、この時はまだ青空が多かった。
先行するたかさんの姿も確認出来たし、ありがたくたかさんのトレースをお借りしていた。
1062mピークは登らずその西斜面をトラバースしてポコの北側に出た。
恐らくそのころから風がいっそう強くなり天候が急変し始めた・・と今に思う。
進路も不明瞭となり頼りはたかさんのトレースとなる。
その後ほぼホワイトアウトと化し、少し離れたチーヤンの姿さえ見えなくなる程だ。
もしこの日二人だけの登行なら、ここで中止し下山していたに違いない。
だが、先行しているたかさんが居てすぐ後ろには7名の頼もしい一行が来ていたので
前に上に進む事が出来た。
天気が急変し、あっという間のホワイトアウトに・・想定外の厳しさとなる
後続のパーティーも順調に登って来る・・・
★ たかさんとの再会・・・
12:40 山頂直下でたかさんと再会する・・。
ずっとスノーシューで登行していたたかさんだったが、途中かなり苦戦したと思われる。
それは、直下の岩峰でかなりの雪を崩した跡があり急斜面のうえ岩が邪魔をして登れなかったと
想像出来るからだ。再会はとても感動的だったが、ホワイトアウトの吹雪の中では長話も出来ず、
ただ登頂は出来ずに下山した・・・と言う事だった。
足元しか見えない状況下でどこを歩いているのかも判らなかった。
1人なら尚更無理は禁物だ。
私たちは、GPSを持っていた冬市さん一行に先行して頂き、気が付けば「ここが頂上だよ」と
教えてもらい納得する。「GPSでも確認したし、この先は下りなっているよ」と言われ再度納得。
登頂写真を撮れる状況ではないので諦めたが、冬市さんと握手をして喜んだ。
登頂、即下山のオロフレ山でした。
下山時、頂上直下でなんとか撮る事が出来たが頂上のツーショットは無い
★ 足が攣る・・・
登り場面でも一度足が攣っているのを感じていたが、スキーデポ地点でスキーに履き替え歩き始めて
再び左足の太ももがひきつるを感じた。まったく力が入らず歩くだけでもようやくだった。
何とか970コルを脱して風の無い斜面まで歩き、休憩と昼食に在り付き足を休めてホッとする。
こんな時のためにと持参していた「芍薬甘草湯」(コムレケア錠)が役に立った?
15分程の休憩は今日の山行で最初で最後だったような気がする。
行動食も取らずずっと歩いていたような・・・なので、すごくお腹は空いていた。
★ 地吹雪・・・
休憩していた場所も次第に地吹雪で舞い上がった雪が襲う。
下山の行動を再開し、私たちが先行して歩くがトレースはほとんど消滅していた。
地吹雪で視界も悪く、足の痛みも残っていた。
あとは勘だけである・・・。
斜面下に降り過ぎると登り返しが大変なので少し登り気味にトラバースする。
スキーはシールを付けたままなので「楽しむ」はお預けになってしまった。
途中で僅かなトレース痕を発見すると後は何とか安全地帯まで帰る事が出来て安堵する。
結果的に想定外のリベンジ登山となったが、今回は嬉しい再会が二度あったことと急変する天候にも
めげず登れたのは、再会した仲間の存在があったからに他ならない。
山頂からの景色より下りのスキー滑降より山で知人に会えた事の方が嬉しかった。
オロフレ山の冬季登山はマイナーな山域でありその厳しさは大雪や日高にも匹敵するかも知れない。
それだけに春3月と少し侮った久々の夫婦登山も反省と教訓を残した。
故障はあれどケガ無く下山出来たことに感謝して「リベンジオロフレ山」を後にする。
下山してからようやくのツーショット写真です。
帰路では、久保内あれあいセンターの温泉で汗を流し帰宅した。
(浴槽は一つ、シャンプー・石鹸無し、390円、休憩室・売店在り、水曜定休、
近くに同施設・蟠渓ふれあいセンターあり・火曜定休)
久保内ふれあいセンターの温泉で汗を流して帰宅・・
■ 山 行 日 2013年3月17日(日) 日帰り
■ ル ー ト 大曲ルート
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №3
■ 登 山 形 態 山スキー&アイゼン登行
■ 地 形 図 1/25000地形図 「カルルス温泉」
■ 三角点・点名 二等三角点 点名「登別岳 ノボリベツダケ」
■ コースタイム 登り 3時間05分 下り 1時間50分
<登り>
登山口(675m地点) 9:45---尾根上(800m付近) 10:10---970コル 11:10---
スキーデポ 11:20~40---オロフレ山頂上 12:50
<下り>
下山開始 12:50---スキーデポ地点 13:20~30---岩峰東斜面休憩12:35~50
---尾根上800m付近 14:30---登山口P 14:40
GPSトラックログは、函館@sakagさんの記録(13.01.28)をお借りしています。
★ 1月以来の夫婦登山・・・
今年の夫婦登山は異常だ。
1月2回、2月0回、3月1回というこれまでの夫婦登山では考え難い回数である。
それはほとんどが休日と悪天候が重なって、出掛ける事自体出来なかった結果である。
ともあれようやく出掛けられる予報に安堵して決めた山は「オロフレ山」だった。
