舎利礼文（しゃりらいもん）

寺院には多宝塔・三重塔・五重塔・・・など多種多様な塔（ストゥーパ）が
ありますが、これは仏舎利（釈迦如来のご遺骨）を奉安するものです。

総称して仏塔・・・この仏塔の前で読誦するにふさわしい経文が「舎利礼文」です。
内容は「仏舎利を礼拝することにより釈迦如来と同心同体となり衆生と利益する
ために菩薩行を行うことを誓う」という意味です。短いけど奥の深い経文です。

一心頂礼　万徳円満　釈迦如来 　　
真身舎利　本地法身　法界塔婆
我等礼敬　為我現身　入我我入
仏加持故　我証菩提　以仏神力
利益衆生　発菩提心　修菩薩行
同入円寂　平等大智　今将頂礼

　　　　　　　　　　　　　　　　合掌

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