6月24日に芥川の西之川原橋で生き物調査を行いました。この付近は一昨年の台風で護岸が壊れていたため、この冬に大々的に補修工事を行っていました。今回の補修では、川底に大きな石を置いて隙間を作る、落差工(段差)の下に土管を埋めて隠れ家を作る、落差工に魚みちを作るなど、生き物に配慮した工事になっています。
当日は水グループと市民の方で魚とりを行い、オイカワ、カマツカ、ドジョウ、シマドジョウなど、7種類の魚とヤゴなどの水生昆虫、ウシガエルなどが捕れました。今まで多く見られたカワムツが1匹しかとれず、工事で淵がなくなった影響が見られました。今年の大雨で川底が洗われて泥が流されれば、もっと多くの生き物が帰ってくると思います。