メモリアル山行 第二弾へ・・・羊蹄山 (1898m)
(二人一緒の日本百名山踏破登山に同行)
■ 山 行 日 2012年9月13日(木) 日帰り
■ コ ー ス 比羅夫(倶知安)コース
■ メ ン バ ー 東海G、I藤 、エバ
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「羊蹄山」 「倶知安」
■ コースタイム 登り 5時間 下り 3時間
<登り>
登山口6:40---2合目7:20~30---5合目8:35---8合目10:15---
外輪分岐11:00---羊蹄山11:40 (登り 5時間)
<下り>
下山開始12:25---8合目---5合目14:05---登山口15:25 (下り 3時間)
★ 日本百名山 100座目メモリアル山行・・・
私も再会するまで知らなかったお二人の百名山狙い100座目の羊蹄・・・
東海Gさんは、日本三百名山も踏破まであと20座ほどしかないと言うから単純にスゴイなぁ~のひと事
である。I藤さんも今は仕事の関係で小諸市在住だが元々は横浜で東海Gさん達と一緒に登って来た仲
間だった。そんなお二人が突然の来道を知らせて来て「実は百名山メモリアル・・・なんだ」と聞くと偶然
にしろ同行出来る幸運に感謝している。
滞在最終日の今日が好天に恵まれて好スタート出来る事も嬉しい限りだ。
★ しっかりと・・・
昨夜は22時過ぎまでレストラン「旬彩」で飲み明かし宿に帰ると即刻パタンキューの三人だった。
朝は5時に起床し5時30分から「しっかりと・・」朝食を頂いて6時過ぎにはチェックアウトで出発となる。
途中のコンビニで行動食などを購入して登山口に向かう。
6:20 登山口駐車場着
登山口にはトイレと水場があるので助かる。準備を整えいざ出発である。
駐車場にはすでに数台の車があり私たちの後からも一台二台と到着した車があった。
平日にも関わらず早朝から賑わう人気の羊蹄山はさすが「百名山」と地元登山者エバは思う。
出発 6:40

100座目の出発を記念して登山口でのI 藤さん

スタートは、トドマツやカラマツの人工林からのんびりと歩く
★ 違い・・・
最初は三人揃ってのんびりと歩き始めたが、2合目付近からI藤さんが遅れ始めた。
3日連続の登山も影響してか少々疲れ気味・・・は私も一緒だ。しかし、東海Gさんだけはペースが合わ
ないようで休む事は余りしない。
昨日の余市岳でも登るペースはエバとI藤さんは一緒で東海Gさんは別物だったから足の違いを見せつ
けられる。途中から自然と先に歩く東海Gさんとは後に別行動となってしまった。

8合目を過ぎて頂上外輪が近づく草原に「シマリス」を頻繁に見る
★ 電話・・・
8合目付近でI藤さんの携帯電話が鳴る。
すでに1時間は差があると思われる東海Gさんからの電話だった。
互いの現在地を確認すると東海林さんはすでに外輪に到着し時計と逆回りで外輪を歩き頂上に向かう
と言う。了解をして頂上での合流を確認した。

外輪手前の登山道にて・・・森林限界を超えて景色が一変する頂上部へ

下界に倶知安の街(右上)と初日に登ったアンヌプリ(左上)も眼下に望む
★ 感動・・・
外輪分岐 11:00
登り始めてすでに4時間20分が経つ・・・
高度感を実感しながら様相が変わる頂上部へようやく辿り着くと
ここまでの疲れが吹っ飛ぶ絶景に感動。
下から眺める羊蹄山では想像出来ない頂上部の噴火口の地形だ。
それは正に富士山のミニ版と言える形状で大きな火口が父釜その横に小さな子釜
寄り添うように母釜と呼ぶ三つの火口(釜)から成っている。
父釜の周囲は約5キロ、釜の深さは約200mあり圧巻の景色である。
比羅夫コースから登ると頂上は外輪の対岸にあり約半周して頂上に辿り着く。

ようやく外輪分岐に辿り着いた I藤さん・・頂上は奥の外輪上にある



★ 三角点・・・
標高1898mの羊蹄山だが三角点はその北側150m手前にあり以前は頂上とされていたが
現在は最高点が頂上になっている。

旧頂上だった三角点は5m低い1893m地点だ。
ついに百名山100座目達成!!・・・
頂上 11:40
外輪を逆回りして私たちより50分も前に着いていた東海Gさんは、私たちが到着するまで頂上標識に
触れず待っていてくれた。
そしてついに記念すべき100座目に登頂する瞬間に立ち会い喜びを共有する。
一つの通過点かも知れませんが、まずは「おめでとう!!」と固い握手で祝う。


