ノーエコーの”Blue Valentine’s Day”

　ナイアガラカレンダーの２月､ったらエコーびしゃびしゃで､それがいい雰囲気を醸し出してたんだけど

http://www.youtube.com/_q8YgaHV0SI

　YouTubeにノーエコーのが揚がってた件｡
　生前､色々なテイク違い､アレンジ違い､リマスターのリマスター等々色々やってたのは周知だけど､散々悪あがきした後で｢ノーエコー｣｡
　まぁ｢新春放談｣でも､フィル･スペクターの聴き所はエコーの無いとこを聴くのがミソ､と仰ってたけれど､それが全くノーエコーってなると目の前で開き直られて呆気にとられた感じしかしない訳で､もう笑うしかなかった｡
　晩年､もう全然歌う気配すらなくって､最後小津映画のロケ地解読とかやってて､明後日の方向すら向いてたからな･･･ホトホトミュージシャンだったことに疲れてたんじゃないか？そんな気がしてくるんだよね｡