2月2日(木) 午前
第30回「環境活動の輪を広げる」
講師 近畿大学総合社会学部 環境・まちづくり系専攻教授 久 隆浩 さん
場所 クロスパル高槻 401会議室
第10期たかつき市民環境大学最後の講座です。あとは午後からのワークショップと2月16日の
卒業式を残すのみです。
当初予定されていたテーマ「これからの都市・まちづくりのあり方」から表記のテーマに変更と
なりました。
冒頭、環境問題の質が変わってきており(企業から住民生活が原因のものが主流)、現在では地球規模
の問題へと変遷している話から始まりました。
地球環境問題の解決には住民の理解と行動が必要であるが難しい 。これを解決するためには?
↓
環境活動の輪を広るための戦略、方法論(STPマーケティング・〇〇ピッチ・ストーリーテリングなど)を
説明され、自律性を高める方法をビデオを介して紹介されました。
最後に自発性重視の運営(働きアリの法則・集団1/5の法則)が地域活動に活かせられる話しで講義を
絞められました。
初めて聞く用語や言葉が多いにもかかわらず、その都度具体的な例を挙げて説明して下さり、
受講生からもたいへん参考になったとの感想が多く寄せられました。
午後
「ワークショップ」
講師 運営スタッフ
場所 クロスパル高槻 視聴覚室
例年、大学から提示された環境に関する三つ程度の課題から関心・興味を持ったものを選んで
同じ課題を選択した受講生同士のグループで討議していましたが、今年度はあらかじめ12名の
受講生を6名ずつA・Bグループに分けて、事前に各グループで自主的に課題を決めてから、
討議してまとめあげる形式で進めました。
話し合いの時間も2グループのため例年より長く、熱のこもった活発な意見・討議が交わされました。
Aグループのテーマは身近なところから考える環境保全。
(食品ロスをなくす/電気・ガスの使用量を削減)
Bグループのテーマは資源を大切にする。
発表の段階でも特定の人に偏らず、一人ひとりがぞれぞれ発表或いは感想を述べてまさに全員参画の
ワークショップとなりました。
最後の討論でも一人ひとりこれからの決意表明を行ない締めくくりにふさわしい時間を持つことが
できました。
次回
令和5年2月16日(木)10:00~12:00
「卒業式」
場所 生涯学習センター3階 第2会議室
以上