チャン・チンチュー(張静初)
映画鑑賞・・・
オーバー・エベレスト
陰謀の氷壁
★ 妻からのお誘い・・・
【１１／１５(金)】
毎年の事だが、私たちにとって１１月はいつも微妙な月になってしまう。
それは、季節の変わり目でもあり装備も秋から冬への切り替えをするかどうかが
微妙になるのと、体自体も寒さに慣れていないので「引きこもり」がちにテンシ
ョンが上がらないのも山に向かわない大きな理由かも知れない。
天気は今一つの１５日。
休みが一緒なのに山の計画は何も無かった・・・。
今日は家でブラブラと山の記録整理でもしようかと思いながらテレビの前に座っ
たまま動こうとしない自分だ。
そんな時、今朝の新聞を見ていた妻チーヤンが「これ観に行かない？・・」と指
さしたのは、映画の欄だった。
今日が公開日で「オーバー・エベレスト陰謀の氷壁」というタイトルと役所広司
が主役だった。へぇ～と思いながらどんな映画だろうとネット検索すると以下の
ようなストーリーと分かる。・・・・決まるのは早い。
Webから
日本を代表する名優・役所広司と、「M:I-2」「レッドクリフ」シリーズで知ら
れるプロデューサーのテレンス・チャンがタッグを組んだ日中合作のスペタクル
映画。ヒマラヤ周辺国家が地域の平和のために地域会議を開催することとなった
が、会議開催前に機密文書を積んだ飛行機がエベレスト南部に墜落してしまう。
その文書はヒマラヤ地区の平和的局面を脅かす可能性のあるものだった。インド
軍側は特別捜査官を自称する2人の男を緊急に派遣し、ヒマラヤ救助隊「Wings」
に機密文書を取り戻す手伝いを依頼する。隊長のジアンは隊が深刻的な財政難で
あるという現実を前にガイドの依頼を引き受けることにする。標高8848m、氷点
下50度という苛烈な雪山の頂・デスゾーンに挑むミッションの背後で、世界規模
の陰謀が動き始めていた。役所が隊長のジアン役を演じるほか、「唐山大地震」
のチャン・チンチュー、ドラマ「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」のリン・
ボーホンらが顔をそろえる。
2019年製作／110分／PG12／日本・中国合作
原題：氷峰暴 Wings Over Everest
配給：アスミック・エース
写真はすべてweb上で公開されていたものです・・・
★ 結末が悲しい・・・
あらすじは・・・
ヒマラヤ地域の平和のため『ヒマラヤ公約』を締結する会議開催前、一機の飛行機が
エベレスト南部、通称デスゾーンに墜落。その飛行機には、平和のカギを握る重要機
密文書が載せられていた。墜落から3日後、ヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」
に、特別捜査官を自称する２人の男、ヴィクターとマーカスから、多額の報酬と共に
機密文書を探す依頼が入る。チーム・ウィングスは“ヒマラヤの鬼”と呼ばれるジアン
（役所広司）隊長中心に、エベレストで遭難した恋人を探し出すために入ったシャオ
タイズ（チャン・ジンチュー）、若く情熱を持ったヘリパイロット・ハン（リン・ボ
ーホン）らが日々危険なミッションに臨んでいた。またジアンは無謀な行動の多いシ
ャオタイズに亡くした娘の面影を重ねていく。危険なミッションと感じながらも、財
政難に悩むチーム・ウィングスは依頼を引き受ける。 残された時間は48時間。
酸素ボンベ残量も限られる中、死に至る場所・デスゾーンに向けて決死の登頂を始め
る。刻一刻と時間は過ぎ、様々な思いと世界規模の陰謀が絡まる中、世界最高峰の頂
には、予想もつかない事態が待ち受けていた・・・。
自称の特別捜査官は偽物、チーム・ウイングスのメンバーにも裏切者が居て思わぬ展
開となり手に汗を握る。機密文書はどうなったのか？隊員たちは？
シャオタイズは、エベレストで遭難した恋人を発見したが・・・
ちょっと悲しい結末。陰謀の犠牲は大きくデスゾーンでのガイドは決死を極める。
実際の高所登山を経験したことはないが、映画故にと思いながらも現実的でない氷壁
に挑むシーンもあった。しかし、ヒマラヤの山々の景色やエベレストの頂上に立った
シャオタイズのシーンには感動を覚えた。でも・・・・。
見応えのある映画だと思います。観に行って良かった・・。