エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

山友すみちゃん、同級生とシシャモ三昧

2017年11月24日 | 日記
山友すみちゃん、同級生とシシャモ三昧
絶品、鵡川のシシャモご案内

【11月23日(祝木)】

今日は、札幌在住の山友・すみちゃんのご依頼に応えて鵡川の美味しいシシャモの店にご案内した。

すみちゃん(ハンドルネーム)は、九州の出身。今は旦那様の転勤で札幌に在住。登山が病みつきの
趣味となり今シーズンから冬山もやりそうな勢いだ。今年5月、HYMLの仲間とアポイ岳に登ったのが
最初の出会い。その後、7月には沢デビューとして白老川に案内したのもまだ記憶に新しい。
飲み会でもご一緒しているが、今後も目が離せないほど勢い良過ぎて危ない女性だ。(一応褒めてます。。)

その九州(今は東京在住)の「高校時代の同級生が来道するので美味しいシシャモが食べられるお店を
紹介して下さい」と言うのがキッカケだった。
たまたま私も休みだったので図々しく「ご同行・ご案内しますよ」と言ってしまった。

でも、遠路東京から北海道に来てくれて「食べ好き」の同級生と聞いては、美味しいシシャモを食べて
貰いたいと思ったし、その満足そうなお顔も見てみたいと思ったので、ついご案内ではなく私の本音なのだ。

と言う訳で、ご案内へ・・・!


★ ゼロ次会は、通称「ぽぽんた食堂」・・・
むかわ道の駅に隣接する「ぽぽんた市場」の中にある小さな食堂。
私が勝手に「ぽぽんた食堂」と命名しているが、同級生の店主は未だ認めてはくれない。

ぽぽんた食堂は、言わば季節制で4月~12月までの営業。営業時間も短い。カウンターのみ9席で満員。
店主の本職は漁師。奥さんと二人で店を切り盛りする地産地消の隠れた名店だ。(私個人の評価です)
何と言っても素材が新鮮である。漁を終えて獲ったばかりの魚介類がメニューの中心だ。
値段は安いのにどれを食べてもうなずく旨さ!・・・もっと近くにあったら毎日来たいお店になったろう。

そんなお店でまずはご賞味頂きたく、軽くゼロ次会を敢行した。(ただし、アルコールは無し)



私の一押しは単品「シシャモの天婦羅」700円也 
漁師ならでは、生のシシャモを天婦羅に・・・カラッと揚げた衣の中はふわふわのシシャモがしっかりと味わえる絶品


定番「つぶ煮」300円也
定番のつぶ煮は、だしがしっかり染みて柔らかい歯応え、噛めば噛むほど味が染み出る旨さだ。


「シシャモの刺身」700円也 
シシャモ漁が終わっているこの時期、刺身で食べられるのはここだけかも知れない。

本番があるので、ここではこの三品で終了・・それでも二人はうなずく旨さに大満足してくれた。
余りお腹が一杯にならない内にお開きとし、道の駅内にある「たんぽぽ食堂」へ移動した。


★ 本番、一次会は「たんぽぽ食堂」・・・


道の駅「四季の館」




むかわ竜・・・今回初めてまじまじと見ました(笑

ぽぽんた市場から歩いても約3分、道の駅「四季の館」に着く。
中に入るとホテルのカウンターとお土産売り場があり自慢のむかわ名産が所狭しと並んでいる。
右奥には温泉の受付カウンターがあり、その向かい側にはノーベル化学賞を受賞した「鈴木 晃」氏の
ギャラリーがあって更に奥へ行くと喫茶店や「たんぽぽ食堂」がある。

何度も来ている道の駅なのに入口前に立っていた「むかわ竜」に気が付いていなかった。
今回、まじまじと見てむかわ町は「恐竜の町」でもあるんだと改めて認識した。
むかわ竜の事は、また機会を見て詳しく調べて見ようと思う・・・。


★ 予約した裏メニュー・・・
アポなしの来店では今日のお品は食べられない。
前回のHYMLメンバーで来た「ししゃもオフミ」の宴でも事前に予約をしていたので
数々のししゃも三昧が可能になった次第だ。今回で2回目になったがオーナーは快く引き受けてくれて
在庫が少ないにも関わらず大きなシシャモを用意してくれた。



またまた再会した大物のシシャモ・・・


この大きさが分かるだろうか? 


鵡川沖で獲れた、真つぶの刺身


大きなつぶの貝


これも鵡川沖で獲れた、ババカレイの煮付け


アルコール無しのランチではあったが、今日は案内役に徹したまともな顔だ。


部屋の中で出来る「シシャモの炭焼き」・・・


追加した「大エビの天婦羅」・・・これも店のメニューにはない。


まだ生きているような目の輝き・・・

★ きっと満足・・・
東京から来てくれたすみちゃんの同級生は、Yさん。
何故か絶対に写真はイヤと言うので、ランチ中での写真は無いのが残念。
ちょっとおとなしく言葉少なも食べる事への執着は旺盛で「美味しい」という言葉は連呼していた。
すみちゃんは逆に食べるよりおしゃべりが好きなのだが、「こんなシシャモは一生食べれないかも」と
満足そうに食べてくれた。
むかわのシシャモは、漁の期間にこまで来て食べるのが一番。刺身や握り寿司も漁期にここでしか
食べられない限定食なので、今回はギリギリで間に合った感じだ。(お寿司は終了していた)

食事の後は、自慢の温泉で温まっていただいた。
短い時間だったが、私のご案内はここまで・・・最後に鵡川駅まで移動してちょっと寂しくなった日高線
事情を説明し解散する事にした。


★ 日高線・鵡川駅散策・・・


線路側から見た鵡川駅の駅舎


もう2年以上使われていない構内の鉄路・・・


今、日高線の鉄路としては終着の鵡川駅。ここからはバスによる代行輸送となっている。