ボツ画像と思い出の町

中学３年の時に引っ越す以前は
自分が通ってた小学校から
歩いて40分のﾄｺに実家があって
祖父母とかと一緒に住んでた訳ですが
逆に､裏庭の方向に歩いて20分しかかからないﾄｺには
隣の学区の小学校があって
そっちに通っていた中学の同級生には
｢こっち来れば楽だったのに…｣とか
よく言われた程でした｡

何せ畑と田んぼ､そして魚が住んでるため池と用水路が
近くにあるものですから
時々一人でその自然を相手に遊んでおりました｡
遠くの街中より近くの自然｡
思えば人づきあいが苦手な性格はこの辺りに
そのもともとの由来があるんだと思います｡

こないだケータイで､住宅地図で有名な
ゼンリンが地図アプリを出していることを知りまして
それをダウソして楽しんだのですが
たまたまそれで田舎の方を見ていたら
昔よく買い物をした商店がまだ残ってることを知り
どんな風になってるか様子を見てきました｡
その商店は相変わらず商売をやってるみたいでしたが
よく自転車のパンクを直しに行った自転車屋は
すでに看板を下して廃業していました｡
このほかあったはずの家が無くなって更地になっていたり
手釣りでハヤを釣った防火用水池のあった所に
新築の家兼事業所が建っていたりと
町の様子は20数年も行ってないうちにこれほどとは･･･と
驚くぐらいに変わっていました｡

でも､この自然だけは殆ど昔のまんま｡

・・・のように見えました｡
っていうのは､まぁちょこちょこと
細部で変わってたところは変わってたんで
まんま､ってことはなかったんですが｡
それでも､昔見たままの風景の多くが残っていたのには
正直ホッとしました｡
今度来た時には､釣り竿持って遊びに行こうかな？

実家には徒歩で帰りましたが
ＧＷのことゆえ同級に声かけられないかと
内心ドキドキしてました｡
幸か不幸か彼らに会うことはなく
声も聞こえず､人影すら見えない状況で
静かな町中を一人でテクテクと歩いて帰ったんでした｡