★ 祝・山頂ラーメンと旬菜ワイン・・・
頂上には先客の何組かが各々に休んでいたが、二人の百名山達成を聞いて皆さんからも温かい拍手が
贈られた。その中にはやはり百名山狙いの若いご夫婦が居て、聞くと名古屋から今朝到着してこの一座
が百名山最初の一座と言う。終わりあれば始まりもある・・と世の巡り合わせを感じた。
昨日に続き山頂ラーメンを作り始めるエバ。
I藤さんは旬菜で残していたワインを持ち上げてチーズや漬物と合わせて祝杯の杯にする。
エバ、ちょっと飲み過ぎかも・・・・
下山開始 12:25

三角点付近から父釜の火口を望む

外輪の岩場にひっそりと咲いていた「チシマギキョウ」・・真狩側の岩場には群落があったと言う
★ 下りのパートナー・・・
今でも下りは少しだけ得意のエバ
登りでは東海Gさんについて行けないが下りなら何とか・・と思い一緒に歩く。
I藤さんはワインも利いているのかマイペースとなり私たちと離れ始めた。
分岐も終わりあとは一本道なので多少離れても大丈夫・・・と言う東海Gさんの言葉で安心し
下りのパートナーは東海Gさんになる。

ようやく写す事が出来た東海Gさん
★ 無事下山・・・
登山口 15:25
下り 3時間丁度で下りて来れたが結構キツイものを感じつつ「やっぱ歳だなぁ~」とつぶやく。
その点東海Gさんは私より7つも上なのに平気な顔をしているから登山は単に歳で判断するもの
ではない・・と再認識。
いずれにせよまず二人が無事下山し握手して互いを労う。
登山口 15:45
I藤さんも無事下山。本当にお疲れ様でした。
帰路では、京極温泉で汗を流し、二人は生ビールでエバはノンアルコールで祝杯し
夕食も済ませて新千歳空港へ直行する。
あっという間の2.5日でしたが、是非また北海道に来て下さいね。
300名山北海道版もまだまだあるようなので是非案内させて下さいね。
簡単ですが山行報告とさせて頂きます・・・。
↓
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(二人一緒の日本百名山踏破登山に同行)
■ 山 行 日 2012年9月13日(木) 日帰り
■ コ ー ス 比羅夫(倶知安)コース
■ メ ン バ ー 東海G、I藤 、エバ
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「羊蹄山」 「倶知安」
■ コースタイム 登り 5時間 下り 3時間
<登り>
登山口6:40---2合目7:20~30---5合目8:35---8合目10:15---
外輪分岐11:00---羊蹄山11:40 (登り 5時間)
<下り>
下山開始12:25---8合目---5合目14:05---登山口15:25 (下り 3時間)
★ 日本百名山 100座目メモリアル山行・・・
私も再会するまで知らなかったお二人の百名山狙い100座目の羊蹄・・・
東海Gさんは、日本三百名山も踏破まであと20座ほどしかないと言うから単純にスゴイなぁ~のひと事
である。I藤さんも今は仕事の関係で小諸市在住だが元々は横浜で東海Gさん達と一緒に登って来た仲
間だった。そんなお二人が突然の来道を知らせて来て「実は百名山メモリアル・・・なんだ」と聞くと偶然
にしろ同行出来る幸運に感謝している。
滞在最終日の今日が好天に恵まれて好スタート出来る事も嬉しい限りだ。
★ しっかりと・・・
昨夜は22時過ぎまでレストラン「旬彩」で飲み明かし宿に帰ると即刻パタンキューの三人だった。
朝は5時に起床し5時30分から「しっかりと・・」朝食を頂いて6時過ぎにはチェックアウトで出発となる。
途中のコンビニで行動食などを購入して登山口に向かう。
6:20 登山口駐車場着
登山口にはトイレと水場があるので助かる。準備を整えいざ出発である。
駐車場にはすでに数台の車があり私たちの後からも一台二台と到着した車があった。
平日にも関わらず早朝から賑わう人気の羊蹄山はさすが「百名山」と地元登山者エバは思う。
出発 6:40

