(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

浅虫(土屋)の583系「はつかり」

2022年12月12日 | ぎゃらりぃ「チラ裏」
 俺が就職、上京してからは暫くとうほぐを顧みることは殆んどなかったけれど、「山線」が色々とヤヴァくなってきた頃「次は・・・」って事を考え始めた際に「かり電撮りに来い!」だの「583系撮りに来い!」だのと熱烈に誘ってきたのが、仙台の「H.W.」だった。
 弁は立つわ、話は面白いわ、更に加えて金失の技量では当時のヌコ屋の見開き飾る位上手いわで、今でも尊敬している金失の一人である。尤も、金失が上手い人間に碌な人間がいないのは世の常で、「オレも後から行くから」と言った癖にすっぽかすとか、当たり前のように約束を破ってはなかったことにするような「ヒドい」奴でもあったが、そんなウィークポイント以上に金失に関する情報量と知識と上手さが魅力的な奴だった。
 そんな「H.W.」に誘われて、かつ「H.W.」を超えたくて583系を追っかけた時期があった。東北新幹線八戸開業直前の2000年から2002年の夏である。
 2001年5月4日、この時もあいつは行くと言っときながら来なかったような記憶がある。自分で言っといて肝心の時は来ないとかしょうがねぇ・・・wそう思いつつ、反面では「じゃあみてろよ、撮ってやるから」とやる気を出していた。実弾にRVP持ち込んでた、って言えばその程は分かって貰えるだろうか。
 列車は8033M「はつかり133号」、場所は西平内~浅虫温泉間の「土屋」と、ヤツが力説する通り。まぁ、あんまり知らない所で冒険するより安パイ拾った方がいいわけではあるが、当日青森の天気もいいということだったし、「東北本線で午後の下りったら此処しか順光で撮れる所ねぇから!」と言う意味が納得できたこともあって従ってみた。
 晴れると聞いた当日は猫の目天気で、ちゃんと撮れるかも危ぶまれた。しかし幸い日頃の行いが良かったのか、結果は・・・ご覧の通りである。

「土屋クランク」を行く「はつかり133号」
(西平内~浅虫温泉間にて:04.05.'01)


 

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