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西国街道シリーズ(第8回)歴史遺産を訪ねて 阪急門戸厄神駅~阪急伊丹駅

2023-12-15 07:52:12 | チャレンジンググループ

2023年12月13日(水) 晴れ 場所:阪急門戸厄神駅~阪急伊丹駅   参加10名

 

行程: 阪急門戸厄神⇒髭の渡し跡⇒師直塚⇒昆陽寺⇒伝泉式部の墓⇒多田街道分岐⇒

   有岡城跡⇒岡田家住宅・酒蔵⇒阪急伊丹  歩行距離/約10㎞

 

今回は、江戸時代の武庫川の渡し跡や、奈良大仏の建設にかかわった高僧行基が建立した山門が立派なお寺、百人一首に登場する歌人、伝和泉式部の墓などを訪ねました。

暖かく穏やかな晴天に恵まれ武庫川の河川敷を歩くと、このような花畑に出会いました。

江戸時代の武庫川を越える渡し場の跡、近くに髭をはやした老人が営む茶屋があったことから、髭の渡しと呼ばれたそうで、行者堂と常夜燈がありこの近くに渡し場があったようです。

昼食はスーパーのフードコートのテーブル席でゆっくり出来、食後のコーヒーも楽しみました。

昆陽寺(こやてら)です。奈良大仏の建設にかかわった高僧・行基が建立した山門が立派なお寺、

布教とともに貧しい人を助けるために布施屋と呼ばれる無料の宿泊所を作った後身寺院といわれています。山門の大きさが集合写真でわかります。

南北朝時代の武将で、このあたりで戦死した高師直(こうのもろなお)の塚や、この付近に昆陽宿があり大名が泊まる本陣があったと案内板ありました。高槻市にゆかりのある能因法師がこのあたりを読んだ歌碑の横には、「すぐ中山」と書かれた道標もありました。

この道標にも「すぐ中山」と書かれていますが、「すぐ」とはどの位の距離?時間?と話題になりましたが、「すぐ」とは距離では無く「真すぐ行くと中山」という説明に一同なるほど!ガッテン!

百人一首に登場する歌人、伝和泉式部の墓を訪ねました。

百人一首に読まれた「あらざむこの世のほかの思い出に・・・・・・」

和歌の意味は、「私はもうすぐ死んでしまうでしょう わたしのあの世への思い出になるよう せめてもう一度だけあなたにお会いしたいです。」

の説明に、一度は言ってみたい。言われてみたい。と思いながら西国街道をてくてく歩きを続けるメンバーです。

伊丹から多田神社までの参道の多田街道と西国街道が交差する辻、「辻の碑(いしぶみ)」を見学、摂津の中心に位置することから「摂津のへそ」と言われています。

このあと、西国街道からはずれ大河ドラマで黒田官兵衛が幽閉された有岡城、伊丹の酒蔵へ向かいました。

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