この日道内各地は久しぶりの好天という予報が多かったが、日帰りで出掛けられる希望の山は少なく
室蘭地方の「日中快晴」という予報でオロフレ、リベンジの結論は早かった。
オロフレ峠ゲート9:00開門に合わせて自宅を7:00丁度に出発した。
ゲート前には8:50に到着し、係員が開ける準備をしていた。その間、車内で着替えをしていたら
ゲートが開いたがこちらはまだ着替え中。後続車が来たので「お先にどうぞ・・・」と合図すると
「あれ?」
笑顔で手を振っている様子をよく見るとなんと、HYMLの岳友「千歳のたかさん」だった。
同じオロフレ山に登ると聞き同行が楽しみになったが、たかさんはオロフレトンネル手前の駐車帯に
駐車し、トンネル手前の西側から取付くという事でルートが違っていた。
「途中で合流しましょう・・」という事でお互いの健闘を祈り別れた。
オロフレトンネル手前(西側)から見たオロフレ山
★ 除雪・・・
今回の登山口は前回(1/30)と同じ、道道2号線上標高675m付近の予定だったが
場所を特定するのに少し迷い坂道を下り過ぎて引き返す場面もあった。
その間、何組かの登山者らしき車が道路脇に駐車して除雪作業をしていた。日曜の快晴ともなれば
やはり登山者で賑わうんだぁ~・・と思いながら、私たちも675付近の道路脇を除雪して駐車した。
雲一つない快晴の青空、トンネル北側の岩峰がより映えて神々しく思えた。
1月とほぼ同じ場所に駐車する・・・?
★ ようやく出発・・・
除雪と出発準備に時間を要しようやくの出発は9:45だった。
道路脇の雪壁を少し崩し南斜面に取付く。
のんびりと登り始めたが、何歩も歩かないのに心臓が苦しい・・汗が噴き出て足が重い。
すぐに上着とヘルメットを脱いで身軽にし更にゆっくりと登ることにする。
ひと月以上山に登っていないとこんなに体が重いのか・・と、改めて認識するも振り返るひと月の
生活態度はけっして褒められたものではない・・と自覚もしていた。まぁ反省は後にして今日の
リベンジ山行を楽しもう・・と気持ちを切り替える。
ちなみにチーヤンも「シンドイ・・」と言ってくれたので少し救われた。
800m付近の尾根上には前回よりも早い25分で着いた。
足首ほどのラッセルだったが、新雪は少し湿った重い雪・・ギリギリスキーを楽しめるかな?
という雪質だった。前回と同じようにルートを辿り登って行くと先行しているパーティーの
トレースと合流する。その後はそのトレースをお借りして登るもすぐに追い着きご挨拶となる。
すると、そのパーティーはまたまたHYMLのメンバー「冬市さん」一行7名だった。
先月のHYML三段山オフミで一緒に前十勝に登ったメンバーも4人居て、思いがけない再会で
盛り上がる。
快晴の中で北の「徳瞬瞥山」と「ホロホロ山」を望む
オロフレの南岩峰から派生する西尾根の北斜面をトロバースする、更に北に望むオロフレ山
北斜面トラバース中のチーヤンは今日も元気です。
★ 先行・・・
先行していた冬市さん一行と再会してからは一緒の行動だったが、トラバースした北斜面の表面が
固く滑るので一行はスキーアイゼンを付けるため足を止めた。
私たちは何とか行けるかも・・と二人先行する形となり以降オロフレ山の南尾根途中まで先を登っていた。
南から望むオロフレ山は、端正で格好が良い・・・
オロフレ山を見ながら北斜面を大きくトラバースして行く・・
夏の登山道と合流する稜線のコル(970m付近)までもう少しだ・・
★ 急げば回れ・・・
今回のルートは前回同様、HYMLの大先輩・函館@sakagさんの記録を参考にさせて頂いた。
標高900m前後をキープしながら北斜面のトラバースは一見遠回りに感じるが、帰りのスキーを
楽しむためには最適なルート取りと改めて思った。ほとんど登り返しが無いように注意して登ったので
帰路のスキーを楽しみしていた・・が、あんなに天候が急変するとはこの時は夢にも思っていなかった。
いずれにせよこのルートは「急がば回れ・・」の象徴的ルートと認識する。
コル付近から振り返ると後続の冬市さん一行のパーティーがやって来る
コルから本峰を望むチーヤン・・・
★ 稜線コルは強風・・・
11:10 970m稜線コル
吹きさらしの稜線に出た途端、強風の洗礼を受ける。
快晴の中でも多少の風は覚悟していたが、これほど強い風とは想像していなかった。
雪面も固くところどころ波打つシュカブラとなっていたのでスキー登行を諦め
アイゼンを装着する事にした。(場所は1062mポコの登り口付近)
冬市さん一行も同じ場所でスキーをデポした。
オロフレトンネル西側から単独で登っている千歳のたかさんを確認したのは
私たちが北斜面をトラバースしていた頃で、トンネル北側の岩峰を登るところだった。
その後岩峰の北側に見えなくなったが、稜線コルに近づいた頃再び先行するたかさんを確認した。
時間差として30分位と読んだが、追い着くには難しい距離差に思えた。
強風のため1062ピークの手前でスキーをデポしアイゼンに履き替える
別ルートから単独で登るたかさんを確認する・・・この距離差があるので追い着くのは難しい?
