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西国街道シリーズ(第10回) 水無瀬の滝

2024-10-13 11:19:56 | チャレンジンググループ

2024年10月9日(水) 場所:JR山崎~JR島本 天気:晴れ  参加12名 

行 程:JR山崎 ⇒ 離宮八幡宮 ⇒ 関大明神社 ⇒椎尾神社 ⇒ 水無瀬の滝  

    ⇒ 東大寺公園 ⇒ 水無瀬神宮 ⇒ 桜井駅跡 ⇒ JR島本 

西国街道に沿って、歴史的名所の「水や油」にゆかりのある神社や水枯したことのない滝などを訪ねました。

平安時代、嵯峨天皇の離宮(別荘)であった地に、大分の宇佐八幡宮から八幡神を勧請したことから離宮八幡宮と称したと説明がありました。

油の製造と販売で栄えたことや、大河ドラマ「光る君へ」主人公まひろの夫・宣孝の山城の国府があった所でした。大鳥居の額「離宮八幡宮」の文字は、ドラマでも登場する書の名人、藤原行成の手によるものです。

菅原道真が大宰府へ左遷される途中、休憩した「こしかけ石」や永井直清(後の高槻藩主)が奉納した手水鉢が残るなど歴史深い所でした。

サントリー山崎蒸留所の奥にある椎尾神社、かつて西観音寺という寺院でした。天王山ハイクの宝積寺で見せてもらった閻魔さまはこの閻魔堂に居られました。メンバーから差しれのおやつで休憩、正しく分配中、いつもありがとうございます。

名神高速道路の天王山トンネル付近にある水無瀬の滝、かなり分かりにくい所にあります。高さ20mで水枯れしたことが無いと言われ、藤原家隆など古くから歌に詠まれた名所です。

自然観察会に突入、名神高速道路工事で現れた天王山断層露頭と道端の植物観察です。

水無瀬神宮にて、石川五右衛門が神宝の太刀を盗もうとしたが、足がすくみ入れず門に手形を押して立ち去ったと伝えられています。大阪府で唯一、名水百選に選ばれている「離宮の水」で水分補給。

ゴールの桜井駅跡、楠木正成と子との「桜井の別れ」で知られています。街道の要所で馬など旅に必要なものを備えた宿駅の跡です。前日の雨もやみ、残暑もようやく落ち着きハイキング日和に恵まれました。

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