濡佛如来

北上川の河口部、石巻市雲雀野という場所にあり、地元では濡れ佛っつあんと呼ばれてる。

ちょっと大げさかな？

濡れ佛は、1818年建立の釈迦如来坐像。
元禄期に鋳造後石巻へ船で輸送中に遭難し海中に没したが、後に北上川の河口へ漂着したと伝えられる。


濡れているように見える事も、この名前に繋がる。
なんと両側から横に行って触れる事が出来る。
特別に濡れている訳ではないようだ。

あまりにもひっそりと建っていて、見逃してしまいそうな所にある。

この界隈は昔は魚市場があったりして、かなりの賑わいがあったのだろう。
今でも、古い建物があちこちに残る。



今では見ないが、昔はよくあった感じの建物。

裏道にはいれば、味噌醤油の醸造元。
新しい家も増え、昭和の感じが減ってきているが、仕方が無い事。