★ 急変・・・
12:00前後と記憶する。
アッという間の天候の急変にただ驚くだけだった・・・
アイゼンを装着し登り始めたのは11:40過ぎ、この時はまだ青空が多かった。
先行するたかさんの姿も確認出来たし、ありがたくたかさんのトレースをお借りしていた。
1062mピークは登らずその西斜面をトラバースしてポコの北側に出た。
恐らくそのころから風がいっそう強くなり天候が急変し始めた・・と今に思う。
進路も不明瞭となり頼りはたかさんのトレースとなる。
その後ほぼホワイトアウトと化し、少し離れたチーヤンの姿さえ見えなくなる程だ。
もしこの日二人だけの登行なら、ここで中止し下山していたに違いない。
だが、先行しているたかさんが居てすぐ後ろには7名の頼もしい一行が来ていたので
前に上に進む事が出来た。
天気が急変し、あっという間のホワイトアウトに・・想定外の厳しさとなる
後続のパーティーも順調に登って来る・・・
★ たかさんとの再会・・・
12:40 山頂直下でたかさんと再会する・・。
ずっとスノーシューで登行していたたかさんだったが、途中かなり苦戦したと思われる。
それは、直下の岩峰でかなりの雪を崩した跡があり急斜面のうえ岩が邪魔をして登れなかったと
想像出来るからだ。再会はとても感動的だったが、ホワイトアウトの吹雪の中では長話も出来ず、
ただ登頂は出来ずに下山した・・・と言う事だった。
足元しか見えない状況下でどこを歩いているのかも判らなかった。
1人なら尚更無理は禁物だ。
私たちは、GPSを持っていた冬市さん一行に先行して頂き、気が付けば「ここが頂上だよ」と
教えてもらい納得する。「GPSでも確認したし、この先は下りなっているよ」と言われ再度納得。
登頂写真を撮れる状況ではないので諦めたが、冬市さんと握手をして喜んだ。
登頂、即下山のオロフレ山でした。
下山時、頂上直下でなんとか撮る事が出来たが頂上のツーショットは無い
★ 足が攣る・・・
登り場面でも一度足が攣っているのを感じていたが、スキーデポ地点でスキーに履き替え歩き始めて
再び左足の太ももがひきつるを感じた。まったく力が入らず歩くだけでもようやくだった。
何とか970コルを脱して風の無い斜面まで歩き、休憩と昼食に在り付き足を休めてホッとする。
こんな時のためにと持参していた「芍薬甘草湯」(コムレケア錠)が役に立った?
15分程の休憩は今日の山行で最初で最後だったような気がする。
行動食も取らずずっと歩いていたような・・・なので、すごくお腹は空いていた。
★ 地吹雪・・・
休憩していた場所も次第に地吹雪で舞い上がった雪が襲う。
下山の行動を再開し、私たちが先行して歩くがトレースはほとんど消滅していた。
地吹雪で視界も悪く、足の痛みも残っていた。
あとは勘だけである・・・。
斜面下に降り過ぎると登り返しが大変なので少し登り気味にトラバースする。
スキーはシールを付けたままなので「楽しむ」はお預けになってしまった。
途中で僅かなトレース痕を発見すると後は何とか安全地帯まで帰る事が出来て安堵する。
結果的に想定外のリベンジ登山となったが、今回は嬉しい再会が二度あったことと急変する天候にも
めげず登れたのは、再会した仲間の存在があったからに他ならない。
山頂からの景色より下りのスキー滑降より山で知人に会えた事の方が嬉しかった。
オロフレ山の冬季登山はマイナーな山域でありその厳しさは大雪や日高にも匹敵するかも知れない。
それだけに春3月と少し侮った久々の夫婦登山も反省と教訓を残した。
故障はあれどケガ無く下山出来たことに感謝して「リベンジオロフレ山」を後にする。
下山してからようやくのツーショット写真です。
帰路では、久保内あれあいセンターの温泉で汗を流し帰宅した。
(浴槽は一つ、シャンプー・石鹸無し、390円、休憩室・売店在り、水曜定休、
近くに同施設・蟠渓ふれあいセンターあり・火曜定休)
久保内ふれあいセンターの温泉で汗を流して帰宅・・
天気の良い週末だけに、賑やかだったようですね。
次回は、ばんけい温泉から登り、頂上の東斜面も含めて滑りを楽しみたいと思っています。
休日と天候が合わず、厳冬季のリベンジは、叶いませんでしたがなんとか登頂出来て良かったです。
とても良いルートでした。
秋には、日高の岩内岳にいきましょう。