100座目の出発を記念して登山口でのI 藤さん

スタートは、トドマツやカラマツの人工林からのんびりと歩く
★ 違い・・・
最初は三人揃ってのんびりと歩き始めたが、2合目付近からI藤さんが遅れ始めた。
3日連続の登山も影響してか少々疲れ気味・・・は私も一緒だ。しかし、東海Gさんだけはペースが合わ
ないようで休む事は余りしない。
昨日の余市岳でも登るペースはエバとI藤さんは一緒で東海Gさんは別物だったから足の違いを見せつ
けられる。途中から自然と先に歩く東海Gさんとは後に別行動となってしまった。

8合目を過ぎて頂上外輪が近づく草原に「シマリス」を頻繁に見る
★ 電話・・・
8合目付近でI藤さんの携帯電話が鳴る。
すでに1時間は差があると思われる東海Gさんからの電話だった。
互いの現在地を確認すると東海林さんはすでに外輪に到着し時計と逆回りで外輪を歩き頂上に向かう
と言う。了解をして頂上での合流を確認した。

外輪手前の登山道にて・・・森林限界を超えて景色が一変する頂上部へ

下界に倶知安の街(右上)と初日に登ったアンヌプリ(左上)も眼下に望む
★ 感動・・・
外輪分岐 11:00
登り始めてすでに4時間20分が経つ・・・
高度感を実感しながら様相が変わる頂上部へようやく辿り着くと
ここまでの疲れが吹っ飛ぶ絶景に感動。
下から眺める羊蹄山では想像出来ない頂上部の噴火口の地形だ。
それは正に富士山のミニ版と言える形状で大きな火口が父釜その横に小さな子釜
寄り添うように母釜と呼ぶ三つの火口(釜)から成っている。
父釜の周囲は約5キロ、釜の深さは約200mあり圧巻の景色である。
比羅夫コースから登ると頂上は外輪の対岸にあり約半周して頂上に辿り着く。

ようやく外輪分岐に辿り着いた I藤さん・・頂上は奥の外輪上にある



★ 三角点・・・
標高1898mの羊蹄山だが三角点はその北側150m手前にあり以前は頂上とされていたが
現在は最高点が頂上になっている。

旧頂上だった三角点は5m低い1893m地点だ。
ついに百名山100座目達成!!・・・
頂上 11:40
外輪を逆回りして私たちより50分も前に着いていた東海Gさんは、私たちが到着するまで頂上標識に
触れず待っていてくれた。
そしてついに記念すべき100座目に登頂する瞬間に立ち会い喜びを共有する。
一つの通過点かも知れませんが、まずは「おめでとう!!」と固い握手で祝う。


★ 祝・山頂ラーメンと旬菜ワイン・・・
頂上には先客の何組かが各々に休んでいたが、二人の百名山達成を聞いて皆さんからも温かい拍手が
贈られた。その中にはやはり百名山狙いの若いご夫婦が居て、聞くと名古屋から今朝到着してこの一座
が百名山最初の一座と言う。終わりあれば始まりもある・・と世の巡り合わせを感じた。
昨日に続き山頂ラーメンを作り始めるエバ。
I藤さんは旬菜で残していたワインを持ち上げてチーズや漬物と合わせて祝杯の杯にする。
エバ、ちょっと飲み過ぎかも・・・・
下山開始 12:25

三角点付近から父釜の火口を望む

外輪の岩場にひっそりと咲いていた「チシマギキョウ」・・真狩側の岩場には群落があったと言う
★ 下りのパートナー・・・
今でも下りは少しだけ得意のエバ
登りでは東海Gさんについて行けないが下りなら何とか・・と思い一緒に歩く。
I藤さんはワインも利いているのかマイペースとなり私たちと離れ始めた。
分岐も終わりあとは一本道なので多少離れても大丈夫・・・と言う東海Gさんの言葉で安心し
下りのパートナーは東海Gさんになる。

ようやく写す事が出来た東海Gさん
★ 無事下山・・・
登山口 15:25
下り 3時間丁度で下りて来れたが結構キツイものを感じつつ「やっぱ歳だなぁ~」とつぶやく。
その点東海Gさんは私より7つも上なのに平気な顔をしているから登山は単に歳で判断するもの
ではない・・と再認識。
いずれにせよまず二人が無事下山し握手して互いを労う。
登山口 15:45
I藤さんも無事下山。本当にお疲れ様でした。
帰路では、京極温泉で汗を流し、二人は生ビールでエバはノンアルコールで祝杯し
夕食も済ませて新千歳空港へ直行する。
あっという間の2.5日でしたが、是非また北海道に来て下さいね。
300名山北海道版もまだまだあるようなので是非案内させて下さいね。
簡単ですが山行報告とさせて頂きます・・・。
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