2022年10月14日(金)晴れ
場所:萩谷フィールドA
参加者:11名(講師・スタッフとして)
阿武山公民館主催講座「萩谷で竹炭作りを体験しよう」が開催され、里山グループから講師・スタッフとして参加しました。
講座
まず元梅花女子大学教授 圓入克之先生による「なぜ灰にならずに炭はできるのか」の講座がありました。
普通に木を燃やすと、木の成分と空気中にある酸素が科学反応で結びつきます。そして炭酸ガスなどの気体になって出て行き、灰が残ります。
炭焼き窯の中は、空気が少ない状態で木を焼く構造になっているので、高温になっても木の成分と結びつく酸素がなく、木の大部分である炭素がそのまま残って炭になるのです。
空き缶で作った簡易炭焼き器による実験。中で焼かれて炭になったのは、蓮の額、木の実、エノコログサ。
折り鶴も炭になります。
炭焼き窯の見学と体験
窯の片方には、これから焼くための四つ割りにした孟宗竹をセット、もう片方の窯には、焼き上がった炭。
これらを見学しながら、竹のセットの手順を説明。
受講者による竹の四つ割りの体験。
竹炭のレシピも紹介
竹伐り体験
全受講者にプレゼントの竹炭と、竹の花瓶入り多肉植物
会場の横にはフジバカマが咲き乱れ、アサギマダラが飛び交って幻想的な風景でした。
里山グループからの参加メンバーです。
受講者のみなさん、お疲れ様でした。またご参加ください。