黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

仏像 防犯か信仰か

2009-02-09 18:28:33 | 仏教・神道・寺社一般
先日の京都新聞で上記のテーマの記事が載っていました。
昨年から京都市内などの寺院で仏像の盗難が相次いでいるそうです。
毘沙門堂、東寺、仁和寺、等持院、建仁時・・・。
仏像マニアか売却目的なのかは犯人が逮捕されないとわかりませんが、
いずれにしてもとんでもない罰当たりな盗賊です。

盗難にあったのはカギのかかっていないお堂などから盗まれたそうですが
中には白昼堂々と盗み出す姿がカメラに映っていたところもあったそうです。
たしかに参拝者の比較的多い昼などにまさか盗賊がいるとは思わないので
その瞬間を見たとしてもお寺の関係者だと思うかもしれませね。

各寺院では対策で頭を悩ませているようで、拝観してもらってこその仏像だから
見えにくくするのは信仰の精神に反する・・・という意見がある一方で盗まれたら
元も子もない・・・という意見もあるそうです。これは参拝者側でも意見が
分かれるでしょう。僕はどちらの考えも間違いのないもっともなことだと思います。
どこで妥協点を見つけるか・・・ですね。

安置している仏像を動かすと警報が鳴るシステムが安価で簡易的にできないですかね。
万引き防止ゲートみたいなもん。CDやDVDでも多量対応できているから仏像にも
有効だと思うんですけどね。所詮素人考えですけど・・・。

黒駒思いのままの記」←こちらも見てやってください。

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